定期的にこんな話をしてる気がする。
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ブログにおける更新頻度と、自分との距離感
趣味の範囲でブログを運営したいから、「毎日更新する」みたいなノルマは課したくない。
——という話をよく聞きますが、個人的にはデメリットしかないと思います。
僕は2018年12月から2019年4月まで約4か月間毎日記事を書いていました。今は週に3〜4本なので、更新頻度は半分くらいになりました。
「更新頻度が落ちたんだから、書きたい内容はどんどん溜まっていくんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、現実は真逆です。更新頻度を落とすことで自分とブログの間にある〈距離〉が開いてしまって、逆にアイデアが出づらくなっている気がします。
毎日更新していた頃の方が、更新しないといけない!という義務感も相まって、「あ、これも記事にできるかも」「こんなことも書けるな」と常に思考を張り巡らせていました。つまり、ブログとの距離が近い状態をキープすることで、自分の思考をすぐブログにつなげることができる。
しかしながら、頻度を落とすことでブログとの距離が開き、それに伴い頭の片隅に占めるブログの容積が徐々に小さくなっていってしまって、ブログに書くことを思いつかなくなるという悪循環に陥っています。
この記事を書こう思ったのも、〈アイデアを絞り出す〉ということのリハビリを兼ねています。まずは、更新頻度を落として硬くなった僕の頭を、もみほぐす必要があるのです。
つまり、思考の整理としての記事。個人のメディアであって、「自分のために記事を書いてます」ということを公言しているからこそ、どんな記事でも許されるはず。それは読者からも、自分からも。
再び走り始めるためには、きちんと準備運動しなきゃいけないのです。
もう一度更新頻度を上げる
毎日更新していた頃はまだ博士課程の大学院生だったので、日々の暮らしに占める自分の時間が100%でした。研究室にいても実験したり論文を書いたりしてるけど、それも自分のためにやってることなので、時間さえあれば合間にブログを書いてもよかった。
でも今はフルタイムで働いているので、自分の時間は朝と夜だけ。このわずかな時間に日常のことを全て詰め込まないといけなくて、そのうえで記事を書くのは簡単なことではないです。これはみんな同じだと思うけども。
しかし、書かないと前に進めなくて、ただその場で留まるでもなく、どんどん後ろに引きずられてしまうわけで。
どんなに疲れていても、ぼけーっとする時間を削って、自分を追い込んで、生産的なことに全振りするという、自分との戦い。もう一度飛び込んでみようかな。