10日間毎日ブログを更新してわかったこと

「ブログを毎日更新する」と聞いてハードルが高いと感じている人、多いと思います。僕もつい先日までそう考えていました。

でも実際にやってみないとわからない感覚ってあると思うのです。なので、まずは10日間だけと思って毎日更新してみました。すると意外なことに、更新するのが全然大変じゃなくなってくるんです。

連続更新が続くにつれ、その都度思うところを記録しておきたいと思いますが、まずは「10日編」ということで。

10日間毎日更新する

まずは、【ブログを毎日更新する】と聞いて「ハードルが高い」と感じる理由について考えてみました。

  • 毎日時間がとれない
  • 書くネタが尽きそう

というようなことが思い浮かびます。結局これって、

「毎日更新」が無限に続く気がしているから重い腰が上がらない

という1点に収束するような気がするのです。

だからまずは「10日間だけ」という期限を切ってやってみたらいいのではないかと考え、実際にやってみました。そのあとのことは、また10日後に考えてみればいいのです。

また、

  • そんなに更新しても読んでくれる人いないかも

というネガティブ思考も顔を出すかもしれません。これに対しては、

そもそも書かないと読んでもらえる記事が生まれないよ!

という言葉を贈っておきます。ブログって記事書いてなんぼの世界だと思います。


やりきったあとに感じたこと

10日間毎日更新したあとにこんなツイートをしました。

感じたことを5コピックアップしましたが、それぞれ解説したいと思います。

ブログが習慣化する

よく言われていることですが、自分の生活の中に「ブログを書く」という習慣を作ることができれば、毎日更新するのは苦でなくなります。

個人差はあると思いますが、僕は10日も経てば「更新するのが当たり前」な感覚になりました。

問題は、

「どうやってこの状態まで持って行くか」

ということです。連続更新を始めて間もないころは、習慣として根付いていない中で毎日書くので、苦痛を感じることがあるかもしれません。

精神論になってしまって恐縮ですが、やっぱりやる気の部分が大きいと思います。だからこそ、「ブログを更新するぞー!」とモチベーションが上がっているときに、連続更新を始めたらいいのです。

翌日更新する際にいいプレッシャーになる

上の習慣化の話と重なる部分も多いですが、

「今日も更新しないといけない!」「ここで更新を絶やしちゃいけない!」

という意識が芽生えてきます。なので、このようなプレッシャーによって習慣化を後押しするようなイメージです。

今この記事を書いているのは20時30分くらいですが、

「早く書かないと日付が変わっちゃう!」

という思いの下、急いで書いているところです。

文章を書くのが速くなる

ライティングは筋トレみたいなものだと誰かが言っていましたが、「ほんとそれ」です。文章を書けば書くほど、長文を量産するのが苦でなくなります。

ただ、言葉の選び方や段落の構成などは、その人のセンスや経験に左右される部分が多いので、小説家や評論家のような名文が生まれてくるわけではありません。

あくまでも「自分のセンスの範囲内で」文章を書くのが速くなります。

いろんな反応をもらえる

最近、このブログに「旅とガジェットとアカデミックなブログ」というサブタイトルを与えてみようかなーと思っています。つまり、僕が書く記事はこの3つのジャンルのどれかであることが多いのです。

つまり、アカデミックなブログを読みたくてstarnote*を読んでくれている方に、旅の記事は響かないかもしれない。Macの記事を読みたいのに最近はアメリカの記事ばかりで退屈だと思ってる人もいるかも。

要するに、僕が書く記事すべてが読者に一様に響くわけではないのです。だから、毎日違うジャンルの記事を書くといろんな人からいろんな反応が返ってきます。それがおもしろい。

