10年目に突入ですよ。
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本日で当ブログは9周年を迎えました。
ほんと、遠いところまで来たもんですよ。9年間も続けることができた記念として、今思っていることを少しだけ文章にしておきます。
何度も書いているとおり、僕がこのブログを始めたのは博士課程の大学院生のときでした。大学院生としての立場で約4年、そして社会人としての立場で約5年。そのときに発信したい・記録したいと思ったことをありのままに書いてきたつもりです。
最初は学会発表とかで使うスライドのデザインなど、アカデミックな内容も含めながら書いていました。が、大学院を離れて5年も経った今では方向性が変わり、今現在のライフスタイルを中心に車やカメラの話ばかりしている気がする。
その時点で身を置いている環境をベースに思っていることを文章に落とし込んでいるだけなので、僕の中では方向性は全然変えてないつもりなのですよ。しかし、読者さんの中では全然違うブログになってしまったと思っている方もいるかもしれませんね。そんなに古い方がどれだけいるのか分からないけれども。
この9年間、ブログを取り巻く環境は変わり続けてきました。
最初の頃は個人の情報発信ツールはブログが中心だったのですが、少しずつ動画や他のSNSにシフトしていき、今ではそれらが中心になってしまいました。もはや文章で発信すること自体が少数派になりつつあり、その中でもプラットフォームに乗らない個人ブログなんて極めてマイナーな存在に。
昨年の暮れからGoogleの検索アルゴリズムが変わってしまい、検索結果に個人ブログが全然出てこない仕様になってしまいました。これ自体は時代の流れなので仕方のないことだと思いつつ、裏を返せばプラットフォームに乗って発信すると比較的読んでもらえるということでもあり。
そういう風ないろんな背景もあって、最近ではnoteやYahoo!ニュースにも記事を転載しています。いわば、starnote*が本店で、note支店やYahoo!ニュース支店があるようなイメージ。
とはいえ、ブログが中心であることに変わりはないので、いくらアクセスが減っても更新をやめるつもりはありません。いちばん言いたいのはここで、9周年を迎えた今、10周年に向けて着実に歩みを進めていきたいのです。
なぜかというと、この9年間で文章を書くことが好きになってしまったんですよ。だから文章以外の方法で発信することは考えられないし、それをもっと極めた先にどんな景色が広がっているのか見てみたい。
それは今よりももっとマイナーな存在となり、個人ブログなんて誰も運営していない。もしかするとそんな未来かもしれないし、そうでないかもしれない。
博士課程に進学したのも他のみんなが選択しないような逆張りの選択だったように（そしてそれが自分にとっては正解だったと思えているように）、ブログだって流行に逆らったっていいじゃないか。だってそれがやりたいんだもの。
そんな感じで、周りの状況を過度に気にせず、自分のやりたいことを突き詰めながら、これからも自分の人生を歩いて行こうと思います。まだまだ進むよ！
▶ 個人ブログの時代は終わりか？
▶ 情報発信は文章の方がいいに決まってる
