1年以上うまく回っているので。
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2人暮らし、お金をどうするか問題
彼女と2人暮らしを始めて1年以上が経ちますが、始めた当初はお金のやりくりをどうやるのか結構考えました。まだ結婚していないのでお互いの財布は一緒にしていない状態ではありますが、この方法で1年以上うまく回っているのでシェアしておきます。
前提として、駐車場や新しい家電が多いなどの理由から、家は同棲前から僕が借りていた物件に集約しました。彼女が借りていた物件は同棲を始めて少し経ってから引き払いました。そもそも2人暮らしがうまくいくかどうかも分からない状況で引き払ってしまうのは怖かったので、猶予期間を置いたのでした。
以下に書く内容は、彼女の家を完全に引き払って2人暮らしをしている状況における、現時点の運用ルールです。
共通通貨はLINE Pay
まずは共通通貨の話題から。2人で暮らしていると、一方が立て替えた上で、もう一方が半額を払うような場面によく遭遇します。このようなときに現金でやりとりするのはとても面倒。
そのため、僕らは共通通貨をLINE Payとして、お互いに支払いが生じたときは各々のLINE Pay残高から送金するようなやり方に統一しています。なぜLINE Payを共通通貨としているのか、その理由を以下で述べます。
送金操作が楽で、管理しやすい
ひとつは、送金がLINEアプリ内で完結するから楽だという点。
メッセージのやりとりと同じように残高を送り合えるカジュアルさが気に入っています。やりとりの中で他のアプリに移動することなく、LINEアプリ内での操作で完結するのがいいところです。
また、LINEのトーク画面にも送金した旨(送金依頼した旨)が表示されるのもいいところ。普段のコミュニケーションに使うアプリだからこそ、やりとりの中で送金できるのが便利なんです。
さらに、送金履歴や送金依頼履歴も、LINEアプリ内で一覧で確認することができます。ふと「あのときの送金依頼は払ったっけ?」と思ったときにいつでも確認できます。
使える場面が多い
もうひとつは、使える場面が多いという点。
LINE Payには、iPhoneの画面上でのコード決済のほか、JCBプリペイドとして機能する「LINE Payカード」(現在は発行終了)、オンライン決済やApple PayでのiD決済ができる「VISA LINE Payプリペイドカード」があります。
LINE PayカードはJCB加盟店で使える物理的なカードです。コード決済やiDに非対応で、クレジットカードのみ対応しているような場面でよく使います。
VISA LINE PayプリペイドカードはLINEアプリ内で発行されるバーチャルカードで、物理的なカードは発行されません。オンラインショッピングでクレジットカードの代わりとして(番号を入力して)使ったり、Apple Payに登録してiDで決済したりすることができます。iPhoneとApple Watch、どちらのApple Payにも登録できるので便利です。
このように、コード決済だけでなく、物理的なクレジットカードとしても、iDとしても使うことができるので、「現金オンリー」なお店でない限り、さまざまな場面で残高を消費できるのです。
また、仮にLINE Pay残高を現金に戻したい場面があっても、(手数料はかかるものの)銀行口座に戻すことができます。ただし、これまでこのような場面には遭遇せず、全てLINE Pay決済で使い切っています。
Money Forwardとの連携
さらに、LINE Payの優れているところは、家計簿アプリ「Money Forward」と連携できるところです。
僕は銀行口座やクレジットカードを連携し、お金の出入りをMoney Forwardで一元管理しています。どこでいくら使ったのか、それは食費なのか交通費なのか、全て自動で仕分けて記録してくれるのが便利なんです。
このような記録を自動化するためには、決済サービスをMoney Forwardと連携しておく必要があります。LINE Payはこれに対応しており、情報を引き出すことが可能なんです。
以上の3つの理由から、僕らの共通通貨はLINE Payとしています。
生活費の分担に関するルール
ここからは、生活費の分担に関してどのようなルールを取り決めているのか紹介します。具体的には、以下のような出費の種類ごとに書きますね。
- 家賃、駐車場代、光熱費
- 食費、日用品
- 外食、旅行、入場料
- 服、ガジェット、車など
家賃、駐車場、光熱費
僕が借りている物件に集約したという事情もあり、家賃、駐車場、光熱費は、引き続き僕が払っています。ただし、家2件分の荷物を1件にまとめることが困難だったので、家とは別にトランクルームを契約しているのですが、これは彼女が払っています。
彼女が同棲前に借りていた家よりもトランクルームの家賃の方が圧倒的に安いので、差額は2人の貯金に回しています。文章で説明しても回りくどいので、図にするとこんな感じですかね。
食費、日用品
食費や日用品は2人分を一緒に買って、費用を折半しています。ここで言う食費には外食は含まれていなくて、スーパーで買う食材のことです。スーパーやホームセンターでの買い物は一旦僕が全額出して、あとで半額を彼女に貰っています。
このような食費、日用品は全てLINE Payで支払っています。残高があればそのまま支払うし、不足していればその場で銀行口座からチャージして支払います。その後、半額分を彼女に送金依頼するという感じです。
外食、旅行、入場料、交通費
時と場合によりますが、外食、旅行、入場料、車での交通費(高速代)などもいったん僕が立て替えて、必要に応じてLINE Payで送金依頼するという感じです。半額きっちり貰うわけではなく、きりのいい数字で少なめで貰っています。
ただ、日常の移動における車の燃料代は全て僕が出しています。自分の車だということと、CX-5は燃費もよく軽油であり大した値段ではないという理由からです。さすがに遠出するときは大きな額になるので、少しは貰いますが。
このようなお金はLINE Payではなく、メインのクレジットカードでまとめて払っています。ガソリンスタンドやETCではLINE Payは使えないし、旅行などの大きなお金はポイントもたっぷり溜まるので。
服、ガジェット、車など
これは完全に自分のお金で好きなものを買っています。上述のとおり財布は一緒にしていないので、特に口出しすることもなく、欲しいなら買えば〜という感じの温度感です。まあ、お互いに好きなものを好きなだけ買う傾向があるので、たぶん結婚して財布を一緒にしても厳しくできない気がします。
まとめ
以上をまとめると、
- 共通通貨はLINE Pay
- 食費や日用品は僕がLINE Payで支払い、後から半額を送金依頼
- 旅行などは僕がクレジットカードで支払い、きりのいい数字を送金依頼
- 服やガジェットはお互いに好きなものを自分のお金で買う
——というようなルールで1年以上運用していますが、特に揉めることもなく円滑に回っています。
結婚したら財布を一緒にするので運用が変わると思いますが、それまでは今のルールで、必要に応じてアップデートしながら運用していきます。もし参考になる部分があれば、取り入れてもらえたら嬉しいです。