2018年総まとめ|ブログに対するスタンスが大きく変わった1年でした。

あっという間の1年でした。

あと数時間で2018年が終わってしまいますが、最後の最後に総まとめをしておきましょう。これをやらないと年を越してはいけない気がするのです。


月単位でプレイバック

まずは今年のできごとを月単位で振り返ってみましょう。軽い感じでいきますよ!

1月(8記事):ドライブ動画とか撮ってた

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ソニーのアクションカムを車載して動画を撮ってました。今はGoPro HERO7 Blackでもっときれいに撮れるので、また作りたいですね。

アクションカムで夜のドライブ動画を作ってみた。 – starnote*
車載動画リベンジ! 以前、アクションカムをクルマのダッシュボードに置いてタイムラプスを撮影してみたことがありました。しかし、きちんと固定していなかったためカメラが横を向いたり、タイムラプスにそぐわない山道を走ったりなど、散々な結果でした。 → ドライブしながらアクションカムでタイムラプス撮影をしてきたよ。撮影方法から感想や反省点まで。 なのでそのリベンジをやってみましたよ、というお話です。今回はタイムラプスではなく、普通に動画を撮影しました。 完成品 まずは完成品をご覧ください。 もっとおしゃれな感じに仕上げたかったのですが、僕の技量ではこれが精一杯でした。もっと極めないとね。 機材について。車載動画のシーンはソニーのアクションカム「AS200V」で、クルマに乗り込むシーンはソニーのミラーレス「NEX-7」+「E 20mm F2.8」で撮影しています。 技術的な話をすると、今回の映像フォーマットは1080p・60fpsです。秒間60コマなので滑らかな映像になっているかと思います。本当は4Kで撮影したいんですけどね。僕の機材ではフルHDが限界でした。 音楽はSoundCloudから拝借。CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスのものを使っています。詳細はYouTubeの説明欄に書いたので、そちらからお願いします。 また、編集はAdobe Premiere Pro CC 2018を使いました。撮影した映像に「Fuji F215 Kodak 2395」というカラーフィルターをかけ、上下に帯を着けて映画っぽく仕上げています。 前回の反省を踏まえて 前回は撮影に関する反省点がいくつかありました。 振動によるズレ まず1点目は「走行中の振動でズレていく」という問題。 ソニーのアクションカムに「JOBY Micro Tripod」を装着してクルマのダッシュボードに置いているというのは、前回と同じです。 JOBY ミニ三脚 マイクロトライポッド (ブラック/グレイ) N 014094【国内正規品】posted with カエレバ ジョビー 2015-11-06 Amazon楽天市場Yahooショッピング

アクションカムで夜のドライブ動画を作ってみた。


2月(0記事):就活で大変だった

就活で長崎⇆東京を行ったり来たり。エントリーシートを書くのにも追われていました。ブログを放置してしまった1か月間でした。楽しみにしてくれていた方には申し訳ない。

2月の記事ではないですが、就活の記事を貼っておきます。

薬学系博士課程に通う大学院生の就活のリアル。 – starnote*
博士課程に在籍している人の就活の情報って、驚くほどネット上に転がってません。 博士課程の選考スケジュールは経団連の協定の影響を受けないので、企業によってバラバラ。しかも、このスケジュールにはリクナビやマイナビなどの大手就活サイトも対応していないため、能動的に情報を集める必要があります。 だから、僕がこれまで手探りでやってきたことを、ある程度体系化しようと思いました。今回は「薬学系博士課程に通う大学院生の就活」の概要について。 この記事は、大学院生向けの就活サイト「アカリク」が主催する〈アカリク アドベントカレンダー 2018〉に参加しています。 → アカリク アドベントカレンダー 2018 就活してました ブログには初めて書きますね。 ご無沙汰しております。生きてます。就活のためネットから身を潜めていました。無事に内定が出て、来年4月から霞ヶ関で働くことになりました。東京の皆さん仲良くしてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2018年6月7日 そうです。ダサいダサい黒無地のリクルートスーツを着て、就活生だということを無駄にアピールしながら、東京や大阪を歩き回る。たまに同じような格好の人とすれ違うと、何とも言えない一体感を抱くことができます。 今回はできるだけ「コスパのいい就活」というのを心掛けました。基本的に交通費の出ない説明会には行かないということです。特に僕は九州からの参加となるので、東京まで往復するとなると3万円かかります。高頻度に行ってたら破産してしまうよ。 なので、交通費に見合うリターンを得られると判断したときだけ、自腹を切って東京まで向かいました。交通費を支給してくれる選考には躊躇なく行けるんですけどね…。 薬学系の博士課程に通う大学院生の進路 そもそも、博士課程の大学院生の進路とは? 大学教員としてアカデミアに残る ポスドクとして研究を続ける 企業や官公庁に就職する という3つのルートが考えられます。 いずれにせよ、博士課程では研究を行うのが仕事なので、そのスキルを生かすことのできる職に就くのが、最もストレートな進路でしょう。 ここで言う「研究」とは、実験を行ってデータを集めるスキルだけではありません。

