今年もたくさん書きました。
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よく読んでもらえた記事・2025
2025年も最終日。大晦日となりました。僕はゆっくり休むことなく、ずっと記事を書いている年末です。この記事を書き終えたらのんびりするんだ…(せっかく仕事が休みなのに、何をやってるんだ)
さて、2025年に書いた記事は、この記事を含めて116本となりました。平均すると、およそ3日に1回は書いていた計算になりますね。ひたすら記録することがライフワークとなっていることの証左ではないでしょうか。
これだけ書いても、あまり読んでもらえない記事ももちろんあります。というか、自分用の記録を目的としている以上、投稿した瞬間に目的を達成しているわけでして、読んでもらえるかどうかはあまり関係ない。
とはいえ、反響が大きかったらモチベーションにいい影響を与えてくれるのも、また事実。せっかく書いたんだから、やっぱり多くの人に読んでもらいたいものですよ。
大晦日ということで、2025年によく読んでもらえた記事をまとめておきます。これまでPVに関する内容は書かないようにしていたから、公開するのは初めてかもしれない。
集計の前提など
まず前提から。
僕が書いた記事は、最初にブログで公開し、だいたい翌日くらいにnoteに投稿しています。さらに、内容によっては数日後にYahoo!ニュースに投稿することもあります。
このような感じなので、単純にブログだけ、noteだけのPV数でランキングを出すのも違う気がしており、今回は3つのプラットフォームの合計PV数で集計しました。
また、集計したのは12月30日です。ブログにはGoogle Analyticsを入れているのですが、これが1日遅れで表示されるので、12月29日時点の数字。noteとYahoo!ニュースは12月30日時点の数字です。
1〜2日分が含まれていなくても順位は変動しないと思うので、このままいきます。
第10位〜第6位
まずは第10位〜第6位を、カウントダウンで紹介していきます。
第10位『新型M4 Macが登場。でも、M1 MacBook Airで十分じゃない?』

2024年11月に書いた記事ですが、じわじわと読まれており、2025年にランクイン。
まだまだMacBook Air (M1) が現役だと1年前に書いた記事なのですが、2025年が終わろうとしている今でも現役ですよ。仕事ではMacBook Pro (M4 Pro) を使ってるので、最新環境の快適さは十分理解しつつ、僕の使い方だと買い替える動機にはならないなと。
とはいえ、書斎で使っているiMac (Core i9, 2019) がそろそろ寿命かもしれないので、2026年は何らか買い替えたりするかもしれません。
▶ 新型M4 Macが登場。でも、M1 MacBook Airで十分じゃない?
第9位『「自由な旅カメラ」FUJIFILM X100VIのクロップ耐性がすごすぎる。横写真を縦にできる。』

note編集部の「今日の注目記事」に選んでいただき、かなり読んでもらえました。2万PVくらい。
僕がいつも使っているFUJIFILM X100VIは40MPの高画素機なのですが、ただ高画素だよねで終わらせるのはもったいない。高画素だからクロップできるという話に広がるけど、それでももったいないなと。
つまり、コンパクトなカメラがここまでのクロップ耐性を手に入れてしまうと、もうこれ1台で旅のあらゆる場面に対応できるほど、構図の自由度が劇的に広がる。そこに価値があるんだよという話をしたら、かなり読んでもらえました。
▶ 「自由な旅カメラ」FUJIFILM X100VIのクロップ耐性がすごすぎる。横写真を縦にできる。
第8位『勢いでiPadを買う前に、使い道をじっくり考えよう』

第10位と同じく2024年11月に書いた記事ですが、ランクインしました。こっちはYahoo!ニュースで2万PVくらい回りました。
iPadってその存在だけでわくわくしてしまうから、「自分の暮らしの中にどう落とし込むか」をあまり考えずに買ってしまうのでは?という過去の自分の経験を元にした仮説を記事にしました。だから使い道をじっくり考えてから買うことでも遅くない。
とはいえ今読み返すと、ChatGPTを使って書いた感じが丸出しですね。もう少し自然に溶け込ませるようにしたかったところ。
第7位『iPadを買い替えたら、Androidスマホが増えた話。Nothing Phone (2a) をサブ機に。』

先日購入したNothing Phone (2a) の話。ブログ・note・Yahoo!ニュースで満遍なく読んでもらえた印象。合計で3万PVくらい。
ただ買いましたという報告だけのつもりだったのですが、こんなに読んでいただけるとは自分でも意外でした。とはいえMNPで1万円以下で買えたとか、センセーショナルな話題を含んでいたことも事実。このスマホ自体は今でも愛着を持って使っていますよ。
そして、この記事をきっかけに、Nothing Japanさんと繋がりが生まれたのは大きかった。先日もヘッドホンやイヤホンをたくさん貸し出していただきました。
▶ iPadを買い替えたら、Androidスマホが増えた話。Nothing Phone (2a) をサブ機に。
第6位『CX-60と暮らす|2年乗って分かった魅力と弱点【長期レビュー】』

