カバンが重くなるからPCを持って行くのは気が引けるけど、出先で快適に文章を書きたい。ブログを書きたい。論文を書きたい。でもカバンが重くなるのはイヤ!そんなワガママに応えてくれるのがiPadだと思う。僕はiPad Air 2セルラーモデルを使っているのだが、テキストエディタ「Textastic」を使うと快適に文章を書くことができたので紹介しておきたい。
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MarkdownもHTMLも扱えるコードエディター
このブログが利用しているのははてなブログPROのサービスだ。はてなブログはMarkdown記法での執筆に対応しているので、HTMLタグ打ちと比べてお手軽にブログを書くことができる。ちなみにMarkdown記法を駆使したブログの執筆については以下のブログが参考になる。
TextasticはこのMarkdown記法での記述に対応している。したがって、Texasticを使ってMarkdown記法で原稿を書いてプレビューまで行い、はてなブログにコピペするという流れでブログを書くことができる。
Markdown記法でブログを書くといっても、Markdownだけを使って書かなければならないというわけではない。つまりMarkdownとHTMLタグを混在させることができるのだ。HTMLまで使うとなると、なお一層Textasticのコードエディターとしての強みを発揮できる。
フォントやテーマも変えられる
内蔵されているフォントは7種類。サイズも変更可能だ。
テーマの種類も豊富だ。明るいもの、暗いもの、全部合わせてなんと24種類!以下にまとめてみたので参考にして欲しい。どのテーマもシンタックスハイライトに対応している。
シンタックスハイライトをMarkdownモードにすれば、Markdownの記号だけでなくHTMLタグもハイライトされるのが気が利いている。下の画像はテーマ「Monokai」でシンタックスハイライトを「Markdown」に設定したもの。
iPad単体でも意外と快適
iPadで文章を書くとなると、Bluetoothキーボードを接続したり、最近ではiPad Pro用のSamrt Keyboard使ったりするのがセオリーとなりつつある。しかしながらどうしてもキーボードの分だけカバンが重くなってしまうので、機動性を重視するときはiPadのソフトウェアキーボードを利用する場面もあるかもしれない。
そんなときに役に立つのがTextasticの拡張キーボードだ。通常のキーボードの上に表示されているこの拡張キーボードは、ちょうどフリック入力の要領でよく使う記号を入力することができる。
こんな風に持って書くことだってできる。これならスキマ時間にちょっとずつ書くことが可能。
キーボードを組み合わせると最強
上の写真のようにキーボードを組み合わせると生産性がかなり向上する。「文章を書くこと」だけに着目すればMacで書くのとほとんど変わらない。ただし「ブログを書くこと」に関しては画像処理の部分でMac(Photoshop)の方が勝っているので、がっつり書くときはMacかな。
僕はiPad Air 2を使っているのでバッファローのBluetoothキーボードを使っているが、iPad Proを使っている人はSmart Keyboardになるのだろうか。いずれにせよ、iPad×Textastic×キーボードの組み合わせはかなりオススメできる。
ちなみに、ソフトウェアキーボードの上に表示されていた拡張キーボードはBluetoothキーボードを接続しても表示される。こんな感じ。
つまり、Bluetoothキーボードで入力しているときに記号を入力したくなったら…
こうやって手を伸ばせば簡単に入力することができるのだ。すばらしい。
プレビュー機能もあり
記事を編集中にメガネのアイコンをタップすればプレビューすることもできる。MarkdownやHTMLで記事を書いていると実際の見え方をイメージしなければならないが、プレビュー機能があれば一発で確認することができる。これは嬉しい機能。
編集中にプレビューボタンをタップすると…
このようにプレビューすることができる。
まとめ
はてなブログのiPadアプリもMarkdown記法に対応しているので、Textasticで書いたものをそのままコピペして投稿することも可能。少々値の張るアプリだが、これがあれば確実にiPadでのモブログは捗るので気になったらぜひ使ってみてほしい。