薬学系博士課程に通う大学院生の就活のリアル。


3月(9記事):近場をドライブしてた

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景色のいいところに行ったり、咲き始めた桜を見に行ったり。就活の合間に気分転換で長崎県内をドライブしてました。

山の頂上にそびえ立つ巨大な構造物。星鹿城山展望台。(長崎県松浦市) – starnote*
車1台がなんとか通れる山道を上った先には、おおよそその場所には似つかわしくない巨大な構造物がそびえ立っていました。 久しぶりのブログ。そして、久しぶりの「Drive! on cube」。このシリーズを前回書いたのは2016年8月のことでした。今回ドライブしてみたのは、長崎県の北部に位置する「松浦市」。生まれて初めて行ってみたのですが、道の駅で情報収集していたら面白そうなものを見つけたので行ってみました、というお話。 長崎県松浦市 松浦市は長崎県の北部に位置する、人口2万人あまりの街。 Wikipediaから引用すると 律令制下では肥前国松浦郡の区域とされた。平安時代後期の延久元年(1069年)、源氏(嵯峨源氏)の流れを汲む源久が松浦郡宇野御厨の検校となり、現在の市域にあたる梶谷に住み松浦久と名乗り、太夫判官と称して松浦郡・彼杵郡の一部及び壱岐郡を治めた。この松浦久のもとで松浦党と呼ばれる武士団が結成された。松浦党は水軍として有名で、元寇でも活躍している。 とのこと。なるほど。 道の駅で情報収集 行き当たりばったりでここまで来てみたものの、初めて来た土地なので右も左もわからない状態です。なので面白いネタを探しに道の駅に赴いてみました。 案内板を見ていると、他のと比べてなんだか違うオーラを放つ写真がありました。 拡大。 星鹿城山?なんだこれ!?なんか綺麗そうだぞ!でもそもそも何て読むんだ?(後で調べたら「ほしか・じょうやま」でした。) という経緯で、早速行ってみることにしました。 山道を抜けると 道の駅から15分くらい車を走らせ、発電所を横目にして、漁港を越え、Googleマップに案内されるがままに運転すると、こんな道に辿り着きました。 おいおい、絶対間違ってるよ。でもUターンできないし。。。対向車来たら終わりだよなー。とか思っていると、 合ってたみたいです。ここまで通ってきた道と全く似つかわしくない巨大な構造物が目の前に現れました。 入口には立派な石碑がありました。 星鹿城山(ほしかじょうやま) 建久2年(1191)、源頼朝の命でこの地に下向した加藤左衛門重氏がこの地に刈萱城を築き、その後城を棄てて紀州高野山に移ったと伝えられています。 → ながさき旅ネット 近づいてみましょう。

山の頂上にそびえ立つ巨大な構造物。星鹿城山展望台。(長崎県松浦市)


4月(12記事):まともな記事が増えてきた

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それまでは大したことない記事ばかり書いていましたが、このあたりから今でもよく読んでもらえる記事を量産し始めたように思います。今にして思えば、ドリップの2人に会えたのが転換点だった気がしています。

僕のMacBook Proを快適にしてくれる設定やアプリ。 – starnote*
気がつけば、Macを使い続けて10年目。 Macを買ってまずはじめにやること。アプリのインストールはもちろんですが、作業効率向上のためには「操作のカスタマイズ」が重要です。特に、大きなトラックパッドを自分が使いやすいように設定する。これこそがMacを使うことの醍醐味だったりします。 今回は、僕が行っている「作業効率アップ」のための設定やアプリを厳選してご紹介したいと思います。もちろん、使いやすさには個人差があると思うので、参考になる部分だけ参考にしてもらえると嬉しいです。 「Macを探す」をオンに 作業効率には関係ありませんが、このような記事を読む方はMacを使い始めたばかりの方が多いと思うので、書いておきます。 無くしてからでは遅いので、まず最初に「Macを探す」をオンにしましょう。いろいろな場所に持ち歩くMacBookは、保険的な意味でもオンにしておいた方がいい。 また、MacBook Proのように高価な製品では、盗難に遭うという可能性も捨てきれません。そんな場合でも見つけられる可能性を少しでも上げるために、オンにしておきましょう。 設定方法は、「システム環境設定」を起動して、iCloudの設定に入り「Macを探す」のチェックを入れるだけ。5秒で終わるので、オンにしていない人は今すぐ設定するべし! ここからが本題です。まずはトラックパッドの設定から。 トラックパッドを設定しよう MacBookシリーズの強みは、大きくて滑りのいいガラス製のトラックパッドです。僕はこのためだけにMacを使っていると言っても過言ではありません。 まずは「システム環境設定」を起動して「トラックパッド」の設定に入りましょう。まずは1ページ目「ポイントとクリック」から。 「タップでクリック」はオフにしています。昔はオンにしていましたが、12インチMacBook(2015年モデル)を買ったときにオフにしました。今使っている13インチMacBook Pro(2016年モデル)でもずっとオフにしています。 それはなぜか。2015年モデル以降のMacBookシリーズに搭載されている「感圧タッチトラックパッド」ではクリックのために押し込む力が小さくて済むからです。しかも押し込んだときのクリック感が気持ちいいんですよ。

僕のMacBook Proを快適にしてくれる設定やアプリ。


5月(11記事):もっとアカデミックな発信を

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せっかく博士課程の学生をしているので、もっとアカデミックな内容を書きたいと思い、学会発表のスライドに関する記事を書きました。

出した当時も反響が大きかったですが、今でもstarnote*の人気記事TOP3に入っています(「学会 スライド」で検索すると1位に出てきます)。

学会発表における「スライド」と「デザイン」の、切っても切れない関係。 – starnote*
研究をして成果が出た以上、「それを広く社会に知らしめる」という責任がある。 その手段として「論文」や「学会発表」が存在する。論文は文章を使って説明できるので、できるだけ詳細に書くことで読者との理解の共有を図ることができます。一方、学会発表(特に「口頭発表」)は時間制限があるために、簡潔にわかりやすく説明しなければならない。 だから、発表者は「聴衆が一目で理解できるスライド」を作るに越したことはありません。それを実行するために、スライドデザインという観点では何ができるのか、というのが今回のお話。 スライドは補助的な役割 よく忘れがちな視点ですが、あくまでも「口頭」発表であるということを、僕はいつも心掛けています。発表の主体となるのは「自分が話す言葉」であって、スライドではない。だからスライドは補助的な役割として、口では伝えにくいものを記しておけばいい。 つまり、スライドに載せるのは「イラスト」「表」「グラフ」などが主体になります。長々と文章を書くのはNGです。スライドに書いてある文章って読むのが大変だし、聞いている方もうんざりしてきます。 重要なのは、スライドを作るときに「自分が聴衆の側としてこのスライドを見たときに、初見で理解できるかどうか」という視点を常に持っておくことです。 スライドを作るスキルも必要ですが、それよりも「相手の立場に立ったホスピタリティ」の方が大切。聴衆に配慮したスライドなら、多少スキルが劣っていても、みんな理解しようとしてくれます。 まずは、このような思いの下で、僕が作ったスライドを紹介します。 僕が作ってきたもの 論文であれ学会発表であれ、決まった流れがあります。 背景:その分野で既に明らかになっていることや、これからの課題 目的:その課題を解決するための仮説に基づいた研究目的 方法:具体的な実験のやり方 結果:実験の結果 考察:結果を踏まえて言えること 結論 この流れの中で、特に気を配って説明しなければならないのは前半部分です。 つまり、聴衆と「背景」「目的」「実験方法」の理解を共有しておかないと、そのあとの「結果」「考察」「結論」は理解してもらえない可能性が高い。だから、スライドの前半部分は特に気を配ってデザインを作り込む必要がある。このように考えます。 背景

