ブログの写真がパクられないように、ウォーターマークを入れておくべし。

「コピー・アンド・ペースト」という便利な機能によって、人が作ったものを簡単にパクれる時代になりました。文章だろうと、画像だろうと、コードだろうと、クリック一発で自分のデバイスに保存できます。

それは同時に、自分が作ったものも簡単にパクられてしまうことも意味します。

こうしてブログメディアを運営していると、時間と労力とお金をかけて作り出したモノがパクられてしまう悲しさが、手に取るようにわかります。怒りではなくて悲しみなんです。

そんな思いはしたくないから、できるだけパクりにくくするような自衛策を講じておくべきなのです。

パクリ ダメ ゼッタイ

2018年10月頃、当サイトでいちばん検索されている「Apple Music学生プラン」の登録方法を解説した記事のアクセスが、突然落ちてしまったことがありました。

不審に思って調べてみると、中国の業者が僕の画像を丸パクリして、同じような解説記事を書いているではありませんか!

すぐにGoogleに著作権侵害を申し立てると、4日くらいで認めてもらえてアクセスが回復しました。(申し立ての記録はこちらのページで公開されています)

これが、僕が初めてパクりに遭遇した事例です。このときはiPhoneのスクリーンショットだったので、Googleに申し立てをするだけに留めました。

でも僕が時間とお金をかけて撮った写真がパクられているのを見つけたら、ただでは済みません。最大級の請求をして全力で潰しにいきます。

ツイート中の「今日の記事」というのは、電動ドライバーを購入したときに書いた記事です。

はじめての電動ドライバーに「BOSCH IXO5」を買いました。 – starnote*
ついに文明の利器を手に入れた。 引っ越しにともなって、今の部屋にある家具を解体したり、新しく買ったものを組み立てたり。手作業で行っていたら日が暮れてしまいます。 だから、「電動ドライバー」というものに手を出してみることにしました。このジャンルは調べれば調べるほど奥が深かったので、入門編としてお手軽な「BOSCH IXO5」を購入しました。 はじめての電動ドライバーに「BOSCH IXO5」を買いました。 まだ本格的なDIYまではやる予定はないので、とりあえずIKEAや無印良品の家具を組み立てるのが楽になればいいかな。 っていう感じなので、最初はガチなやつじゃなくて、お手軽な電動ドライバーを買うことにしました。 Amazonでポチって翌日には届きました。長崎までご苦労様です。 包装紙を取ると、ケースには大きく「IXO」のロゴが刻まれています。プラスチック製だけどかっこいいですね。 開封するには、側面にある赤いレバーをズラします。 じゃーん。かっこいいぞ…! 中身はとてもシンプル 内容物は 本体 ドライバービット 充電器 この3つだけです。とてもシンプル。 バッテリーは本体に内蔵されているので、使うときはコンセントに繋ぐ必要はありません。 使い方もシンプル 電動ドライバーなので、要は先っぽが回るだけです。その回転方向を本体上部の赤いレバーで制御できます。 このレバーには、前・中・後の3つの位置があります。 前 —— 右回り(ネジが締まる) 中 —— 回らない 後 —— 左回り(ネジが緩む) レバー入れた上で、引き金状のスイッチを引くと、先っぽが回ります。 ドライバービットは10種類 よく使われるようなネジに合わせて、ドライバービットが10種類入っています。 いま僕の部屋にはIKEAのKALLAXや無印良品のシェルフがあるのですが、それらを解体するために「4mmの六角ネジ」が必要でした。ちゃんと入ってたのでGOODです。 ただ、Francfrancのシェルフはもう少し小さめの六角ネジだったので、合うものを追加で買い足そうと思っています。 LEDライトを搭載 その他のポイントとしては、先端にLEDライトがついていて手元を照らしてくれます。スイッチを引いているときだけ点灯します。いいね。 microUSB端子から充電

はじめての電動ドライバーに「BOSCH IXO5」を買いました。


——とはいえ。

自衛することが大切

いくら全力で潰しにいくと公言していても、そもそもパクられたことに気づけないと意味がないです。だから「最初からパクりにくいようにしておく」という自衛策を講じるのが、とてもとても大切だと思うのです。

このような考えのもと、ブログを始めた初期の頃から「写真の右下にウォーターマーク(透かし)を入れる」というのを徹底してきました。こんな感じです。

飛行機から眺める、美しい僕らの地球。

週末台湾|第2回|くつろげるおしゃれカフェ「Woolloomooloo」

ウォーターマークを入れる「メリット」

  • コピペで使いにくくなる
  • パクったら許さないという意思表示になる
  • パクられたときに見つけやすい/証明しやすい

このようなウォーターマークを入れていくと、コピペで使いにくくなります。人の写真をパクってまで使うような人は、わざわざ端の部分を切り取るような面倒な作業をしないと思うのです。もちろん100%じゃないけどさ。