MAZDA CX-60に2年乗ったので、余すことなくレビューした記事。このあたりから4万PVのエリアになってきます。
内容が盛りだくさんで書くの大変だったし、以前にも別の記事で書いている内容と重複するところもあるから、正直書くかどうか迷いました。でも、分散していた内容をひとつにまとめるという意味では書いてよかったなと。
その結果、たくさん読んでもらえたので、嬉しい限りです。そしてそろそろ3年経つのですが、思っていることは基本的には変わらず。今でも楽しく乗っています。
▶ CX-60と暮らす|2年乗って分かった魅力と弱点【長期レビュー】
第10位〜第6位を振り返って
こうして第10位から第6位までを並べてみると、2025年によく読んでもらえた記事には、いくつか共通点があるように思います。
ひとつは、「新しいものを勧めていない」ということ。M4 Macが出てもM1で十分だったり、iPadを勢いで買う前に立ち止まろうとしたり、CX-60に2年乗った結果を淡々と書いたり。どれも「今すぐ何かを買おう」という話ではありません。
もうひとつは、結論ありきではなく、「ふと自分が思ったこと」をそのまま書いている点です。クロップ耐性に気づいたタイミング、Androidスマホをサブ機として使い始めた理由、2年経っても変わらないCX-60への感想。どれも、強い主張というよりは、途中経過の記録に近い内容でした。
振り返ってみると、これらの記事は「おすすめ」や「レビュー」というよりも、「判断の手前にある整理」を文章にしたものだったのかもしれませんね。
何かを選ぶ前、買い替える前、決めきれないとき。そんなタイミングで、誰かの実体験をそっと覗きたい。そんなニーズに答えるような記事を先回りして用意しておくと、こうやって読んでもらえるのだと思います。
そのうえで「こういうライフスタイルどうですか?」と、こっちから提案してあげる姿勢が大事だなと。
第5位〜第2位
では続きをやっていきましょう。第5位〜第2位をまとめて見ていきます。
第5位『MX Mechanical Miniを買ってみた。HHKBユーザーによるファーストインプレッション。』

ブログではあまり読まれなかったけど、noteでよく読んでもらえました。
写真を撮るのが面倒だったので、ガジェットの感想を文字だけで殴るという新たな試みをやってみました。写真を撮る代わりにスライドを作るという本末転倒な感じはある。でもまあ、写真あった方が分かりやすいよね。
肝心のMX Mechanical Miniは、2025年に買ってよかったものの記事にも書いたけど、これはいい買い物でした。今もこのキーボードで文章を書いているのですが、筆が進む進む。
▶ MX Mechanical Miniを買ってみた。HHKBユーザーによるファーストインプレッション。
第4位『X100VI、50日目の徹底レビュー。これは買うべきか?』

2024年7月に書いた記事がずーっと読んでもらえています。ありがたい限り。
どんなことを書いたのか自分でも忘れていたのですが、今読み返してみても全く違和感のないことが語られていて、これは確かに読んでもらえるなと妙に納得しました。この記事からさらに1年半が経ったので、作例に関しては積み上がっており、もう一度まとめ直すのもいいね。
そしてこのX100VIは、これなしでは生きていけないほど僕の暮らしに落とし込まれている。このカメラがあったからこそ、2025年はカメラを買わなかった。愛着を持って使っているから、そう断言できます。
▶ X100VI、50日目の徹底レビュー。これは買うべきか?
第3位『iPad miniに「役割」を与えたら、手放せなくなった』

この記事もnote編集部の「今日の注目記事」に選ばれて、よく読んでもらえたよね。このあたりから5万PVのエリアになってきます。
裏側の話をすると、これはnoteで読まれるガジェット記事の方向性を形作るための検証記事でした。自分が考えていた仮説が再現性を持っているのか?という検証です。検証の結果、その仮説が正しそうだということが分かってきました。その詳細はこちらに書いたので、気になる方は読んでみてくださいませ。
今振り返ってみても、これは読まれるわ。切り口もそうだけど、そもそもiPad miniが人気者だから、それにあやかると読んでもらえます。
▶ iPad miniに「役割」を与えたら、手放せなくなった
第2位『CX-60に乗り続けるか。それとも買い替えるか。』

謎にYahoo!ニュースでめちゃ読まれました。
ただCX-60の乗り替え先ないよねっていう話を延々と繰り広げているだけなので、そんなに読まれることを想定した内容じゃなかった。だから読まれると逆にびっくりしちゃう。
でも、バズってる記事ってそういうものだなと。記事を書いて投稿ボタンを押すときは、その記事が読まれるかどうかなんて分からない。公開して初めて、それが刺さる記事だったのか検証できる。もちろん狙ったバズもあるんだけど、だとしても蓋を開けてみるまで分からない。
そんな博打のような世界の中で文章を書いていると、意図せず読まれることもある。そういうことを改めて気づかせてくれた記事でした。
第5位〜第2位を振り返って
第5位から第2位の記事を並べてみると、方向性は全部同じだろうなと。つまり、ただ僕の頭の中で考えたことをアウトプットしただけ。個人でブログやnoteを書いている以上、当然なことかもしれません。でも、そこに提案価値が生まれるということは、改めて心に刻みたい。
ガジェット、カメラ、車。テーマはばらばらですが、共通しているのは、「これを買うべきか」「このままでいいのか」という判断の手前を、そのまま文章にしている。結論を急がず、迷っている時間や考えている過程を丁寧に書いた結果、それがそのまま読者の思考と重なったのだと思います。
また、note編集部の「今日の注目記事」やYahoo!ニュースといった外部の文脈に乗ったことも、この順位に大きく影響しています。ただし、それは偶然というより、そういう場所で読まれやすい形になっていたという方が近い気がします。
だから、強い断定や煽りではなく、「自分はこう考えている」というスタンスで書いた記事が、結果的に広く届いた。このスタンスは今後も継続したい。
特に印象的なのは、第3位と第2位の記事です。どちらも何かを煽るような記事ではなく、むしろ淡々と丁寧に思考を整理するような内容でした。それでも多くの人に読まれたことで、「派手な主張をしなくても、ちゃんと届く文章はある」という手応えを得られたように思います。
このあたりから、書いている自分の感覚と、読まれる結果との距離が、少しずつ縮まってきた。第5位〜第2位は、そんな変化を感じさせるラインナップでした。
では、第1位に参りましょう。
第1位『iPhoneのホーム画面は1ページでいい。むしろ、それがいい。』

第1位は、僕のiPhoneのホーム画面に対する考え方を記した『iPhoneのホーム画面は1ページでいい。むしろ、それがいい。』でした! Yahoo!ニュースには投稿していないので、ブログとnoteで約6万PV。
これもnote編集部の「今日の注目記事」に選んでいただいたのが大きかった。実はこの記事、初動は全く鳴かず飛ばずだったんですよ。しかし、noteで「スキ」がゼロの状態で今日の注目記事に選んでいただき、そこからの伸びがすごかった。
そのバズが、ちょうど長崎に帰省していたときに起こっておりまして、実家にいるときにApple Watchの通知が鳴りまくっていました。これはすごいかったね。
iPhoneを使っている人が必ず向き合う「ホーム画面」。そんな普遍的なテーマについて書いたからこそ、この結果だったように思います。記事の構成も、読者の疑問に対する回答を先回りして用意しておいたので、この記事を読むだけですぐに行動に移せる。
そのような読者の行動変容に繋がるような記事を今後も書いていきたい所存。誰も言語化していなかったテーマを掘り起こしたいね。
▶ iPhoneのホーム画面は1ページでいい。むしろ、それがいい。
そして、一昨日には、note編集部の「年末年始に読み返したい人気note」にも選んでいただきました。ありがとうございます!
よく読んでもらえた記事・2025を振り返って
こうしてランキングを最後まで並べてみると、2025年によく読んでもらえた記事には、はっきりとした共通点がありました。
それは、「何かを教えようとしていない」ということです。ハウツーでも、正解の提示でもなく、ただ自分が迷っていること、考えていること、その時点での結論を、そのまま文章にしている。振り返ってみると、ほとんどの記事がそうでした。
ガジェットでも、カメラでも、車でも、書いているのは常に「判断の途中」です。買うか、買わないか。このままでいいのか、変えるべきか。答えを出す前の思考を省略せずに書いた結果、それが読者の思考と重なったのだと思います。
PVやランキングを意識して書いた記事は、正直ほとんどありません。それでも、結果として多くの人に読んでもらえたという事実は、「個人が自分の言葉で考えたことには、ちゃんと提案価値が宿る」ということを、改めて教えてくれました。
来年も、やることは変わらないと思います。目の前の暮らしや道具と向き合って、考えたことを、なるべく正直に書く。それだけです。
それがどれくらい読まれるかは、投稿してみないと分からない。でも、だからこそ、今日もまた書いているのだと思います。
最後に、上位20記事のPV数を載せておきます。ここまで読んでいただいた方へのおまけです。

さて、大晦日となりましたが、これにて2025年の更新は終了となります。今年もこんなに読んでいただいて、本当にありがとうございました。みなさんよいお年を!