学会発表における「スライド」と「デザイン」の、切っても切れない関係。


6月(6記事):就活の重荷が下りる

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6月には無事就活が終わりました。納得のいくところから内定を頂けたのでいいかなーと思っています。来年からは東京に引っ越すので、仲良くしてもらえると嬉しいです。特にBTPの皆さんよろしくお願いします。

僕の就活スタンスは「波長の合う会社を見つける」ことでした。 – starnote*
ひとことで言うと「のめり込みすぎない」ということ。 就活は、人生における大きな転換点です。だから小さな可能性さえも取りこぼしたくなくて、必死になって会社説明会に行き、少しでも興味のある企業には片っ端からエントリーし、全力で取り繕って面接を受ける、ということをやりがち。 でも、そんなスタンスで取り組んでいると、いつか限界が来るのは明らかです。キャパオーバーで体調を崩してしまったり、精神的に参ってしまったり。 だから、少しだけ距離感を持って、冷静に就活に取り組んでみてもいいんじゃない? 前回の記事はこちらです。 この記事では「博士課程」からは少し離れて、僕個人として大切にしていたことを中心にまとめます。 要は「自分と企業とのマッチング」なのです これに尽きます。 その会社の社風と自分が合わなかったら、企業側だってそんな人を採用したいと思わないでしょう。もし仮に採用されたとしても、自分がついていけなくなって、いつかギブアップしてしまうかもしれない。 それがいくら「自分が希望する事業を行っている企業」であっても、です。もし自分に合わない企業だったら、時にはきっぱり諦めることも大切。 よく「就活は恋愛に似ている」と言われますが、まさにそのとおり。自分自身と、その企業との「相性」がよくなければ、絶対に長続きしない。こう思っています。 だから僕は「自分と波長の合う人々がたくさんいる会社を見つける」ということを、就活の中でいちばん大切にしていました。 具体的には、性格診断や面接で一切着飾らないということを実践しました。そのままの自分の「素(す)」を出す。面接での受け答えでも、自分の思っていることを素直に吐き出すようにしました————もちろん、誹謗中傷をしないとか、相手の悪口を言わないとか、人として最低限のラインは守りますよ。 そのせいで(かどうかはわからないけれど)、合わないと思われた企業からは容赦なく落とされます。 あるがままの心で 生きようと願うから 人はまた傷ついてゆく と歌った詩がありますが、傷ついても「あるがままの心」で就活を続けることが、その後の人生にプラスになると思えたのです。 とにかく楽しまないとやってられない

僕の就活スタンスは「波長の合う会社を見つける」ことでした。


7月(8記事):オピニオン記事に挑戦

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2018年下半期は僕の個性をもっとブログに出していこうと決めたので、それまでは引っ込めていた自分の意見を記事にしました。

「広める」という任務|論文を投稿するだけの時代から、その先へ。 – starnote*
ジャーナルに論文を投稿して、査読をクリアして、掲載されたら任務完了。でも、本当にそれだけでいいのでしょうか? 僕たち研究者は、自らが立てた仮説を実証し、その結果を論文にして広く知らしめる。このようなミッションがあるはずなのに、「知らしめる」部分を軽視しすぎていないか? つまり、論文を投稿するだけで満足せず、「他の分野の研究者」や「研究者ではない一般の方」がわかるような形で、研究成果を発信することが必要なんじゃないか、というお話。 まず最初に。 僕は現在薬学系の博士課程で研究しています。そのため、見聞きしたことや感じたことなどは、その周辺領域での話だということを念頭に読んでいただけると助かります。 また、この記事で書く内容は現時点では自分もできていないことなので、大きな顔して言うつもりはありません。 でも今後取り組んでいかないといけないことだと思っているので、こうして記事にしています。自分への戒めも込めて。 → 詳しいプロフィールはこちら シェアしないと広まらない たとえば、旅行の動画を作ってYouTubeに投稿したとしましょう。 もしあなたが有名人なら、そのまま放置していても再生回数は自ずと伸びるかもしれません。 しかし、僕のような一般人だと、投稿しただけでは伸びない。トップページにピックアップされたり、自動再生で流れてくるのもあるかもしれませんが、微々たるものでしょう。 実際、先月アップしたVlogだって記事執筆時点での再生回数は60回程度です。(見てくれた方はありがとうございます!) つまり。 いくらインターネットで世界中につながっているといっても、自分のコンテンツを見つけてもらう努力をしなければ、誰もたどり着けない。 その状況を打破するためには、「広める」ということがとても大切。 『milieu』編集長の塩谷舞さん(@ciotan)が言うところの「まるで無人島でお祭りを開いている状態」という表現が、非常に的を射ています。 コンテンツを作った先の広める役割がとても重要。その努力をしないのは「まるで無人島でお祭りを開いている状態」。そもそもお祭りをしていることに気づかないから、だれも来てくれないのは当たり前です。 → 「伝えたい」ものを「届けたい」ところへ。”無人島でお祭り”にならないWebコンテンツづくり – 朝日新聞デジタル&M

