僕の博士論文が無料で公開されました

今日はお知らせ。


僕が修了した長崎大学の4年制博士課程(医歯薬学部の上の博士課程)では博士論文を書く必要がなくて、英語のジャーナルにアクセプトされた原著論文を提出するだけなんです。

なので、博士論文が公開されたというのは、英語の論文がそのまま公開されたということを意味します。なぜそこを強調するかと言うと、この論文はお金を払わないと読めないからです。

このときに採択された論文ですね。

7か月かけて無事に論文が採択されたので、その経緯を振り返りつつ、ブログと論文の関係性について考えてみた。 – starnote*
こんなに長くかかるとは思わなかったよ! 先日の月刊すたの通信12月号でもさらっと触れましたが、投稿していた論文が無事採択されましたー!僕の場合、英語の論文が採択されないと卒業できないという由々しき事態に陥ってしまうので、正直ヒヤヒヤでしたよ。何でもない風を装ってたけどさ! 英語論文の採択とPhD 繰り返しになりますが、僕の大学院の場合、博士課程を卒業してPhDを取得するためには英語の論文(Article)を通す必要があります。逆に言ってしまえば、論文を1つだけ通しさえすれば、卒業とPhDが確定するのです。 ここで言う「論文」とは、もちろん英語です。別に英語で文章を書くこと自体は全く苦ではないけれど、論文という『型』にはめて書くのが大変でした。初めての経験だったというのもありますが。 こんな風にブログを書いているときは、思いつくままにキーボードを叩けばいいので、『型』にはめて書くということはあまり意識していません。もちろん、「ちゃんと伝わる文章になっているか」とか、「言ってることが支離滅裂じゃないか」とかは気を配ってますよ。でも、基本的には思いついた言葉を思いついた順序でアウトプットしているだけです。 一方論文では、僕の分野では Introduction → Method → Result → Discussion → Conclusion という流れで書くのが普通。また、各セクションの中にも、文章の流れを軸にした『セオリー』があります。一文ずつ前後との関係を考えながら書かないといけないので、もう大変です。 だからこうやって自由に書けるブログが息抜きになってる気がします。だったらもっと更新頻度上げろよって話ですよね!わかってるよ!! 話を戻します。 僕の場合は、英語の論文が採択されて、それを大学院に提出し、かつ定められた単位と年限を修めていれば、PhDを取得することができます。大変なのは、これらに加えて「日本語の博士論文」を書かないといけない方々。せっかく英語で書いたものを日本語に訳すのって面倒じゃない?(※個人の感想です) だから日本の教育システムは!…とか言うつもりは全くありません。そういうところもあるよ!っていう紹介です。もし博士課程に進もうと思っている人がいれば、進学先はそういう視点で選んでみてもいいかもしれませんね。 論文が採択されるまで

7か月かけて無事に論文が採択されたので、その経緯を振り返りつつ、ブログと論文の関係性について考えてみた。


Journal of Drug Targetingという雑紙に採択され、いろんな都合でオープンアクセスにしなかったので、46ユーロで販売されています。現在のレートで5,600円くらいかな。

しかし、今回公開されたものなら無料で読むことができます。なんと5,600円引! 100%オフ!

ただし、「出版社版」と呼ばれる体裁が整った正式なものが無料になるわけではありません。今回無料で公開されたのは「著者最終原稿」という、投稿したときの原稿をPDF化したもの。でも内容は全く同じです。

ちなみに著作権的な問題はすべてクリアしています。Journal of Drug Targetingを出版しているTaylor & Francis社は出版社版の再配布を禁止しているけれど、出版から1年経てば著者最終原稿の配布を認めている感じ。


で、公開されたのはこちらです。原稿だからちょっと読みにくいけど、もしよかったら。

NAOSITE : Nagasaki University’s Academic Output SITE: Evaluation of the targeted delivery of 5-fluorouracil and ascorbic acid into the brain with ultrasound-responsive nanobubbles

出版社版を買ってやるぜ!というリッチな方は以下から。僕には1円も入らないけど。

Evaluation of the targeted delivery of 5-fluorouracil and ascorbic acid into the brain with ultrasound-responsive nanobubbles: Journal of Drug Targeting: Vol 26, No 8


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