この数か月間実践してきたけど、効果ありまくりです。
メル・ロビンズの「5秒の法則」とは?
Mel Robbins(メル・ロビンズ)の「The 5 Second Rule(5秒の法則)」。
具体的には【5秒以上考えると「やらない理由」を探してしまうので、それが見つかる前に動き出してしまう】というルールです。
つまり、
5 4 3 2 1 … GO!!
というように、即断即決で動き出してみるというライフハック。
数か月間にわたって実践していたんですけど、めちゃめちゃ有用なので強くオススメします。準備するものは何もなくて、ただ単に自分の考え方を変えるだけなので、今すぐに始められます。
なぜ有用なのか
なぜこの「5秒の法則」が有用なのか?
その理由を考える前に、そもそも論として「自分が望むことでさえも、なぜ後回しにしてしまうのか?」ということについて考えてみましょう。
結論から言うと、モノゴトを後回しにしてしまうのは自分を守るために脳が命令しているからです。本能——つまり脳の深い部分の話なので、自分の意思では制御できません。
では何から守るのか?
やらないといけないモノゴトに新たに直面したときに、心拍数が上がったりとか、呼吸が速くなったり、というような身体の変化が生じます。
この変化を脳が察知すると「危険を感じている」と捉えられ、人間の脳はその原因を探して「通常モード」に戻ろうとします。
なので、
If your mind can’t find a suitable explanation, your brain will make the anxiety worse so that you will want to physically run away from the situation and leave the room.
「なぜ危険を感じているか?」という説明が見当たらないときは不安が悪化しちゃうので、ただ単にその状況から逃げ出そうとしてしまうのです。
これこそが「あとでいいや」と思う原因です。
ポイントは、「逃げ出す」という選択をするときに5秒以上かかってしまうという点。
つまり、何かやりたいこと(=“危険”なこと)を思いついてから5秒間は、逃げ出す理由が見つかっていません。5秒経ってから「やっぱあとでいいや」という思考が湧いてきます。
要するに、この「あとでいいや」という思考が湧いてくる前に動き出してしまえば、すばやく取りかかることができます。
これこそが「5秒の法則」の仕組みです。
僕がどう使ったか
今まで黙ってたんですけど、僕がどんなに忙しくてもブログを毎日更新できているのは、このルールを実践しているからです。
「ブログ書かないといけないなー」という思考が湧いて5秒以内にMacに向かって書き出す、という感じで。何をしていても5秒で意思決定をやってしまう。例外はありません。
あとは、
- 朝起きるとき —— ベッドから這い上がってシャワーを浴びれば一発で目が覚める
- LINEやメールを返信するとき —— 基本は即レス
- 片付けをするとき —— 気づいたらその瞬間にやる
など、あらゆるモノゴトを即断即決でやっています。
実践するだけで仕事のできる人に
ちょっと考え方を変えて実践してみるだけで、一瞬で仕事のできる人になることができます。もし迷ってたらまず3日だけやってみてください。自分に向いてなかったらやめればいいだけの話です。
あまりピンとこなかった人はこの動画を見てみて。10分でやる気が爆上がりすると思うよ。