たとえば、この記事を出した翌日には研究者界隈のTLがざわついていました。ぶっ飛んでるとか言われて嬉しかったです。

研究が嫌いだけど博士課程に進学した話。割り切るのも大切でした。 – starnote*
博士課程の大学院生をやってると、 「博士に進学するほど研究が好きなんだね!」 って言われることがありますが、いや、全然好きじゃないです。 新しいことを発見するためのプロセスは好きなので、研究全般が嫌いというわけではなく「研究室に籠もって行う研究が嫌い」と言った方が正確かもしれませんね。 こんな僕がなぜ博士課程に進学したのか、という話をします。 この記事では、先日の内容をもう少し掘り下げてみました。まだの方はこちらから読んでみてください。 上に行くには博士が必要? 先日、6年制薬学部を卒業後に博士課程に進学したという話をしました。その理由のひとつとして、このようなことを述べました。 薬剤師として働くにせよ、そうでないにせよ、博士を持っていないと上に登り詰めることのできない時代になったということです。病院薬剤師だって薬剤部長は博士が必要なところが多くなっているし、僕が働く組織でも博士がないと出世コースに乗ることさえできません。 これが真理です。 まず一般論ですが、大学進学率が半数を超えて6割に近づきつつある現在、「大卒」というだけでは他の人と差別化できなくなってきました。「大卒!?すごいねー」なんて言われないよね。 これと同じようなことが薬学分野でも言うことができます。昔は国立とごく一部の私立大学にしか薬学部がなかったのに、私大に薬学部の新設を重ねるという政策が取られました。その結果として薬学部が増えすぎてしまい、偏差値50を切るような薬学部があるというのが現状です。 なので、「薬剤師免許」を持っているだけでは他の薬剤師と差別化しにくくなってきました。これこそが、僕が薬剤師にならなかった理由でもあり、博士課程に進学した理由でもあります。 サイエンスを極めた人じゃないと、のし上がれない。 たしかに「専門薬剤師」という制度もあり、それに認定されれば普通の薬剤師と差別化することができます。しかし、それでも学部卒の薬剤師であることに変わりはありません。

ネタが尽きなくなる

逆説的ですが、常に書く内容を探しながら生活するようになるので、書きたいことのストックが溜まりやすいです。

写真を撮る方はわかるかもしれませんが、普段通る道でもカメラを持って被写体を探しながら歩くと新たな発見がたくさんありますよね。

それと同じです。毎日ブログを書くことで、何をしていても頭の片隅には常にブログのことがちらついています。だから普段の何気ない生活の中でも、

「これ記事にしたらおもしろいかもしれない!」

というひらめきが生まれやすいのです。こんなきっかけで書いたのがこの記事。

研究に関する図はIllustratorで「マスター」を作っておくと効率的です。 – starnote*
もうPowerPointで消耗するのは終わりにしよう。 研究において「図を作る」場面ってどんなときでしょうか? 論文、申請書、学会発表のスライドやポスター、などたくさんありますが、それぞれで使うソフトが違います。 でも、学会で使った図を申請書でも使いたいとか、論文用に作った図を加工してポスターにも貼りたいとか、別の用途で作った図を使い回したいときってありますよね。 こうなることを見越して、最初からAdobe Illustrator(通称イラレ)で「マスター」を作成しておけば効率的なんです。 「Illustratorでマスターを作る」とは? まずは概念からお伝えします。 それぞれ別々のソフトで図を作るのをやめて、Illustratorに一本化します。 たとえば、スライド用の図を(PowerPointではなく)Illustratorで作るとしましょう。そうすると、その図を次に申請書で使いたくなったときに、Word用に体裁を合わせる必要がありません。マスターのIllustratorファイルからコピペするだけです。 このようなマスターが存在すれば、さまざまなフォーマットに合わせることができるのです。 非効率を取り除こう 研究にあたってデスクワークをすること、よくあります。 論文を書いたり、スライドをつくったり、申請書を書いたり、内容はさまざまです。でも本来の目的から外れた部分で余計な時間を取られると、本当にやりたかったことに時間をかけられません。 たとえば、PowerPointで作っていた図をWordに貼りたいときにサイズ調整が大変だったり、なにかと時間がかかります。 グループ化した図の大きさを変えても、中の文字サイズがそのままだったりしてイライラ。テキストボックスを選択してフォントサイズを変えないといけないのが大変です。 また、論文の投稿規定に「JPEG」「TIFF」「EPS」のいずれかの形式でアップロードするように書かれていることがよくあります。このときEPSで入稿すれば、拡大してもギザギザならない図が論文に掲載されます。 いわゆる「ベクター形式」という図で、PDFと非常に相性が良い。このような図を作るときのスタンダードとなるソフトがAdobe Illustratorなのです。 Illustratorでマスターを作るメリット

気をつけていたのは「記事の質を落とさない」こと

しかしながら、ただ闇雲に毎日記事を量産すればいいというわけではないと思います。

それまでのブログのテイストとも相談しながら、質を落とさずに毎日記事を書くということが重要です。あくまでも読者のために書いているという意識を忘れないようにしたいですね。

