予想以上にいいところでした。
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6月の最終日、夫婦そろって休暇を入れていたので、犬を連れてどこかに行こうとしていました。本当は1泊旅行にでも行く予定だったんだけど、いろんな事情でキャンセル。とはいえ、でも、せっかくの晴れ間だったので、日帰りでどこかへ。
話し合ったところ、昨年も訪れた「服部農園 あじさい屋敷」がよかったので、リピートしてみることに。今回は平日だったから、人も少なくゆっくりと楽しめたし、裏の目的だった冷えたスイカも堪能できた。この時点で既に大満足だったのですが、あと1か所くらい行きたいねと。
九十九里ハーブガーデンへ
紫陽花を堪能したあと、向かったのは「九十九里ハーブガーデン」。
前日にGoogleマップで調べていて、評価がやたらと高かったのが気になっていたんです。口コミは500件以上、★4.1と文句なしの数字。さらに犬連れOKのテラス席があると書かれていたので、「あじさい屋敷のあと、ここでお昼にしよう」と事前に決めていました。
実際に行ってみると、評判に違わぬ素敵な場所でした。
緑に包まれたテラス席で、おいしいランチを
内陸から九十九里浜まで車を走らせ、1時間弱で九十九里ハーブガーデンに到着。木々に囲まれた気持ちのいい空間で、敷地の奥には温室や直売所も。レストランはテラス席が充実していて、犬連れでも安心して食事ができそうです。
今回も、犬にはカートに乗ってもらいました。テーブルの横で気持ちよさそうにしていて、ちゃんと旅を一緒に楽しんでいる感じが伝わってくる。やっぱり新しいカート、正解だったなあと思います。
さて、ここではちょっと遅めのお昼ご飯を頂きます。
僕は「ポークジンジャーのセット」を注文。分厚い豚肉に甘辛いソースがたっぷり絡んでいて、食欲を刺激されます。ご飯との相性が抜群で、夢中で食べてしまった。妻は「海老とホタテのトマトクリームパスタ」。海の旨味とトマトの酸味がちょうどよくて、見た目も味も華やかでした。
せっかくだからそれだけじゃ足りないよね、ということで、「茄子とベーコンのピザ」もシェア。これがまたおいしかったんです。ナスのとろっとした食感と、ベーコンの旨味が溶け合って、チーズがとろけて。これはリピートしたい味。
食後にはタルトとハーブティーを
食後は、甘いものをちょっとだけ。
2人とも「ベリーベリータルト」を選びました。タルト生地はしっかりしていて、ブルーベリーの甘酸っぱさと相まって、満足感のある一皿。クリームもなめらかで、丁寧につくられているのが伝わってきます。
ドリンクは、僕はセットのハーブティーを。やさしい香りが心地よかったです。妻は別で「アイスハーブティー」を注文していました。こっちはハーブティーという名前だけど、ジュースのような飲み物です。暑い日だったから、冷たいのもまた正解。
美味しいランチに、ケーキとお茶。いい時間でした。
ハーブガーデンを、少しだけお散歩
レストランのすぐ近くには、ちょっとした散策路があります。
いくつものハーブが植えられていて、ラベンダーからはミツバチの羽音がふわふわと聞こえてきて。緑の中をゆっくり歩きながら、季節の空気を楽しむ。この日は陽射しが強くて暑かったけど、木陰に入ると風が通って涼しかったです。
さすがに温室の中には入らず、犬の体調を考えて短めに切り上げましたが、それでも十分に満喫できました。「ここ、また来たいね」と何度も話しながら、車に戻りました。
レストランやオートキャンプ場を併設したハーブガーデン。週末は満車で止められないこともあるみたい。
犬との旅は、ゆっくりがちょうどいい
今回の旅は、紫陽花とハーブに囲まれた房総の1日。派手な観光地じゃないけれど、静かで、落ち着いていて、犬と一緒に心地よく過ごせる場所でした。
旅の中で、犬がふと景色を眺めていたり、においをかいでいたりする姿を見ると、こちらまで満たされた気持ちになります。大きなことは何もなくても、ちゃんと記憶に残る日になる。
紫陽花を見て、スイカを食べて、緑の中でランチして、タルトで締めくくる。また季節が変わったら、同じ場所を別の表情で訪れてみたいなと思いました。