また、ウォーターマークを入れておくことで、「パクりに対して警戒してますよ」という意思表示にもなるかなと思っています。1枚ずつコピーライトを書いてもいいけれど、それはやり過ぎな気がするので、ウォーターマークに落ち着いています。

さらに、もしコピペでパクられても、右下に自分のブログのマークが入っているので見つけやすいです。見ただけでわかるので、証拠を突きつける必要すらないですよね。

「ただのスクショだからいいかな」と思ってウォーターマークを入れていなかったApple Musicの記事が、ピンポイントで被害に遭いました。だから例外なく入れておくべきです。

なのでそれからは、スクリーンショットを使う場合もそのままではなく、いったんKeynoteに取り込んでから書き出すようにしています。(後述します)

ウォーターマークを入れる「デメリット」

  • 面倒くさい
  • 写真が見づらくなる

確かに1つずつ手動で入れていたらとても面倒ですが、手順はほぼ自動化できます。元画像から書き出したり、リサイズする流れの中に組み込むことができるからです。その手順はこれから解説します。

しかし、写真のウォーターマークと重なった部分が見づらくなってしまうのは、どうしようもありません。こればっかりは諦めるしかなさそうです。

個人的には、何も入れずにパクられ放題にしておくよりは、多少見づらくなってもウォーターマークを入れておく派です。


ブログの写真にウォーターマークを入れよう

僕がブログで使う写真/画像の出所はこの4パターンです。

  1. Lightroom Classic CCから書き出す —— RAW画像を管理している母艦のiMacで記事を書いているときは、元のRAW画像から直接書き出します。
  2. Lightroom CCから書き出す —— MacBook ProやiPad Proで記事を書いているとき。
  3. iCloudフォトライブラリから書き出す —— 現像が終わってiCloudでの管理に移行している写真はLightroom CCに入っていないので、写真.appから書き出します。
  4. Keynoteで作ったスライド —— 解説用のスライドはKeynoteで作って、写真として書き出します。

それぞれの場合におけるウォーターマークの入れ方について、解説していきますね。


Lightroom Classic CCから書き出す

Lightroom Classic CCには「書き出し時に透かしを入れる機能」が備わっています。最初に設定するだけで、あとは全自動でやってくれます。

透かしにしたい画像を用意して、その場所を指定すればOKです。とても簡単。


Lightroom CCから書き出す

一方、Lightroom CCには書き出し時に透かしを入れる機能がありません(Mac版/iOS版のどちらにも)。

なので僕は、

  1. いったんJPEGで書き出す
  2. Automator/ショートカットを使ってウォーターマークを入れる
  3. ImageOptimで圧縮(Macのみ)
  4. Ulyssesに取り込んで記事を書く

こんな感じのフローにしています。あらかじめ設定しておけば、ウォーターマークの挿入は数回クリック(タップ)するだけでよくて、とても簡単です。

使うツールは、

  • Macの場合 → Automator
  • iPad Proの場合 → ショートカット

です。

その設定方法は、いずれもごりゅご.comでとてもわかりやすく解説されているので、参考にしてみてください。

Macでの設定方法はこちら。

MacのAutomatorを使って画像に透かしを入れる
Lightroomで写真の書き出しをする際に透かしを入れる設定にしていましたが、新しいLightroom(Cl…

MacのAutomatorを使って画像に透かしを入れる | ごりゅご.com

AutomatorはMacに最初から入っているアプリです。使ったことのある人は少ないと思いますが、やってみるととても簡単です。

iPad Proはこちら。

iPhoneだけで写真に透かし(ウォーターマーク)を入れる方法
アプリ「Workflow」を使って、iPhone1つで簡単に画像に透かしを入れて保存する方法を紹介します。

iPhoneだけで写真に透かし(ウォーターマーク)を入れる方法 | ごりゅご.com

iPhoneもiPadもやり方は同じなので、適宜読みかえてください。また、記事中でのアプリ名が「Workflow」となっていますが、現在は「ショートカット」というアプリに生まれ変わりました。