もし仮に、質を落とさないと毎日更新できないのであれば、頻度を落として質の高い記事を書いた方がいいと思います。その方が「読者目線でブログを運営している」と言うことができると思うので。


毎日更新する目的は、新たな自分を発見すること

そもそも、

「なぜ毎日更新するの?」

という視点を書いていなかったので、最後にお伝えします。(順番が逆ですが、重要なことなので敢えて最後に持ってきました)

ブログを書いている理由って人それぞれだと思いますが、僕は【5年後の自分のため】に書いています。

今思っていることは5年後にはきっと忘れているでしょう。なので、「あー、5年前はこんなことを考えていたんだなー」と思い出せるような記録を作ることで、同じ困難が立ちはだかったときに利用できるようにしたいのです。

精神的なものであれ、技術的なものであれ、それを公開することで誰かの役に立つこともあるかもしれないので、ブログという体裁を取っています。

また、こうやって自分のことを凝縮したブログを書くと、それが名刺代わりになると思っています。5年後は何をしているか全くわかりませんが、きっと役に立つときが来るはず。

下の記事では、時間を投資するという考えのもと博士課程に進学したという話をしましたが、ブログも未来の自分に対する一種の投資のようなものですね。

研究が嫌いだけど博士課程に進学した話。割り切るのも大切でした。

だからこそ「毎日更新する」という、これまでやったことのなかった経験をすることで、新たな自分を発見し、5年後につなげることができるのではないかと考えています。

継続してみないとわからない感覚って絶対あると思うので、それを掴みに行こうと思っています。


これからも毎日更新したい

こんな感じで、10日間毎日更新して思ったことをまとめてみました。一歩踏み出せない人は「まずは10日間だけ」だと思って書いてみたらいいと思います。

なんなら、あらかじめ書く内容を10個ピックアップした上で、連続更新を始めてもいいかもしれません。毎日書くのを続けることで、気づいたら習慣化できているはずです。

ちなみに、今のところは連続更新を途切れさせる予定はないです。書きたいことはどんどん溜まるのに、記事にするのが全然追いついていません。だからこれからも毎日更新しないと消化できないかなーと思ってます。


追記:1か月続いたので書きました。

1か月間毎日ブログを更新してわかったこと – starnote*
すっかり習慣になりました。 自分の記事生産能力の低さにうんざりして毎日更新をはじめ、昨日でちょうど1か月となりました。これまでやったことなかったので続くかどうか全くの未知数でしたが、ちゃんと続いてて自分でも驚きます。 この記事には、毎日更新を続けて1か月経った今思うことを記しておきます。 1か月間毎日更新しました 毎日更新を始めたのは2018年12月9日なので、昨日の更新でちょうど1か月でした。 基本的には、「10日間毎日ブログを更新してわかったこと」でピックアップした内容は変わらなくて、追加でいくつか思うところがあります。 変わらない内容は以下の5点です。 ブログが習慣化する 翌日更新する際にいいプレッシャーになる 文章を書くのが速くなる いろんな反応をもらえる ネタが尽きなくなる これらに関しての詳細は、10日目の記事をご覧ください。 → 10日間毎日ブログを更新してわかったこと 追加したいのは5つ で、さらに追加したいのが以下の5点。 方向性を定めたくなる コンセプトを意識して書くようになる アウトプットが楽しくなって他の表現も模索したくなる 次のステップに進みたくなる ブログと向き合う時間が長くなる これらについて詳しく解説していきます。 方向性を定めたくなる 毎日更新を始めた当初、当サイトのサブタイトルは「僕が書きたいことを書きたいときに書くブログ」でした。 確かにこのようなテーマにしておくと、「思いついたときに思いついたことを何でも書ける」というメリットはあります。それでも、日記の域を出ないし、誰かの役に立つ記事が出てくる可能性も限定的です。 毎日書いていると「あ、今日もこんな話題を書いているな」という気づきがあります。その気づきを自分の中だけで留めておくのはもったいない。それをコンセプトとして明言することで、読者にも自分にも明確な道を示した方がいいと思いました。 その結果、2019年から「旅とガジェットとアカデミックな個人メディア」を謳うようにしました。 → 2019年、starnote*は「旅とガジェットとアカデミックな個人メディア」へ

1か月間毎日ブログを更新してわかったこと


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