「広める」という任務|論文を投稿するだけの時代から、その先へ。

そのあとの投稿ではこの記事を出した意図について説明しましたが、これ以降僕のブログに対するスタンスが少しずつ変わっていったように思います。つまり、もっと自分の意見を書くようになりました。

こうやって自分が考えていることを記事にすることで、ブログで自分の個性をもっと出すことができる。そう思いながら書きました。

2018年下半期の方向性について|自分の個性とブログの輪郭


8月(5記事):アカデミックな記事に比重を

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「博士課程をイメージしてみよう」というシリーズを3本出しました。博士課程に関する情報はとても少ないので、誰も入学前に教えてくれなかった情報をネット上に蓄積したい。そう思って書いていました。

博士課程をイメージしてみよう①|「時間」と「お金」の話 – starnote*
進学前には誰も教えてくれなかったことを。 「個人」の価値が重視される時代になると、PhD(博士号)を持っていることが重要になってくる。すでに欧米ではそのような社会になっているので、遠くはない未来に日本もそんな時代を迎えるでしょう。 そのPhDを取得するためには、大学院の博士課程(博士後期課程)で研究をしなければなりません。でも、進学に対して必要な話をしてくれる人があまりいない、というのが現状です。 そこでこの記事では、「時間」と「お金」にフォーカスして、博士課程の学生の現状をお伝えします。 僕について 2009年に国立大学の薬学部6年制課程に入学し、2015年に卒業。そのまま博士課程に進学して、現在D4(博士課程の4年生)です。2019年3月修了予定。 6年制課程を卒業すると、薬剤師として就職する人がほとんど。そのまま博士課程に進学するというのは、学年40人中1〜2人くらいしか進まない道なので、かなりのレアケースです。 と、ここで長々と自己紹介をするのもアレなので、もっと詳しいプロフィールはこちらからどうぞ。 → 著者プロファイル 博士課程の修学期間 まずは一般論。 日本における大学院の場合、ベースになる学部の上に研究科が設置してあることがほとんどです。大学には4年制学部と6年制学部があり、それぞれの大学院は以下のようになっています。 4年制学部 → 2年修士(博士前期)課程 → 3年博士後期課程 = 9年 6年制学部 → 4年博士課程 = 10年 薬学部は混在している 他学部の方には関係のない話なので、読み飛ばしてOKです。 そもそも前提として、日本における薬学部は6年制と4年制が混在しています。6年制は薬剤師免許をとることを目的としたコースで、4年制は薬剤師免許を取得せずに研究者になることを目的としたコース。 ただ、あくまでもこのコース分けは薬剤師国家試験の受験資格を得られるかどうかで分類したものです。 どちらのコースも卒業論文をまとめないと卒業できないので、研究は行う必要があります。そのため、薬剤師免許を取得できる6年制コースの上にも、研究を行う博士課程の大学院があります。 つまり。 薬学部の大学院には「修士(博士前期) → 博士後期」「博士課程」の2種類のルートがあるということです。 さらに、4年制 →

博士課程をイメージしてみよう①|「時間」と「お金」の話


9月(8記事):LINE@をはじめる

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もっと読者に近い存在になりたかったので、LINE@を始めました。記事の感想を送ってくれる方々がたくさんいて、本当に始めてよかったと思っています。

