毎日のルーティーンです。
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平日も在宅勤務で働いていることが多いので、毎日のように家でコーヒーを淹れます。そしてブログやnoteを書くときも、手元には必ずコーヒーがあります。
それは、こだわりというより習慣に近い。豆はAGFの「ちょっと贅沢な珈琲店」をAmazonの定期便でまとめ買い。開封したらすぐに冷凍しておく。豆を挽くのは面倒だからやらない。
手を抜くところと守るところの線引きを決めておくと、毎日が少しだけ楽になる。気合を入れずに、それでもちゃんとおいしい。僕のコーヒーは、だいたいそんな感じです。
こだわりたくないけど、楽しみたい

僕は、「コーヒーにはこだわりがある」という程ではありません。コーヒーについて発信している人を見ると、僕のは「こだわり」に達しているとは到底言えない。でも、コーヒーが好きなことは間違いないんです。好きだけど、こだわるのは面倒。そんな微妙な距離感にいます。
とはいえ、毎朝自分で淹れる時間はなんとなく大切にしています。インスタントで済ませることもできるけど、それだと全然おいしくない。だからといって、豆を挽いて計量しながらドリップする世界にも踏み込みたくない。
もちろん、こだわったらもっとおいしくなるのかもしれません。でも、最低限のおいしいコーヒーが飲めるのであれば、それ以上に手間をかけるのは違うなと思ったんです。あくまで家の中で自分と妻が飲むだけだし、お店でお金を取るわけではない。
だから、「こだわらないこと」にこだわっている、と言えるかもしれませんね。
AGFの「ちょっと贅沢な珈琲店」で十分。手を抜くところは抜くし、面倒な工程は最初からやらない。その代わり、自分のペースで続けられることを優先している。たぶんそれが、無理せずに続けられる「おいしい」の基準なんだと思います。
日常的には、入手性のいいコーヒー豆を

「こだわらない」という前提に立つと、コーヒー豆も高いものを使いたくない。毎日飲むものだから、高いものを選ぶとランニングコストが大きく上がってしまいます。なので、どこでも売っているAGFの「ちょっと贅沢な珈琲店」を選びました。
以前はコストコでスターバックスの「パイクプレイスロースト」の大袋を買っていたんだけど、最近はコストコに行かない生活をやっているので、どこでも売っている豆に乗り換えました。日常的に使う豆は入手しやすいものがいい。
この「ちょっと贅沢な珈琲店」のいいところは、Amazonで大袋を安定的に入手できるということ。定期便にすれば10%オフになるし、買い忘れもありません。とはいえ最近めちゃ値段上がってるね。定期便を始めたときは2,000円前後だった気がする。
一方、日常的な豆とは別に、気分を上げるための豆も、別で確保しています。といっても、妻がたまに自由が丘のONIBUS COFFEEで買ってきてくれるので、それをありがたく飲んでいる感じ。
豆を挽くのは面倒だから、冷凍して保管

なぜレギュラーコーヒーを買うかというと、豆を挽くのが面倒だからです。
レギュラーコーヒーであればペーパードリップできる粒度で最初から挽いてあるし、そのままドリップすることができます。だからといってインスタントコーヒーはおいしくないから、レギュラーコーヒーを最低限の手間で運用するという方法に落ち着いたというわけ。
しかし、挽かれた豆を長期で保管すると劣化してしまいます。その劣化を最低限に留めるために、大袋を開封したらすぐに冷凍庫で保管しています。そのときに使っているのが、DULTONのメタルクリップと、カリタの計量スプーン。
DULTON メタルクリップ
コーヒー豆の大袋を閉じているのは、DULTONの大きなクリップです。お店で見つけて思わず2個買っちゃって、1個はこの用途になっています。
大きさもクリップ力もちょうどよくて、まさにコーヒー豆の大袋を閉じるのに作られたようなクリップです。ただ、人によっては固いと感じることもあるかもしれません。これだけ大きなクリップですからね、それなりに力が必要です。

カリタ コーヒーメジャー
そして、コーヒー豆の計量スプーンは、横着して大袋の中に入れっぱなしにしています。
いつもはこの計量スプーンで2杯計って、その後は大袋の中で保管。コーヒーまみれになるので、大袋を全部使い切ったタイミングで食洗機に入れて洗っています。

KINTOのコーヒーカラフェセットで2杯分まとめて
ドリップするときは、KINTOのコーヒーカラフェセットを使って2杯分をまとめてドリップします。これを夫婦2人で分け合っています。僕はブラックで飲むことが多く、妻はカフェラテにして飲む。朝からこの2杯を入れるのが、僕の日課になっています。
とはいえ、この2杯を入れても少し残るので、それは午後以降のおかわりとして取っておきます。冷めてしまうけれど、そもそも僕はブラックコーヒーを数時間かけてちまちまと飲むので、マグカップに入っているコーヒーも冷めているのです。だから一緒。
ドリップするときも変にこだわらず、お湯はBALMUDA The Potで沸かして、温度は気にしない。最初の蒸らしくらはやるけど、それ以降は特に時間を計ることもなく、お湯を入れるスピードも適当です。とはいえ、このコーヒーカラフェセットには2杯分を示す目印があるので、それを目安に入れてる感じ。
というように、道具を揃えることが目的ではなく、「手間をかけずに心地よく続けられるか」を基準に選んでいます。見た目も使い勝手も、生活の延長線上にあるもので十分です。


コーヒーフィルターも適当なものを
そして当然、コーヒーフィルターも近所のライフで買った適当なものを使っています。
100枚入りのやつを買って、お茶パックなどと一緒に無印良品のラタンボックスに放り込み、食器棚の一角に置いておく。そんな雑な運用です。これくらいが肩肘張らずにちょうどいい。



手を抜くことは、暮らしを整えること
コーヒーを淹れるたびに思うのは、「結局、自分が続けられる形がいちばんいい」ということです。手間を惜しんでいるようで、実際は余計な要素を削ぎ落としただけ。道具も手順も、僕にとって必要最低限の形になっています。
何かを続けようとするとき、人はつい正解を探してしまうけれど、暮らしにおける正解はいつも自分の中にある。毎朝のコーヒーも、僕にとっては作業の一部であり、気持ちを切り替える儀式のようなものです。こだわらない分、無理なく続けられるし、そこに小さな安心感がある。
「ちょっと贅沢な珈琲店」という名前は、まさに今の僕にしっくりきます。大げさにこだわるわけでもなく、だからといって手を抜きすぎるわけでもない。“ちょっと” 贅沢くらいのバランスが、日々の暮らしに馴染むのだと思います。
完璧を目指さず、ちょうどいいところで満足する。その余白の中にこそ、自分の生活のリズムや、日々の暮らしを楽しむための余力が残る気がします。
だからこれからも、コーヒーはこのやり方で。たまには別のコーヒー豆を使う程度で、ちょっとした気分転換を行う。無理をせず、でも気分よく過ごせる一日の始まりに、今日もケトルを手に取ります。














