もう3年が経過。
この記事には広告が含まれています。
CX-60の車検が終わりました。3年経過時の初回車検、現時点の走行距離は30,325km。年間1万kmほどと、きわめて平均的な乗り方かなと思います。
5年間の残クレで買っているので、今回は乗り替えではなく、車検を通すことにしました。その判断の過程は、以前こちらの記事に書いたので、興味があればぜひお読みください。
ざっくり言うと、現時点で乗り替え先の車が決まっているわけではないし、CX-60で満足してしまっているから、敢えて乗り替える必要がない。だからそのまま乗り続けるという判断です。
CX-60の車検費用
今回の車検費用はこんな感じ。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 車検諸費用 ・自賠責 17,650円 ・重量税 20,000円 ・印紙代 2,300円 ・代行料 11,880円 | 51,830円 |
| 法定点検 | 64,350円 |
| 推奨整備 ・エアクリーナーエレメント交換 4,169円 ・リアワイパー交換 990円 ・エアコンフィルター交換 5,280円 ・デポジットクリーナー施工 3,300円 | 13,739円 |
| 合計 | 129,919円 |
| パックdeメンテ 前受金 | –64,350円 |
| 今回の支払額 | 65,569円 |
合計は129,919円なのですが、僕は5年間の残クレで購入している関係で、パックdeメンテも5年間のものを購入していました。その中に法定点検分の64,350円が含まれていたので、今回は差し引き65,569円を支払いました。
なお、今回は夏タイヤから冬タイヤへの履き替えも同時に作業していただきました。点検の中でタイヤを外すからという名目で、履き替え作業は無料。
バッテリーが瀕死…
3年が経ったので、消耗品はそろそろ交換の時期となってきます。大きな出費となりそうなのはタイヤとバッテリーだなと思っていたのですが、このうちバッテリーがついに寿命を迎えてしまったようでして。
前回の2年半の点検時は問題なかったけれど、今回は健全性が60%になっているとのことで、そろそろ交換の目安です。これから冬を迎えるとバッテリーにとって厳しい時期になってくるし、きっと吹雪の中を走るような過酷な状況にも晒されるはずなので、早めに交換しておきたい。
ディーラーでバッテリーを購入すると、工賃込みで43,000円くらいになりそう。これは想定外だったので避けたいぞ…!
しかし、自分でバッテリーを手配してディーラーに持ち込んで、交換と古いバッテリーの廃棄をお願いすることもできるそうでして。その場合、バッテリー代は実費で購入し、交換と廃棄を5,000円くらいでやっていただけるとのこと。
バッテリーなんてPanasonicの信頼性高いものがAmazonで2万円弱で売っているのだから、そっちの方が割安です。だったら自分で手配してディーラーに持ち込んだ方がいい。
ということで、ディーラーさんに無理をお願いして年内の作業をねじ込んでいただきました。年末年始で車を酷使する可能性が高いので、安心して迎えることができそうです。
不具合対応も同時に実施
今回の車検に伴う整備の中で、先日から不具合が発生していた「ステアリングギアボックス」も交換していただきました。
▶ CX-60のステアリングに不具合。丸ごと交換になりそう。
大きく分解して交換するような重整備になるので、メカニックの作業時間の確保が難しく、交換を提案していただいてから約1か月半での交換対応となりました。
交換された結果、ステアリングが滑らかになった…のか? いや、今回はタイヤもスタッドレスに履き替えたので、純粋な差分を認識できないんですよね。少なくとも、中心付近で感じていた引っ掛かりは明確になくなくなりました。
また、今回の整備の中でもうひとつ不具合が見つかったので、無償で保証対応いただきました。それはエンジン冷却水のタンクに滲みがあったようで、おそらくひびが入っていた?とのこと。これは新品に交換。
ネズミ?の被害
悪いニュースが続きますが、小動物(おそらくネズミ)による被害が見つかったと報告を受けました。エンジンカバーに吸音・断熱材があるのですが、その繊維がバラバラになっていて、ネズミが寝床を作ったような形跡があると。

今回は様子見としたのですが、ディーラーの担当さんに交換部品を調べていただいているところです。数千円で交換できそうなら、交換しておこうかなと思っています。
ただ、これ由々しき事態でして。今回は吸音・断熱材の被害だけで済んだのですが、さらに大きな被害の芽のような気がしてなりません。ベルトにネズミが巻き込まれると悲惨なことになるし、エンジンの配線を囓られた事例などもあるようでして。
そうなると、場合によってはエンジンの載せ替えまでは行かなくても、大がかりな作業となることもあるそうでして。その場合もちろん費用は持ち出しですよ、こんなに悲しい出費はありません。
なので、まずはマンションの管理会社に報告と対策を依頼しました。なんとかしてくれ…(こういうとき戸建てだと自己責任だけど、マンションは他責にできるから楽なんですよね)
まだまだ乗ります!
今回の車検中、代車として3日間CX-30に乗っていました。これが悪い車かと言われると、全然そんなことはなくて、コンパクトで扱いやすいし、日常使いにはちょうどいい。よくできたクルマだと思います。
ただ、CX-60に戻った瞬間、はっきり分かってしまったんですよね。「あ、全然違うわ」って。
CX-60サイズの車が持つ安定感というか、どっしりとした重厚感というか。走り出したときの落ち着き方、路面からの入力のいなし方、高速道路での安心感。すべてが一段上に感じられました。
重さは正義だな、と思わされる場面も多くて。車体が大きい分、挙動が穏やかだし、ステアリングを握っていて変に気を遣わなくていい。結果として、運転している僕自身がリラックスできるんです。
それに、静粛性や乗り心地も含めた空間としての上質さは、やっぱりCX-60ならでは。移動手段というより、「居心地のよい部屋」で移動している感覚がある。長距離でも疲れにくい理由は、こういうところにあるんだと思います。
CX-30を体験したからこそ、CX-60のよさがよりクリアになった。今の自分の使い方や生活には、このサイズ、この重厚感がちょうどいい。そう再確認できたのは、今回の代車体験のおかげでした。
というわけで、まだまだ乗ります。むしろ、今がいちばんCX-60のよさを実感できている時期かもしれません。