友だち追加

皆さんが使っているLINEに、更新情報を直接お届け。トークも利用できるようになりました。 – starnote*
実際にやってみたら「なぜ今までやらなかったのか」と思うこと、誰しも経験があると思います。 僕はできるだけ後悔したくないので、少しでも気になったら早めに手を出すことにしています。だから性格診断とかをやると、「新しもの好き」「挑戦的」という文言が並びます。 でもこれまで、このツールに手を出してみる、という発想に至らなかった————。 これまでのstarnote*の購読方法 好きなブログを購読するとき、どんな方法を使っていますか? たとえば、ブログの著者のTwitterアカウントをフォローすると、更新をお知らせするツイートをキャッチすることができます。また、Twitterで更新通知専用のアカウントを開設しているブログもありますね(うちはやってないんです。ごめんなさい)。 あとはFeedlyなどのRSSリーダーを使う方法。この方法は比較的古くからあるため、インターネットを昔から使っているような人が利用しているような印象です。ちなみに僕はFeedly派です。 これまで、当ブログを購読しようとすると、Twitterで僕のアカウントをフォローするか、RSSリーダーに追加するしかありませんでした。 現代的で、かつ確実に、更新情報をお届けできるツール しかし、Twitterをフォローしても、日々の僕のツイートがノイズとなってしまい、更新情報を見逃してしまうかもしれない。 一方、確実に更新情報を受け取れるRSSという方法は、仕組みが古いために少し難しいと感じる人だっている。だから最近は下火になってきているのでしょう。 現代的で、かつ確実に、更新情報をお届けできるツールが欲しい————。そうか、いいものがあるじゃないか。 LINE@はじめました そう、LINEです。 いまや立派なインフラとなり、スマホを使っている日本人ならだれもが使っている、あのLINEです。 LINEでは、事業者向けにLINE@(ラインアット)というサービスが展開されていて、皆さんのトークルームに一斉にお知らせを送ることができるのです。 この仕組みを使うことで、確実に更新情報をお届けすることができる。 さらに、読者の皆さんの側から僕に対して、個人的なメッセージを送ることもできます。それに対して僕が返信することも可能です。なんてすばらしいんだ。

皆さんが使っているLINEに、更新情報を直接お届け。トークも利用できるようになりました。


10月(6記事):台湾で写真と向き合った

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動画に手を出したりしていましたが、もう一度原点に返ってみようと思いました。

技量がないくせに、臨場感が伝わらないのを写真のせいにして、動画を撮影することに逃げていた。そう思った。

写真と向き合う旅を、台湾にて。

撮ってきた写真はただいま連載中です。よければこちらのシリーズもご覧ください。

週末台湾|プロローグ|心に響く「今」を探す旅 – starnote*
週末に1泊2日で台湾へ。 日本にいればなんでもない週末を、ちょっと特別なものにしたい。だから週末の2日間を使って台湾に行ってきた。 コンセプトは、「心に響く『今』を探す旅」。まだまだ日本国内にも訪れたことのない場所がたくさんあるけれど、海外に行けば自分がいかに井の中の蛙だったか思い知ることができる。そのぶん、より大きく、心に響く。 台北は〈昔からの伝統〉と〈最新の流行〉が混ざり合う都市。発展途上な街だから、相反する新旧のものが絶妙なバランスで成り立っている。 そこには、「伝統がベースとなり、新たなエッセンスが加わることで、最新のものが作り出されていく」というサイクルがある。 日本はそのサイクルを何回も回したせいで、伝統が占める割合はずいぶん薄くなってしまった。 でも、まだそのサイクルが少ない台湾は、まるで水と油のように思える〈伝統〉と〈流行〉が、片方がもう片方の領域を侵すことなく、静かに共存している。 だからこそ、僕らはそのバランスに惹かれるのではないか。 でも、今でこそ伝統と流行が共存しているように見える台湾も、着実に前に進んでいる。 昔からの伝統ももちろん大切だけど、これからの台湾が向かう先を知りたい。理由は自分でもよくわからないけど、ただ知りたいんだ。理屈を説明できなくてもいいじゃないか。 伝統をベースに進化していく。それはつまり、今あるものの上に新しい要素が積み重ねられていく、ということ。「今どのような方向を向いているのか」ということ。 だからこそ、伝統と未来のどちらもバランスよく体現しているのが「最新の台湾」なのだと思う。 旅に目的なんて無くたっていい。 ただその土地の空気を吸い、文化に触れ、自分の中に取り入れる。 そうすることで、今までとはちょっと違う自分に出会える気がする。その少しの差が、時間が経つとだんだん大きくなっていき、広い視野を持って物事を見ることができるようになるのだろう。 だから知りたい。すぐ隣の国で、どんなことが流行しているのか、そこにはどんな暮らしがあるのか、人々はどんなことを考えているのか。 普段の生活から少し離れてみると、凝り固まった思考が解放される。 五感を研ぎ澄まして新しい空気を取り入れ、脳はフル回転する。その結果は新たなアイデアとして姿を現し、次のクリエイティブを生み出すことができる。

