「ブログを毎日更新する」と聞いてハードルが高いと感じている人、多いと思います。僕もつい先日までそう考えていました。
でも実際にやってみないとわからない感覚ってあると思うのです。なので、まずは10日間だけと思って毎日更新してみました。すると意外なことに、更新するのが全然大変じゃなくなってくるんです。
連続更新が続くにつれ、その都度思うところを記録しておきたいと思いますが、まずは「10日編」ということで。
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もくじ
10日間毎日更新する
まずは、【ブログを毎日更新する】と聞いて「ハードルが高い」と感じる理由について考えてみました。
- 毎日時間がとれない
- 書くネタが尽きそう
というようなことが思い浮かびます。結局これって、
「毎日更新」が無限に続く気がしているから重い腰が上がらない
という1点に収束するような気がするのです。
だからまずは「10日間だけ」という期限を切ってやってみたらいいのではないかと考え、実際にやってみました。そのあとのことは、また10日後に考えてみればいいのです。
また、
- そんなに更新しても読んでくれる人いないかも
というネガティブ思考も顔を出すかもしれません。これに対しては、
そもそも書かないと読んでもらえる記事が生まれないよ!
という言葉を贈っておきます。ブログって記事書いてなんぼの世界だと思います。
やりきったあとに感じたこと
10日間毎日更新したあとにこんなツイートをしました。
【10日間毎日ブログを更新してわかったこと】
✅ブログが習慣化する
10日も経てば「更新するのが当たり前」な感覚になります✅翌日更新する際にいいプレッシャーになる
ここで更新を絶やしちゃいけない!という意識が芽生えます✅文章を書くのが速くなる
長文を量産するのが苦でなくなります— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2018年12月19日
✅いろんな反応をもらえる
僕が書く記事すべてが読者に一様に響くわけではないので、毎日違うジャンルの記事を書くといろんな反応が返ってきます✅ネタが尽きなくなる
逆説的ですが、常に書く内容を探しながら生活するようになるので、書きたいことのストックが溜まりやすいです— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2018年12月19日
こんな感じかな。つまり「いいことしかない」です。
もっと続けたらさらに次のフェーズに入れる気がします。続けた人にしかわからない感覚ってあると思うので、それを掴みに行こうと思ってます。
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2018年12月19日
感じたことを5コピックアップしましたが、それぞれ解説したいと思います。
ブログが習慣化する
よく言われていることですが、自分の生活の中に「ブログを書く」という習慣を作ることができれば、毎日更新するのは苦でなくなります。
個人差はあると思いますが、僕は10日も経てば「更新するのが当たり前」な感覚になりました。
問題は、
「どうやってこの状態まで持って行くか」
ということです。連続更新を始めて間もないころは、習慣として根付いていない中で毎日書くので、苦痛を感じることがあるかもしれません。
精神論になってしまって恐縮ですが、やっぱりやる気の部分が大きいと思います。だからこそ、「ブログを更新するぞー!」とモチベーションが上がっているときに、連続更新を始めたらいいのです。
翌日更新する際にいいプレッシャーになる
上の習慣化の話と重なる部分も多いですが、
「今日も更新しないといけない!」「ここで更新を絶やしちゃいけない!」
という意識が芽生えてきます。なので、このようなプレッシャーによって習慣化を後押しするようなイメージです。
今この記事を書いているのは20時30分くらいですが、
「早く書かないと日付が変わっちゃう!」
という思いの下、急いで書いているところです。
文章を書くのが速くなる
ライティングは筋トレみたいなものだと誰かが言っていましたが、「ほんとそれ」です。文章を書けば書くほど、長文を量産するのが苦でなくなります。
ただ、言葉の選び方や段落の構成などは、その人のセンスや経験に左右される部分が多いので、小説家や評論家のような名文が生まれてくるわけではありません。
