すっかり習慣になりました。
自分の記事生産能力の低さにうんざりして毎日更新をはじめ、昨日でちょうど1か月となりました。これまでやったことなかったので続くかどうか全くの未知数でしたが、ちゃんと続いてて自分でも驚きます。
この記事には、毎日更新を続けて1か月経った今思うことを記しておきます。
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もくじ
1か月間毎日更新しました
毎日更新を始めたのは2018年12月9日なので、昨日の更新でちょうど1か月でした。
基本的には、「10日間毎日ブログを更新してわかったこと」でピックアップした内容は変わらなくて、追加でいくつか思うところがあります。
変わらない内容は以下の5点です。
- ブログが習慣化する
- 翌日更新する際にいいプレッシャーになる
- 文章を書くのが速くなる
- いろんな反応をもらえる
- ネタが尽きなくなる
これらに関しての詳細は、10日目の記事をご覧ください。
10日間毎日ブログを更新してわかったこと – starnote*
追加したいのは5つ
で、さらに追加したいのが以下の5点。
- 方向性を定めたくなる
- コンセプトを意識して書くようになる
- アウトプットが楽しくなって他の表現も模索したくなる
- 次のステップに進みたくなる
- ブログと向き合う時間が長くなる
これらについて詳しく解説していきます。
方向性を定めたくなる
毎日更新を始めた当初、当サイトのサブタイトルは「僕が書きたいことを書きたいときに書くブログ」でした。
確かにこのようなテーマにしておくと、「思いついたときに思いついたことを何でも書ける」というメリットはあります。それでも、日記の域を出ないし、誰かの役に立つ記事が出てくる可能性も限定的です。
毎日書いていると「あ、今日もこんな話題を書いているな」という気づきがあります。その気づきを自分の中だけで留めておくのはもったいない。それをコンセプトとして明言することで、読者にも自分にも明確な道を示した方がいいと思いました。
その結果、2019年から「旅とガジェットとアカデミックな個人メディア」を謳うようにしました。
2019年、starnote*は「旅とガジェットとアカデミックな個人メディア」へ – starnote*
→ 2019年、starnote*は「旅とガジェットとアカデミックな個人メディア」へ
コンセプトを意識して書くようになる
前述のように、「旅」「ガジェット」「アカデミック」という3本柱を立てました。すると、記事を書くときにこの柱から離れていないか自然と気を配るようになりました。
このようなコンセプトを立てることはブログを書く上で基本中の基本ですが、これまでは全然意識していませんでした。ダメダメでしたね。反省します。
なので、過去のコンテンツは一応公開してますが、一からスタートしたつもりで書いています。
とはいえ、これまでよく書いていたことを柱にしたので、縛りができて窮屈になったというようなことはありません。ゆるい縛りなので少しくらい脱線してもいいし。
アウトプットが楽しくなって他の表現も模索したくなる
その前に記事書けよって話ですけど、毎日更新した上でやってるから許して。
ブログって文字と写真しかないので、ずっと向き合っていると少しずつ物足りなくなってきます。同じく文字と写真しかないけどレイアウトが自由な紙媒体とか、音と動きが加わった動画とか、いろんなことを試してみたくなります。
特に、こういう時代なので動画はやりたいですね。いま思っているのは、動画だけで完結させるのではなく、ブログ記事と動画のそれぞれがお互いを補完し合うようなものを作りたいです。まだなんとなくのイメージですが。
あとは、後述するZINEの第2弾・第3弾を出しつつ、洗練させていきたいです。このように、2019年は少しずつ活動の幅を広げていきたいなーと思っています。
ZINEを1冊作ったけども、全然これで満足なわけじゃないんで。2冊目3冊目を作りながらもっと洗練させるよ。
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年1月8日
次のステップに進みたくなる
こんな風に他の表現を試してみる実験のひとつとして、「ZINE」を制作してみました。
はじめて作ったので完成度はイマイチかもしれません。今の自分はすごいのを作ったと自負しているけど、あとから見返してみると大したことなかった、ってなりそうです。
それでも、やるかやらないかには天と地ほどの差があると思うんですよ。なんとなく作りたいなーと思ってるだけだったら何も成長しないので、とりあえず動いてみてから考えはじめた方がいいに決まっています。
最初から完璧なものを求めるのではなく、何度も試行錯誤しながら洗練させていけばいいのです。このように考えて、「まず動き始めてみた」のが今回のZINEです。
全然売れないと思ってましたが、買ってくれて方々がTwitterで報告してくれて嬉しかったです。ありがとうございます!
