キットレンズから脱したくて。
この記事には広告が含まれています。
次のステップへ進みたい
最近はふらっと旅に出て写真を撮りに行くことがよくあり、カメラの出番も多い。
僕が使っているのはソニーのα7 IIIとSEL2870(FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS)の組み合わせです。レンズは、ズームレンズキットに付属しているもの。
これまではイマイチ使いこなせていなかった(と思っている)ということもありましたが、最近使っているとこのレンズはあまりが質がいいとは言えないことに気づいてしまいました。
たとえば、上の画像だと太陽光を受けてフレアが出てるし(それがいい味を出すこともあるけれど)、開放で撮ってもボケ方があんまりきれいじゃなかったり。
このレンズを使い続けてもカメラの能力を十分に発揮できないので、それに見合うレンズが欲しくなっていました。
どのレンズを買おうか
ズームレンズの置き換えとして購入するので、単焦点は選択肢から除外。キットレンズと同じくらいの画角を持つ標準ズームレンズで、ソニーEマウントに対応していて、それなりに評判のいいレンズとなると、以下の3つを候補に挙げていました。
- SEL2470GM(FE 24-70mm F2.8 GM) —— ソニー
- SEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS) —— ソニー
- 28-75mm F/2.8 Di III RXD —— タムロン
ソニーのSEL2470GMは、Gマスターレンズということでお値段も重量もヘビー級。写りがいいのは全く異論ないですが、なかなか選択肢に入ってきませんでした。
それと同じF2.8通しのレンズで、10万円を切るお値段で、α7界隈から人気を誇っているのがタムロンのレンズ。先日ちょっと使わせてもらったのですが、明るいしボケもきれいだし素晴らしかった。でもデザインがあんまり好きじゃないんだよなぁ…
そんな感じで、個人的に大本命としていたのが、ソニーのSEL24105Gです。広角側は24mmでそれなりに広いし、望遠も105mmまでいく。F4なのが気になるけど、値段とスペックのバランスが取れてて、見た目がかっこいいから(重要)、これを買おうかなぁと思っていました。
彗星のごとく現れたシグマ
SEL24105Gに心が決まりつつあったときに、こんなニュースを目にしました。
→ シグマ、ミラーレス専用設計の「24-70mm F2.8 DG DN | Art」を開発 – デジカメ Watch
タムロンよりも少し広角側に寄った画角で、24-70mmのF2.8。完全にGマスターレンズにぶつけてきました。
スペックも申し分ないし、何よりシグマの方が見た目がかっこいい。レンズ内に手ぶれ補正は搭載されていないけど、α7 IIIはボディ内にあるから問題なし。24mm F2.8なら星も撮りやすいと。おお、欲しいぞ…!
でも、画質を重視したArtラインだから20万円くらいするんだろうな。それだったらGマスターと変わらないよなぁ。これも見送りか…?
——そんなことを思いながら3週間ほど過ごしていたのですが、ついに価格と発売日が発表されました。
→ 「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」の発売日と価格が決定 – デジカメ Watch
なんと、希望小売価格で135,000円。量販店のサイトを覗いてみると、税込12万円を切る価格で予約を受け付けています。シグマのArtラインだよ? 12万切るってかなりチャレンジングな値付けですよ?
アーティスティック・ライン
サイズや多機能性に優先して「とにかく描写性能を」との期待に応えうるライン。風景、ポートレート、静物、接写、スナップをはじめ、作家性を生かした写真づくりに適しています。
コンセプト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
シグマのArtラインだから描写性能には申し分ないはずだし、それがこの値段で手に入るんだったら飛びついてもいいかなと。発売日は12月20日だから、予約しておけば年末年始の休暇にも間に合うはず。
と、いろんな思惑が一致して、これはもう買うしかないと思って、買いました。
買ったわ pic.twitter.com/lBG94HCavO
— Yusuke Miura, PhD / みけめろ (@info_starnote) November 24, 2019
楽しみでしょうがない
最近は写真を撮るのがとても楽しくて、毎週末のようにカメラを持ち歩いています。
「おっ!」と思う場面を見つけてカメラをむけ、ファインダーを覗いて一瞬を切り取る。うまくいかないことも多いけれど、きれいに収まったときの感動と達成感は大きい。
その後押しをしてくれる大事な大事なレンズだからこそ、いいモノを使いたくなってきた。自分の腕はまだまだかもしれないけど、いいレンズを買わないと次には進めないしね。
そういうわけで、このシグマのレンズが楽しみでしょうがないんです。どんな写真を生み出してくれるんだろうという期待もあり、新しいレンズそのものに対するワクワクもある。
だから、早くこのレンズを付けて写真を撮りに行きたい。
→ 24-70mm F2.8 DG DN | Art | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION