「アメリカの大学」というフレーズを聞いただけで、なんだか無性にワクワクしませんか?
11月上旬、1週間にわたってニューメキシコ大学を訪問する機会がありました。目的は「日本とアメリカの薬剤師のちがいを体感する」こと。薬学部、大学病院、地域薬局などを訪問してさまざまなことを学んできたのは、何回かお伝えしているとおりです。
その中で、ニューメキシコ大学のキャンパスを案内してもらうことができました。散歩しながらたくさん写真を撮ってきたので、まとめてお届けします。
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ニューメキシコ大学 in アルバカーキ
ニューメキシコ大学があるのは、ニューメキシコ州の「アルバカーキ」という都市。「ブレイキング・バッド」や「ハイスクール・ミュージカル」の舞台でもあります。
また、郊外には「サンディア山脈」という標高3200mほどの山々があり、市民の誇りとなっています。その頂上へはトラム(ロープウェイ)で行くことができました。
サンディア・ピーク|空中散歩の果てに広がる絶景 – starnote*
ニューメキシコ大学はアルバカーキ市内の中心部にあります。アメリカらしく広大な敷地があり、学生も車で通学するのがスタンダード。学生用の立体駐車場までありました。
道を隔てて分かれてる
ニューメキシコ大学の敷地には東西に貫く広い道があり、大学の大部分はその南側にあります。北側は「ヘルスサイエンスセンター」として医学部・薬学部・看護学部がありました。
ヘルスサイエンスセンター
北側にあるヘルスサイエンスセンター。僕が訪れたのは薬学部と大学病院が中心なので、残念ながら医学部と看護学部の写真はありません。
薬学部は旧棟と新棟がありました。こちらは旧棟で、看護学部と共用となっています。
ちょっとした博物館もあり、実際に使われていた医薬品も展示されていました。昔の薬剤師免許や処方せんの実物もありました。
旧棟の講義室には昔ながらの黒板。
一方、新棟にはアクティブラーニング(ディスカッションを主体にした学習法)を前提にした講義室が多数ありました。
広い敷地内には、至るところに広場やモニュメントがあります。この広場の前にはヘルスサイエンス分野の図書館がありました。
駐車場も広大。停まってるのは日本車が多かったです。学生の車に乗せてもらったけど、彼はスバルWRX STIに乗ってました。
大学病院もこの地区にあります。病院の中は見せられないので外観だけ。
キャンパスの南側へ
道を渡ってキャンパスの南側へ。
施設も大変充実していました。この体育館の建物は2階建てで、上が体育館、下がジムになってました。隣にはプールも。
移動します。
こちらが一番大きな図書館「ZIMMERMAN LIBRARY」です。伝統的な「Adobe様式」を模した外観となっています。
ニューメキシコ大学には3つの図書館があり、ひとつはこれ、もうひとつは前述のヘルスサイエンスセンターのもの、あとひとつは経済学部にあるそうです。
中にはスターバックスもありました。羨ましすぎる。ここ州立大学だよ?
ハリーポッターっぽい自習室。案内してくれた現地の学生もそう言ってました。
敷地内には噴水もありました。こんな広々とした大学に通いたかったなぁ。
ニューメキシコ大学の人々が大切にしている「LOBO」。スペイン語でオオカミの意です。さっきあったバレーボールのチームも「LOBOS」でしたね。
僕らが滞在していた1週間でも木々が少しずつ色づいてきて、だんだん秋めいていきました。
学食っぽい施設です。カフェ、ピザ屋、サブウェイまでありました。
何か飲もうかな。
Apple Payには対応していましたが、日本で登録したカードは使えなかったです。住所登録が必要みたいな表示が出てきました。
結局クレジットカードで払って、カフェラテをゲット。
ニューメキシコ大学からもサンディア山脈を臨むことができます。
大学病院に降り立つドクターヘリ。
もうすぐ夜ですね。
アルバカーキの夜は冷える。砂漠気候だから寒暖差が大きいのです。だからそろそろ散歩は切り上げて、晩ご飯を食べにいくとしましょうか。
余談
このあと、現地の学生との交流を兼ねてピザバーに行きました。おいしかった。