無理に適応する必要はないと思います。
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Googleのアルゴリズムが変化し続ける中で、僕たちがどう向き合っていくべきか。これってブロガーにとっても、情報を発信するすべての人にとっても、永遠のテーマですよね。僕自身、2015年頃からこのブログを続けてきて、検索順位の激しい変動を何度も目の当たりにしてきました。
かつては上位にいた記事が、ある日突然、誰の目にも触れない場所まで流されてしまう。そんな経験を繰り返す中で、僕が辿り着いた答えは「検索エンジンの顔色を伺うのを、少しだけやめてみる」ということでした。
検索エンジンではなく「一人の読者」に向き合う
Googleのアルゴリズムは、究極的には「ユーザーにとって最も役立つ、信頼できる情報」を届けようとしています。つまり、テクニックとしてのSEO(検索エンジン最適化)に走るよりも、目の前の一人の読者が抱えている悩みや好奇心に、どれだけ深く、誠実に応えられるかが重要だと思うんです。
例えば、かなり昔に書いた「薬剤師免許の申請」や「Apple Musicの学生プラン」の記事は、多くの人に長く読まれています。これらは、僕自身が実際に経験して「ここが分かりにくかったな」と感じたことを、未来の誰かのために丁寧に言語化したものです。
結局、そうした「実体験に基づく一次情報」こそが、どんなアルゴリズムの変化にも揺るがない、ブログの核になるのだと実感しています。
「自分らしさ」をアルゴリズムの防波堤にする
最近ではAIによる記事執筆も一般的になりましたが、僕もChatGPTを使って自動化を試みたことがあります 。でも、出来上がった文章を見て、「これでは僕が書く意味がないな」と身震いしたんです。AIが生成する完璧すぎる文章には、人間らしい「ゆらぎ」や「独自の視点」が欠けている。
AIがどれだけ進化しても、書き手の体温が伝わる文章、その人ならではの言い回しや失敗談には、代替不可能な価値が宿ります。僕たちが向き合うべきは、無機質なAIの出力をそのまま使うのではなく、自分の思考や体験を「自分だけの言葉」で綴り続けることなのかもしれません。
変化を恐れず、でも流されないスタンス
もちろん、技術的なアップデートを完全に無視するわけではなくて。
完全にAIに代替させることは難しいとしても、可能な限り活用するようにしています。新しい技術に置いてけぼりを食らうのは違う気がして、最新の技術をキャッチアップしながらも、自分らしさの部分は決して譲らない。でも、それはあくまで「読者に心地よく情報を届けるための手段」であって、目的ではありません。
大切なのは、たとえ検索からの流入が減ったとしても、「この人の文章をまた読みたい」と思ってくれる読者や、自分自身の思考を整理するための場所としての価値を、守り続けること。誰も来ない無人島に旗を立てるような孤独な作業かもしれませんが、その積み重ねが、結果としてアルゴリズムにも愛される「強いメディア」を作っていくのだと僕は信じています。
アルゴリズムの変化に一喜一憂するのではなく、むしろそれを「より質の高い、自分らしいコンテンツ」を模索するためのきっかけとして捉えてみる。そんな、少し脱力したくらいのスタンスが、長く楽しく発信を続けるための秘訣かもしれませんね。
最後に
結局のところ、アルゴリズムと戦う必要なんてないのかもしれません。変わるものは変わる。上がる日もあれば、落ちる日もある。それならば、一喜一憂するよりも、「今日もちゃんと書けた」と自分に言える方が健全です。
そうやって肩の力を抜いて続けていくことが、結果としていちばん強い戦略なのだと、10年書いてきてようやく思えるようになりました。
とはいえ、状況は確実に変わりつつあります。僕らは「検索されない時代」の入口に立っているのかもしれません。分からないことがあればAIに聞いて、それで完結してしまう。
では、個人ブログはこれからどうなるのか。AIに引用される存在になればいいのか。それとも、そもそも引用の外側に価値を作るべきなのか。まだ答えは出ていません。ただ、その問いを抱えたまま書くこと自体に、意味がある気もしています。







