ちょっとだけ散策。
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富山に行ってきました。
仕事でやっている臨床研究を先生が学会で発表してくださるということで、それを拝聴しに富山に行ってきました。富山というか北陸自体が初めてで、どんな雰囲気なのか楽しみにしながらの訪問。
学会参加とはいえ仕事で行ったので、もちろん観光している時間はありません。主に移動中にGR IIIxを取り出して(数枚だけiPhone)、かなり適当に撮りました。適当すぎでブログに載せるか迷ったけれど、記録として掲載しておきます。
企業関係者向けにミーティングがあったので、学会前日の午前中に移動します。
10時半くらいに東京駅を出る「かがやき」に乗って富山を目指しました。停車駅は、東京 → 大宮 → 長野 → 富山という長距離移動に全振りした列車で、東京-富山間の約400kmを2時間10分ほどで結びます。
長野にはしょっちゅう行っているけれどいつも車なので、北陸新幹線に乗るのはこれが初めてです。新幹線自体も5年ぶりくらいで、院生時代の就活以来かな。かなり久しぶり。
せっかく2時間あるから仕事をしようと意気込んでいましたが、振動や音で早々に頭が痛くなってしまい、あえなく断念。バファリンを飲んで大人しく車窓から景色を眺めていました。
見慣れた長野の景色を越えると、左手には北アルプス・立山連峰が見えてきました。これが見たくて左側の席を取ったのだけれど、そうしてよかった。自然の雄大さに見入ってしまいました。
とはいえトンネルが多くずっと見えているわけではないので、タイミングを見計らって写真を撮りました。晴れててよかった!
そして富山駅に到着。これは帰りに撮った写真ですが、新しくてきれいな駅でした。
驚いたのは、新幹線の改札から出て目の前に路面電車の乗り場があったこと。駅の高架の下に路面電車がめり込んでるんです。これは観光客としてもとても分かりやすくていいなあ。
長崎出身の僕としては、路面電車に親近感を覚えつつ、地元の駅もこうなったらいいのになあと。長崎にも新幹線が来たのはいいけれど、路面電車の乗り場までかなり遠いのです。
そして、路面電車も新しい車両が多くてとても乗りやすかった。全体のシステムとして洗練されている印象を受けました。もちろんSuicaも使えるから、Apple Payで決済できて最高でした。
駅前にはショッピング施設がいくつかありました。新しい建物が多くすごく洗練されている印象で、お土産屋さんも充実していました。
駅前なのに人は若干少ないかな……と思ったけれど、そのおかげでスタバで席を確保するのに全く苦労しませんでした(駅前に2店舗あります)。東京のように椅子取りゲームをしなくてよくて、ふらっとスタバに寄って仕事できるのはとてもよかった。
学会の会場は「富山国際会議場」。富山駅からも歩いて行けるけれど、せっかく路面電車があるので乗って行きました。時間にして10分もかからないくらいで、運賃は210円(均一運賃・Suicaで払う場合)。
路面電車の乗り場もきれいだし、国際会議場もガラス張りでいい雰囲気でした。このあとは企業向けのミーティングに出て、その後ホテルにチェックインして仕事をしていました。
そして2日目。
午前中に無事に学会発表も終わり(僕は主に聞いていて質問に1つ回答しただけ)、午後の演題まで聞いていると帰りの新幹線に間に合うか微妙だったので、会場を後にして駅まで歩いてみることに。
会場の富山国際会議場の目の前には、富山城址公園が広がっています。まずはここに入って歩いてみましょう。ちなみに、お城の中は博物館になっているようでした。
富山城址公園から出ると、大きな通りに出ました。たくさんの緑に覆われていて、めちゃめちゃ気持ちいいな。この日の最高気温は17℃くらいで涼しく、スーツを着ている身としては歩いても暑くならなくて過ごしやすかった。
行きの新幹線の中でも思ったけれど、外国人の方がたくさん観光に来ているようでした。東京や京都といった有名どころだけでなく、隅々まで日本を満喫してくれている気がして、なんだか嬉しくなりました。(僕は富山とは縁もゆかりもないんだけどね)
これ市役所。タワーみたいなものは何かと思っていましたが、後から知った話だと展望塔だったみたい。ここは行ってみればよかったかな。
さらに歩いていると、有名なデザインショップも見つけました。こういうお店が出店しているのも、美術館が多く文化的土壌のある富山らしいところだなーと思ったり。
さて、駅前に戻ってきました。お昼ご飯を食べ損ねていたし、新幹線までもう少し時間があったので、駅前で何か食べることに。
何を食べようかとうろうろして、やっぱり富山ブラックのラーメンかなと。駅高架下の「とやマルシェ」に富山ブラックの発祥店「大喜」さんがあったので、そこに入ってみることにしました。
お腹が空いていたので「中華そば 大」を注文。運ばれてきたラーメンを見ると本当に黒い…!(黒さの正体は濃い醤油とブラックペッパーでした)
そろそろ新幹線の時間なので、帰路につきましょうか。仕事と学会ばかりの1泊2日で富山を満喫できたかと聞かれると、明確に ”No“ ですね。すごい表面的な部分だけ掠め取った感じ。
個人的には「富山といえば美術館」な印象を持っていて、でも今回の訪問では行くことができなかったので、また今度訪問して観光したいですね。