週末台湾|プロローグ|心に響く「今」を探す旅


11月(10記事):アメリカで勉強してきた

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「日本とアメリカの薬剤師のちがい」について勉強するために、1週間ほどアメリカに行ってきました。とても有意義でした。先日学内で発表会があったのですが、さすがにそのスライドを掲載するわけにはいかないので、こちらの記事を。

日本とアメリカの薬学教育のちがいを学んできた。 – starnote*
学んできた者の使命は「発信すること」だと思うのです。 先日1週間ほどアメリカに行ってきたのは何回か書いているとおりですが、学んできたことや感じたことを僕の中だけ留めておいても何もいいことがありません。 当ブログの読者には薬学関係者がたくさんいると思うので、有益そうな知見を余すことなく発信できればいいなーと思っています。 1回目は「日本とアメリカの薬学教育のちがい」について。日本との差が大きく、取り入れてもいいんじゃないかと思える部分が数多くありました。 The University of New Mexico (UNM) 僕らがお邪魔してきたのは、アメリカ南部のニューメキシコ州アルバカーキにある「ニューメキシコ大学(The University of New Mexico: UNM)」。州立大学です。 僕の大学出身の先生がニューメキシコ大学で講師をしてらっしゃるというコネがあり、今回の訪問が実現しました。本当にお世話になりました。 日本とアメリカの教育制度 日本の教育制度は中央(文部科学省)が一括で決めていることが多いですが、アメリカは州の力が強い国。教育制度という面にもその影響が大きく現れていて、カリキュラムは州ごとに異なるそうです。 一例を以下に示します。 日本の場合 日本では全国共通の教育制度となっています。薬学部の場合、薬剤師免許を取得できるコース(薬学科)は6年制課程でなければなりません。その内容も「薬学教育モデルコアカリキュラム」というものに基づいています。 高校卒業後(浪人生の期間がある人もいるにせよ)、そのまま大学の薬学部薬学科に入学して6年間のカリキュラムをこなすと、薬剤師国家試験の受験資格を得られます。 大学では、基礎的な内容から徐々に高度な内容を積み重ねていくようなカリキュラムになっています。初年次には薬学とは遠い内容である教養教育も含まれます。 また、卒業前(学士取得前)でも、「卒業見込み」であれば国家試験を受験できるのが日本の制度です。試験は毎年2月末に1回だけ実施されます。次回の第104回薬剤師国家試験は2019年2月23〜24日。 アメリカ(UNM)の場合 アメリカは州ごとの裁量が大きいので教育制度も異なることがあります。ここでの内容はニューメキシコ州での話。

日本とアメリカの薬学教育のちがいを学んできた。


12月(26記事):毎日更新を始めた

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12月は記事数が一気に多くなりましたが、これまでやったことのなかった「毎日更新」を実践しています。

PV数においては目に見えた効果はまだ現れていないですが、僕のライティングスキルは向上してきたように思います。(そう思いたい!)

特に、オピニオン記事をたくさん執筆しました。

薬学生の進路|6年制を卒業して薬剤師に「ならない」という選択肢。 – starnote*
6年制薬学部を卒業したら、薬剤師にならなきゃいけない。そう思い込んでいませんか? 確かに薬剤師免許を取りたくて薬学部に入学したはずなので、そのまま薬剤師として働いている人が多いのが普通です。 でもそれが同調圧力になって、自分のやりたいことを抑え込んでいないか? 自分が本当は何をしたいのか考えることから逃げてないか? だから、それ以外の選択肢もあるよ!ってことを声を大にして言いたい。 6年制を卒業後、博士課程に進学しました。 僕は6年制を卒業して薬剤師免許を取り、その上の博士課程に進学して研究するという、他の人があまり選択しないような道に進みました。 なぜ、そのような選択をしたのか? 結論から言いましょう。僕が薬剤師にならなかった理由は3つです。 この先ずっと薬剤師として働く自信がなかったから 上に行こうと思うと、博士課程は避けられない道だから これからは個人のスキルが重視される時代になるから 一見すると「薬剤師にならなかった理由」ではなく、「博士課程に進学した理由」じゃないかと思うかもしれません。でも根っこは同じなんです。 これらを順番に説明していきます。 6年制薬学部とは? 本題に入る前に、前提を共有しておきましょう。現役薬学生でない方々もこの記事を読んでいると思うので、現在の薬学部の制度について軽く触れておきます。 以前の薬学部には4年制しかありませんでした。大学に入学して、4年間勉強して、薬剤師国家試験の受験資格を得られていました。 しかし、2006年に制度が改定され、現在の薬学部には2つのコースがあります。 6年制 —— 薬剤師免許を取るためのコース 4年制 —— 主に研究者を養成するようなコース 薬剤師国家試験を受験できる資格が得られるのは、6年制だけです。4年制では薬剤師免許を取ることができません。 なぜそうなったかと言うと、厚生労働省によると 臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とする → 薬学教育6年制 – 厚生労働省(PDFです) ということみたいです。要するに、修業年限を増やしてその分を臨床実習に充てましょう、ということ。 しかしながら、そのカリキュラムを修了したからといって、どんな職業に就くかは個人の自由です。だから、6年制を卒業したあと「薬剤師ならない」という道を選んだっていい。 〈今〉の自分を基準にしよう