2018年の旅をまとめたZINEを出しました。Kindleで買えます。 – starnote*
→ 2018年の旅をまとめたZINEを出しました。Kindleで買えます。
ブログと向き合う時間が長くなる
毎日更新を始めるまでは、本業(博士課程の大学院生)の傍らでブログも運営しているという意識でした。あくまでもブログは「サブ」だったんですね。このような意識だったから、更新したくないときは放置していたし、書く内容もバラバラだった。
しかし、毎日更新するという義務を自分に課してしまうと、否が応でもブログと向き合う時間が長くなります。作業時間という意味でも、ブログのことを考えている時間という意味でも。
というのは、ブログに付きっきりというわけではなく、これまで無駄に過ごしていたようなスキマ時間をブログ執筆に充てるようになった、という意味です。この文章だって研究室で少しずつ書いています。(最終的な仕上げは家でやりましたけど)
毎日更新を始める前はなんとなく後ろめたい気持ちがあって、研究室でブログを書くなんてことは絶対になかったです。研究に関係ないことを持ち込んじゃダメだと思ってました。
でも、少し冷静になってみると、「研究室」というレイヤーのさらに上には「自分の人生」というレイヤーがあるわけですよ。自分の人生の中の貴重な時間を使って、研究室に滞在していることもあれば、ブログを書いていることもあるし、本を読んでいることもある。
つまり、「研究室にいるからといって、その他の自分を捨てなくてもいいんだ」と考えるようになりました。スキマ時間は他の活動に充ててもいいんです。
このように、毎日更新を始めるとちょっとした時間がもったいなくて、「今のうちに書けるだけ書いておこう」という意識が芽生えるようになりました。自分の人生だから、人に迷惑をかけない範囲で、自分のやりたいようにすればいい。
また、スキマ時間をブログ執筆に充てていれば、ブログのことを考えている時間も長くなります。
前回の記事に書いた「ネタが尽きなくなる」という内容とも重複しますが、常にブログのことを考えているからこそ、何をしていても頭の片隅には常にブログのことがちらついています。
まとめ
10日目で感じたことも含めて、「1か月毎日ブログを更新してわかったこと」をまとめると、
- ブログが習慣化する
- 翌日更新する際にいいプレッシャーになる
- 文章を書くのが速くなる
- いろんな反応をもらえる
- ネタが尽きなくなる
- 方向性を定めたくなる
- コンセプトを意識して書くようになる
- アウトプットが楽しくなって他の表現も模索したくなる
- 次のステップに進みたくなる
- ブログと向き合う時間が長くなる
こうなりました。ちょうど10個。短期間の損得勘定で評価するのはあまり好きではないですが、今のところメリットしかないと思います。
特に、「文章を書くのが速くなる」というのは僕の本業である研究にもいい影響を与えてくれています。論文を書いたり、研究概要を書いたり、なにかと文章を書くこと多いんですよ。集中力をあまり使わずに文章を書けるようになるので、とてもいいです。
また、世の中に目を向けてみると、僕が書いた記事で救われている人がいると言うことができるかもしれません。本当にいるかどうかはわかりませんが、そう思うことにしておきます。
このように、毎日更新して記事を量産すれば、自分の役にも立つし、世の中の役にも立つかもしれません。そう考えるとメリットしかないですね。
というわけで、これからもできる限り続けていこうと思うので、また読みに来てくれると嬉しいです。