どうしたものか、と言いたいだけ。
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Evernoteの有料プラン(年間契約)が、そろそろ更新の時期を迎えます。解約するかどうか、ここ数日ずっと考えています。
これまで十数年の蓄積があるし、「困ったときはEvernoteを検索すれば大丈夫」と僕の頭の中に深く刻まれているから、離れるのはなかなか難しい。でも、年間プランの9,300円を課金するほど使いこなせているかというと、疑問が残る。
正直、日常的にはそれほど使い込んでいません。でも今さらAppleメモに移行するのも、量が量だけにハードルが高い。進むも戻るも、茨の道です。うーん。
Evernoteに入れているのは、保険証券、車の整備記録、マンションの契約関連書類といった日常生活における重要書類から、大学院時代に執筆した論文の情報、実験データといった過去の記録まで、いろんなデータが雑多に入っています。
つまり、脳の外部ストレージとして使っていて、まさにそれがEvernoteのコンセプトでもある。しかし、このような長期保存を目的とした「記憶の倉庫」という使い方と、「サブスクリプション」という契約形態は、とても相性が悪い。
日々の稼働率はそんなに高くないのに、重要な情報が詰まっているものだから、手放すことができない。そんな状態に陥っているのです。
もはや、「9,300円を払えば、判断を1年延長できる」と考えることもできる。のか……?
そのような発想の転換もできるかもしれないけれど、シンプルに9,300円がもったいないんだよなあ。そう思う時点で、僕はEvernoteに年間9,300円の価値を見出せていないのかもしれません。ただ惰性で使い続けているだけ。
だったら、ここらへんで思い切って解約してみてもいいのかもしれません。少しだけ、そんな気もしてきました。