心が洗われる風景を見に。
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8月最後の週末、日光・霧降高原にある大笹牧場を訪れていました。目的はもちろんソフトクリーム。それを満喫し、もの足りずに牛串焼も食べ、大自然の中で暮らす牛さんや馬さんと交流してきたんです。
この記事は、そのあとの話。せっかく片道3時間かけて日光まで来たし、そのまま帰るのはもったいないので、奥日光・中禅寺湖まで上ってみることにしました。いつものコースですね。
大笹牧場から奥日光へ
大笹牧場も奥日光も、結構近いような気がしてしまいます。でも、それは日光の市街地からそれぞれ30分程度で行けるということであって、大笹牧場から奥日光へ直接行こうとすると1時間くらいかかります。
大笹牧場がある霧降高原から日光の市街地に下り、さらにそこから奥日光に向けて上ります。途中ずっと山道だし、かの有名な「いろは坂」も通るので、犬には辛そうな道のりです。でも、うちの犬は耐えてくれました。
中禅寺湖展望台まで駆け上がる
いろは坂を上りきって、奥日光の入口、中宮祠まで来ました。いつもなら、ここから戦場ヶ原の方まで直進するのですが、たまにはいつも行かない方に曲がってみようと。
いろは坂を上ったばかりですが、さらに中禅寺湖展望台まで駆け上がります。ぐねぐねの山道が続くこの道は、後輪駆動ベースのMAZDA CX-60で走るのが楽しい。ほんと、素直に曲がっていきます。
15分ほど走って、中禅寺湖展望台に到着。眼下に広がる美しい中禅寺湖——と言いたいところですが、空気が霞んでいてクリアに見えませんでいた。でもきっと、紅葉の時期に訪れたらとってもきれいなんでしょうね。
そして、何気に初めて来ました、この中禅寺湖展望台。こんな場所があるのは知っていたけれど、夕方には道路が閉鎖されてしまうから、なかなか行程に組み込みにくかったんですよね。やっと訪れることができて満足。
ちなみに、もう少し進むと半月山駐車場があって、そこから半月山展望台に登ることができます。ただし、これは徒歩での登山になるので、車から降りてすぐ景色を見たい人は、こちらの中禅寺湖展望台をおすすめします。
中禅寺湖を一望できる展望台。登山したくない方はこちらへ。
歌ヶ浜駐車場へ
中禅寺湖展望台にしばらく滞在したあと、ぐねぐね道を下って湖畔にやってきました。場所はいつもの「歌ヶ浜駐車場」です。ここでもう少し景色を見てから帰ります。
ちょうど、遊覧船が桟橋に接岸する場面に出くわしました。この遊覧船、乗ったことないな。調べてみたら犬もいけるそうなので、今度乗ってみよう。
僕らが奥日光を訪れるときは、何かのついでとなっていることが多くて(今回だって大笹牧場のついでだし)、実は1日かけて奥日光をじっくり散策したことがあまりないんです。
じっくり散策したのは、旧イタリア大使館別荘とかを巡ったときくらい。とはいえこのときも到着したのは午後だったし、遊覧船には乗りませんでした。
だから、ゆっくりと泊まって、この中禅寺湖を眺めながら心が洗われるような経験をしたいものです。本当はリッツカールトンに泊まりたいけどね、それだと犬をペットホテルに預けないといけないんですよね。
夕焼けは断念した
この日、奥日光は夕方から雨の予報だったんです。本当は、この中禅寺湖の奥に沈む夕日を見てから帰りたかったけれど、今回は断念しようかな。日没まで時間があるので、それまで手持ち無沙汰になっちゃうし。
その代わり、雲間から中禅寺湖に注ぐ光芒を見ることができました。とても美しかった。
いつものこの場所に来るたびに、なんだか全てが満ち足りた気分になるんですよね。美しく穏やかな風景を目で見るだけでなく、全身で吸収している感覚、と言えばいいのだろうか。
まだまだ滞在しようと思えばできる時間だったけれど、翌日は仕事だったし、早めに退散することに。冬が訪れる前に、もう一度この場所に訪れたい。そう思いながら帰ります。
有料化されてしまったので、1回500円(15分以内は無料)です。奥日光エリアの駐車場で使える共通1日券もあります。
日帰り旅の終わり
ソフトクリームを求めて日光・霧降高原にある大笹牧場に足を運び、牛さんや馬さんと交流をしたあと、奥日光まで上って眺めを堪能しました。こんなに贅沢な休日が他にあるでしょうか(いや、ない)。
そういえば、この日に食べたのは、大笹牧場のソフトクリームと牛串焼だけでした。さすがにお腹が空いたから、いろは坂を下りたところにあるコンビニで補給して帰ることにしました。
そのあと日光道に乗り、東北道と首都高を乗り継いで家まで帰りました。途中休憩なしで、一気に走りきる。ほとんど1日中運転していたのに、それでも疲れを感じないのは、さすがCX-60だなと思いながら。
次回はどこに遠出しよう。こうして家族で出かけるのが、楽しみで仕方ない。