僕はソニーのミラーレス一眼「α NEX-7」(Eマウント)を4年くらい使っていて、いまだにメインカメラに君臨している。このカメラのズームレンズキットには「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」が付属しているのだが、普段使いのためにカバンの中に忍ばせておくには重すぎて、全然持ち歩かないという状況に陥っていた。これじゃあ本末転倒だと思って持ち運びやすい単焦点のパンケーキレンズ「E 20mm F2.8」を購入したのがちょうど2年前。重さも大きさも全然違って機動性も格段にアップしたので持ち運ぶ頻度も高くなった。
高級コンデジを買うことも一時は検討したのだが、これを買ってしまうとミラーレスを全く使わないという事態も容易に想像できたのですごくもったいない気がした。そこで今あるものを活用したいという一心でパンケーキレンズを選んだのだ。確かにパンケーキレンズだとズームができないので自分の足で動かないといけないという欠点もあるが、ズームが必要なときってがっつり撮影するときだと思うので、そのときはズームレンズに付け替えればいいのだ。
相当小さくなる。
こちらが「E 20mm F2.8」。単焦点レンズ(所謂パンケーキレンズ)だ。レンズ部分はかなり小さい。
標準のズームレンズと比べてどのくらい小さくなるのか比較してみよう。まずはズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」にレンズフードを装着したもの。
パンケーキレンズ「E 20mm F2.8」に付け替えるとこうなる。ちなみにこちらにもレンズフードが付属しているが、大きくなってしまうので持ち運びやすさを重視して装着していない。つけた方がいいと思うけど。
ここまで小さくなると(少なくとも僕は)普段持ち運んでもいいかなという気になる。では実際に撮影するとどんな画が撮れるのだろうか。
作例
パンケーキレンズ「E 20mm F2.8」を装着して撮影した写真をいくつか紹介しておきたい。最初に断っておくが、僕は写真の撮り方などまともに勉強したこともない素人なので、これから出す写真は参考程度に留めて欲しい。
いずれもRAWで撮影後、Lightroomで現像したものだ。撮って出しできるほどの技量がないのでそこは勘弁して欲しい。
まずは屋外編から。
続いて室内編。マクロレンズではないのであまり近くまでは寄れないが、30cmくらいまでならいける。
ブログで紹介したものも(全てではないが)このレンズで撮影している。
この写真の記事はこちら → ソニーのアクションカムにレンズプロテクターをつけた – starnote*
ボケもいい感じ。スマホではこういう写真撮れないよね。
この写真の記事はこちら → お風呂で使えるソニーの防水スピーカーがいい感じ – starnote*
メシウマ写真だって撮れる。あぁお腹減った。
高級コンデジよりも安上がり
物欲に負けそうになったときもパンケーキレンズなら3万円くらいなので高級コンデジよりも安上がりだからダメージは少ないだろう。しかも今あるミラーレスを活用できるという一石二鳥。みなさんにもオススメしておきたい。