薬学生の進路|6年制を卒業して薬剤師に「ならない」という選択肢。

他にもピックアップしたいですが、この欄には記事が多すぎるので月刊号をご覧ください。

月刊すたの通信|2018年12月のできごと。 – starnote*
その月のできごとをまとめて振り返る「月刊すたの通信」。2018年12月号です。 毎日更新、やってます。 僕がこのブログを本格的に書き始めたのは2016年3月のことです。もうそろそろ3年が経とうとしているのに、11月時点での記事数は201でした。 この数字は初期のクオリティ低めの記事も含んでいるので、まともに読めるのは100記事くらいしかなかったんじゃないかなーと思います。 なので、 更新頻度を上げて記事を大量に生産したい → じゃあ毎日更新してみるか という軽いノリで毎日更新し始めてみました。 現時点で21日目ですが、「書かないと不安になるレベル」に習慣となっています。今感じていることは、毎日更新10日を達成後に書いた記事とあまり変わらないので、詳しくはこちらを。 → 10日間毎日ブログを更新してわかったこと 自分の意見を書き始めました 僕は6年制薬学部を卒業後に博士課程に進学したような人なのですが、このような進路を選択したときに考えたことについて記事を書きました。これまであまり出してこなかった「自分の意見」です。 もっと炎上するかと思ってあまり書いてなかったのですが、実際に出してみると全然そんなことなかったです。むしろ賛同してもらえることが多くて、ありがたい限りです。LINE@で感想を送ってくれる方々も多くて嬉しかった。 特に、この記事を出した後に研究者界隈のTLがざわついていたのは面白かったです。 → 研究が嫌いだけど博士課程に進学した話。割り切るのも大切でした。 iPad Proを買い替えました Apple Pencilが側面にくっつくようになったのに惹かれて、11インチiPad Proを買いました。前モデルの10.5インチからの買い替えです。 「ホームボタンが無くなる」というiPad史上最大のアップデートとなりましたが、満足度はとても高いです。Face IDの精度もiPhoneより高いように思います。 → 11インチiPad Proを買いました。僕はこんなことに使いたい!

月刊すたの通信|2018年12月のできごと。


2018年は109記事

12月に追い上げたのでなんとか100記事は達成できました。

毎日更新は年が明けても継続したいと思ってます。何と戦っているのか不明ですが、ここでやめたら負けな気がするので意地でもやります。

特に、オピニオン記事をはじめとして、これからも自分の個性を前面に出していくことを目的にしたいと思っています。


世の中に対して価値を生み出すことができたか?

最近はこんな視点を持って生きるようにしています。

ブログとしては、上にも書いたように109記事を生み出しました。そのすべてが有益とは言えないかもしれませんが、少なくともゼロではないはず。

また、ブログ以外の成果としては、

  • 原著論文:2報 —— ファーストオーサーのみのカウントです
  • 学会発表:数回
  • 学会発表賞:1つ

こんな感じなので、それなりに価値を生み出すことができたと信じています。


2019年もよろしくお願いします

今年もstarnote*をお読みいただいてありがとうございました。頂いた感想やコメントはどれも嬉しいものばかりで、運営していく上でとても大きな励みになりました。来年も読んでもらえると嬉しいです。

これで2018年の更新を締めくくりますが、皆さんもよいお年をお迎えください。では!


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