ショートカット
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iCloudフォトライブラリから書き出す

iCloudフォトライブラリから書き出す場合も、Lightroom CCのときと同じです。

つまり、

  1. いったんJPEGで書き出す
  2. Automator/ショートカットを使ってウォーターマークを入れる
  3. ImageOptimで圧縮(Macのみ)
  4. Ulyssesに取り込んで記事を書く

というようなフロー。設定も同じものを使っています。


Keynoteで作ったスライド

たまに解説用のスライドをKeynoteで作って載せることがあります。こんな感じですね。

初心者がMacBookシリーズを購入する前に知りたい情報をまとめて図解します

このようなスライドの右下にもブログのロゴを入れています。ただし、これは後から入れたものではなくて、スライドの中に入れ込んでいるだけです。なので厳密には透かしではないですね…

スクリーンショットも同じフォーマットで

また、このKeynoteテンプレートを使って、ブログに載せるスクリーンショットも同じ形式で揃えています。前述のような事件があったので、最近はスクショでも一手間かけています。

  1. スクリーンショットを撮る
  2. Keynoteに取り込む
  3. 画像として書き出す

このように、ブログのマークを入れ込んだKeynoteのテンプレートに取り込んでから、スライドこと画像として書き出しています。


例外はアイキャッチ画像

アイキャッチ画像は例外で、右下にウォーターマークを入れるのではなく、中央下部にブログ名をそのまま入れることにしています。こんな感じです。

長崎ランタンフェスティバル2019|街全体が橙色に彩られる特別な2週間

もちろんブログ名をアピールするという目的もありますが、パクられ防止策でもあります。

その記事の中で最も時間をかけて作っている画像はアイキャッチです。記事の顔なので、これがパクられたらとても悲しいのです。

ちなみに、アイキャッチ画像に関する詳しい作り方や僕の思考の過程については、以下の記事にまとめています。ぜひ一度読んでみてください。

starnote*流、アイキャッチ画像のつくりかた。 – starnote*
裏側公開シリーズの第2弾です。 最近、「starnote*のアイキャッチ画像はセンスがよくて統一感がある」と言われたことがありました。そう言っていただけるのは嬉しいのですが、何かの理論に基づいて作っているわけではなく、僕自身のフィーリングに頼っている部分が多いです。 論理的に系統立てて説明することはできませんが、できるだけ詳細に僕の思考回路を共有すれば、少しは参考になるかも…!と思い、この記事を書きました。あくまでも「僕はこうやって作ってますよ!」という紹介なので、軽い気持ちでお読みください。 starnote*の裏側公開シリーズ → starnote*の記事ができるまで。 → 僕がブログや論文の執筆に使うマシンたち。 #わたしのブログ環境 → starnote*的、アイキャッチ画像に使う写真を選ぶ基準。 アイキャッチ画像を思いつくパターン 「アイキャッチ画像を作る」という作業には、僕の中にいくつかのパターンがあります。 なんとなく流れでできちゃったパターン 最初から頭の中にイメージがあるパターン 写真を決めたらアイデアが湧いてくるパターン 何も思いつかなくて作りながら考えるパターン とはいえ、体系的に整理できているわけではありません。だってアイキャッチ画像の作成において多くを占めているのは「フィーリング」ですからね。皆さんだってそうでしょ? 突然ですが、「Perfect Photo Recipes Book」という本をご存じですか? 写真家の野寺治孝さんが、カメラの設定とともに「写真を撮るときの思考」を記した本です。 PERFECT PHOTO RECIPES BOOK(パーフェクト・フォトレシピブック) (玄光社MOOK)posted with カエレバ野寺治孝 玄光社 2017-06-07 Amazon楽天市場Yahooショッピング 今回はこの本の考え方を拝借して、僕がアイキャッチ画像を作るときの思考の過程を共有できればと思います。 アイキャッチとは、その記事の「顔」 アイキャッチ画像とは、文字通り「アイ(Eye)をキャッチ(Catch)するための画像」です(和製英語ですが)。つまり、その記事の顔や看板となるわけです。

starnote*流、アイキャッチ画像のつくりかた。


まとめ

最後にこの記事の要点を3行でまとめると、

  • 前提として、パクられても容赦しない
  • いろいろ面倒なことになるので、最初からパクりにくい自衛策を講じておく
  • その1つとしてウォーターマークがありますよ

というような内容でした。

ウォーターマークを入れることによって、パクりに対する心理的な抵抗が生まれることを期待しつつ、一定の抑制効果があるんじゃないかなーと思っています。

だから、写真にこだわっているブログほど、ウォーターマークを入れて自衛する意味が大きいと思うのです。導入のハードルは全然高くないので、ぜひご検討ください。


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