あくまでも「自分のセンスの範囲内で」文章を書くのが速くなります。
いろんな反応をもらえる
最近、このブログに「旅とガジェットとアカデミックなブログ」というサブタイトルを与えてみようかなーと思っています。つまり、僕が書く記事はこの3つのジャンルのどれかであることが多いのです。
つまり、アカデミックなブログを読みたくてstarnote*を読んでくれている方に、旅の記事は響かないかもしれない。Macの記事を読みたいのに最近はアメリカの記事ばかりで退屈だと思ってる人もいるかも。
要するに、僕が書く記事すべてが読者に一様に響くわけではないのです。だから、毎日違うジャンルの記事を書くといろんな人からいろんな反応が返ってきます。それがおもしろい。
たとえば、この記事を出した翌日には研究者界隈のTLがざわついていました。ぶっ飛んでるとか言われて嬉しかったです。
研究が嫌いだけど博士課程に進学した話。割り切るのも大切でした。 – starnote*
ネタが尽きなくなる
逆説的ですが、常に書く内容を探しながら生活するようになるので、書きたいことのストックが溜まりやすいです。
写真を撮る方はわかるかもしれませんが、普段通る道でもカメラを持って被写体を探しながら歩くと新たな発見がたくさんありますよね。
それと同じです。毎日ブログを書くことで、何をしていても頭の片隅には常にブログのことがちらついています。だから普段の何気ない生活の中でも、
「これ記事にしたらおもしろいかもしれない!」
というひらめきが生まれやすいのです。こんなきっかけで書いたのがこの記事。
研究に関する図はIllustratorで「マスター」を作っておくと効率的です。 – starnote*
気をつけていたのは「記事の質を落とさない」こと
しかしながら、ただ闇雲に毎日記事を量産すればいいというわけではないと思います。
それまでのブログのテイストとも相談しながら、質を落とさずに毎日記事を書くということが重要です。あくまでも読者のために書いているという意識を忘れないようにしたいですね。
もし仮に、質を落とさないと毎日更新できないのであれば、頻度を落として質の高い記事を書いた方がいいと思います。その方が「読者目線でブログを運営している」と言うことができると思うので。
毎日更新する目的は、新たな自分を発見すること
そもそも、
「なぜ毎日更新するの?」
という視点を書いていなかったので、最後にお伝えします。(順番が逆ですが、重要なことなので敢えて最後に持ってきました)
ブログを書いている理由って人それぞれだと思いますが、僕は【5年後の自分のため】に書いています。
今思っていることは5年後にはきっと忘れているでしょう。なので、「あー、5年前はこんなことを考えていたんだなー」と思い出せるような記録を作ることで、同じ困難が立ちはだかったときに利用できるようにしたいのです。
精神的なものであれ、技術的なものであれ、それを公開することで誰かの役に立つこともあるかもしれないので、ブログという体裁を取っています。
また、こうやって自分のことを凝縮したブログを書くと、それが名刺代わりになると思っています。5年後は何をしているか全くわかりませんが、きっと役に立つときが来るはず。
下の記事では、時間を投資するという考えのもと博士課程に進学したという話をしましたが、ブログも未来の自分に対する一種の投資のようなものですね。
→ 研究が嫌いだけど博士課程に進学した話。割り切るのも大切でした。
だからこそ「毎日更新する」という、これまでやったことのなかった経験をすることで、新たな自分を発見し、5年後につなげることができるのではないかと考えています。
継続してみないとわからない感覚って絶対あると思うので、それを掴みに行こうと思っています。
これからも毎日更新したい
こんな感じで、10日間毎日更新して思ったことをまとめてみました。一歩踏み出せない人は「まずは10日間だけ」だと思って書いてみたらいいと思います。
なんなら、あらかじめ書く内容を10個ピックアップした上で、連続更新を始めてもいいかもしれません。毎日書くのを続けることで、気づいたら習慣化できているはずです。
ちなみに、今のところは連続更新を途切れさせる予定はないです。書きたいことはどんどん溜まるのに、記事にするのが全然追いついていません。だからこれからも毎日更新しないと消化できないかなーと思ってます。
追記:1か月続いたので書きました。