今年もたくさん撮りました。
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ベストショット・2025
2025年も残すところあと2日。どうして毎年こんなに時間の流れが早いんだろう。つい先日年が明けたばかりなのに、気づいたら年末となってしまいました。
溶けるように過ぎていく時間の中でも、それなりにカメラを持ち出して外出する機会もありました。あったというか、無理矢理作り出したの方が正しいニュアンスかもしれません。
写真を撮ることのおもしろさは、「三次元で無限に広がっていく空間に対して、どの部分を二次元で切り取るか?」という試行錯誤の部分にあると思っていて。そのような思想が、構図とか、ピント面の合わせ方とか、細かい部分にブレイクダウンされてくる。
同じ場所にいても、違う人が撮ったら全く違う写真になることがある。それがおもしろい。だからこそ、自分が自分の目線で記録していく意味があると思います。
そうやって撮った写真の中で、「ああ、これはよく撮れたなあ!」と思えるものが、今年もいくつか生まれました。そんな写真たちを、一気に振り返ってみます。
1月
真冬の日光・霧降高原でソフトクリームを食べたり、奥日光で凍えながら夕暮れを見てました。寒すぎたけど、なぜか行きたくなるんですよねえ。
あとは、仕事で出張があったので朝イチの便で南紀白浜を訪れたりしました。GRの機動性がすばらしいなと、改めて思った旅でした。









2月
ふと思い立って、ひとりでアクアラインを越えて房総の海を見に行ったりしてました。行ってよかった場所の記事にも書いたけど、これが思考のリセットになってよかったんですよね。
そして、もはや恒例となりつつある長野・黒姫高原。犬と一緒にスキー場で雪遊びをするというイベントです。ただこのときは–3℃で重い雪が降りしきる極寒の中だったから、今度は天気がいいときに行きたいものです。









3月
いよいよ暖かくなってきたから、発祥の地である伊豆の河津町まで河津桜を見に行きました。もはや定番となりつつある沼津のいけすやさんでアジフライを食べて、さらに伊豆の奥地へ。
あとは京浜島つばさ公園で飛行機を撮ったり、妻の誕生日だったのでケーキを撮ったり。あまり大きな遠出はしなかったので、1月・2月と比べて写真は少なめ。







4月
4月は写真を撮りたい気持ちが下火になっていたのかな。全然写真がありません。みなとみらいをカメラ片手に適当に歩いたり、近所の桜を撮ったり、そのくらい。






5月
打って変わって、5月はいろんなところに行ったので写真が多い。といっても帰省が中心。長野の自然を撮ったり、無駄に都会になった長崎を撮りました。
長崎のスタジアムシティ、初めて行ったけど圧巻でした。公園のように自由に入れるから、こういうところでゆっくりするのもいいね。実家から近いので、長崎に住んでいるときに欲しかった。









6月
6月は写真が少ないね、何してたんだろう。車を走らせてダムとか行ってた気がします。宮ヶ瀬とか、房総のダムとか。宮ヶ瀬から道志を越えて山中湖まで行く、という定番コースも走ってたみたい。







7月
蒸し暑かった7月。昨年も訪れた茂原の服部農園あじさい屋敷がよかったので、今年も訪れました。あじさいもきれいなんだけど、冷えたスイカがとてもおいしくて。その後は九十九里ハーブガーデンでおいしいランチを。このハーブガーデンもよかったのでまた行きたい。








8月
8月は毎年恒例の犬のプール教室。もう慣れたもので、すいすいと上手に泳いでいってかわいかった。表情が真剣。いい瞬間を撮ることができました。このときばかりはズームができるコンデジ(RX100M5A)が助かります。
あとはお盆に長野に行きました。行ってよかった場所の記事にも書いたけど、このときに訪れたとうもろこし農園がとてもよかったので、来年も行きます。帰りは軽井沢にも寄って、お気に入りのスコーンをゲット。










9月
冬ぶりの日光・霧降高原に行きました。目的はソフトクリームなのですが、わざわざ食べに行きたくなる味なんですよね。そして牛さんたちの食事にも遭遇することができ、こんなに集まっているのは初めて見ました。
あとは沼津のいけすやさんでアジフライを食べて御殿場のアウトレットをぶらぶらしたり。ソフトクリームといい、アジフライといい、この人たちいつも同じようなことやってんな。







10月
10月は秋が始まった昭和記念公園を訪れたり、秋が深まった軽井沢にご飯を食べに行ったり。どっちも天気がよくなかったのですが、いい気分転換になったのは事実。そしておいしかった。
あとは僕の誕生日があったので、妻が豪華なディナー(ケーキ付き)を作ってくれました。自家製ローストビーフと自家製キッシュと自家製バスクチーズケーキが出てくるディナー、おいしすぎた。












11月
写真の秋。どこをどう切り取っても、いい写真しか生まれない。そんな美しい季節はたくさん出かけました。だから写真が多くて困る。
箱根のすすきを見に行ったり、改めて昭和記念公園に行ったり、横浜の街を散策したり。どの場面にもカメラがあって、いい写真がたくさん撮れました。










12月
12月はいい写真が多すぎて全然選べないね。というのも、晩秋の美しい京都が本気を出してきたし、クリスマスもあったし、カメラが大活躍の月でした。そんな中でも選ぶと、こんな感じかなあ。











来年もいい写真が撮れますように
という感じで、2025年のベストショットを振り返ってきました。
こうやってまとめて振り返ってみると、僕は写真で「作品」を作りたいわけではなくて、やっぱり自分の生活に寄り添った写真を撮るのが好きなんだと思います。ほとんどは日常の延長上にあるものを撮る。これはもう変わらないスタイルなんだろうなと。
寒い日に食べたソフトクリームとか、犬の真剣な表情とか、旅先で何気なく見上げた空とか。あとから見返したときに、「ああ、こんな時間を過ごしてたな」と思い出せる写真たち。そんなのを撮りたい。
だから、どこか特別な場所に行かなくても、何か大きな出来事がなくても、カメラを向けたその瞬間の空気や気分が写っていれば、それで十分なんだよな。別にピントが合ってなくてもいい。ミスしててもいい。日常生活の中にカメラを構えて、それを記録する。
来年もきっと、同じような写真を撮るんだと思います。行き先も、被写体も、やっていることも、そんなに変わらないかもしれない。でも、その年、そのときにしか撮れない写真は、確実にある。
だからまた、気が向いたらカメラを持ち出して、いいなと思ったものを、いいなと思った距離感で撮っていこう。そうやって、思い出の一部となってくれる写真が残ってくれたら嬉しいな。







