ずっと歩き回ってたら、疲れる。
いくら行き先を決めないノープラン旅でも、あてもなく歩き回っていたらヘトヘトになってしまう。だから適度に歩いて、それから適度に休憩して、また適度に歩く。この繰り返し。
休憩するといっても、ただぼけーっと過ごすのは生産性がないから、旅先で感じたことを記録する時間にしている。
だから、旅の途中でも、腰を据えて文章を綴る空間が欲しい。
この記事には広告が含まれています。
台北101近くのおしゃれカフェ
どのカフェに寄ろうかと事前にリサーチをしていたら、台北101の近くに居心地のよさそうなお店を見つけた。
その名も「Woolloomooloo(ウールームールー)」。語源はオーストラリア・シドニー市内の街の名前みたいだ。
ビルの奥まった1階なので、あやうく通り過ぎるところだった。
1泊2日の台湾旅、2日目の昼前にこの界隈を散策していたから、ちょうどブランチの時間だ。休憩するのにちょうどいいタイミング。寄ってみよう。
ドアの前に立つと店員のお兄さんが開けてくれた。一瞬自動ドアかと思ったよ。
雰囲気のいい店内。(撮影許可取ってます)
近所にあったら毎日寄るかも。
地元の人も、ヨーロッパ系の人も。店内には多言語が飛び交う。
みんな思い思いの時間を過ごしていた。
ブランチにトーストをいただく
メニューも洒落てる。雑誌を読んでるみたいだった。
ブランチメニューからトーストとアイスコーヒーを注文した。メニューの写真を見て「これください」って注文したから、料理の名前はわからない。
水もボトルで来る。洒落てるな。
待つこと20分くらい。色鮮やかなトーストが目の前に。
トーストの上にきのこの炒め物がまんべんなく敷き詰められ、さらにポテトサラダが乗っている。その上にはローストビーフがこれでもかと乗せられて、色鮮やかな野菜たちが花を添える。
断面図を書いてみた。
見た目以上に、味のインパクトが強かった。上に乗ってるものだけでもおいしいはずなのに、トーストがあることで味がまとまるというか、一本の軸ができる感じ。こんなにおいしいトースト、はじめて食べた。
心地よい場所で文章を綴る
おなかが満たされたあとは、持ってきたiPadのキーボードをカタカタと。記憶が新しいうちに文章にするといいと言うけれど、それなら現在進行形なときに書き始めた方がもっといいはずだ。
小一時間作業して、この記事の草稿を書いた。
週末台湾|プロローグ|心に響く「今」を探す旅 – starnote*
あとは何枚か写真を現像したり、LINEに返信したり。そろそろ街に繰り出そうか。
また歩き出そう
先の見えない行き当たりばったりな旅。気の向く方向に歩みを進め、その先で出会った人や、街並みや、風景と向き合う。見るものすべてが日本とは違うものだ。
だからこそ、こうやってこまめに足を休め、そのときに感じたことを丁寧に拾い上げて文章にしていく。また新たな発見が生まれる。すると、次に進みたい方向が自ずと見えてくる。
店を出て、とりあえず右かな。そうだ、気になっていたあの場所に行ってみよう。
Woolloomooloo
地下鉄「淡水信義線」の信義安和駅と台北101駅の中間地点。台北101で観光した帰りに寄るのがいいかも。
Woolloomooloo – 為這個城市提供多一點選擇
「週末台湾」全5回
- 週末台湾|プロローグ|心に響く「今」を探す旅
- 週末台湾|第1回|土曜日の朝、バックパックを背負って台北へ
- 週末台湾|第2回|くつろげるおしゃれカフェ「Woolloomooloo」【この記事】
- 週末台湾|第3回|光り輝く台北の街を、台北101から
- 週末台湾|第4回|ステーショナリーショップ「TOOLS to LIVEBY」
- 週末台湾|第5回|観光客のいない路地裏