小さい秋、見つけた。
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秋が一足早く訪れる奥日光
ふとカメラロールを見返してみると、1年前の今日も奥日光を訪れていました。
中禅寺湖の標高は1,269メートル。海抜が100メートル上がるごとに気温は0.65℃下がると言われているから、中禅寺湖周辺の気温は下界より8℃以上も低いことになります。だから秋の訪れも早い。
下界にも秋の気配が迫ってきている9月下旬、一足早くもっと秋を感じたくて、僕らは奥日光を訪れたくなるのでしょう。だから去年も今年も、同じタイミングでの訪問となりました。
早起きして出発するも渋滞に巻き込まれる
最初の目的地は、道の駅日光の隣にある「enn hanatokurashi」さん。6月に東京蚤の市でドライフラワーを購入した「hanadokoro enn」さんの姉妹店です。もうひとつドライフラワーが欲しかったので、日光に行くついでに寄ってみることにしたんです。
自宅を出たのは午前8時。3連休初日だったので、iPhoneのマップアプリを見ると、こんな時間から渋滞が始まっていました。渋滞がさらに長くなって、結局到着したのは12時すぎでした。スムーズにいけば2時間半くらいで走れる道のりなのに、4時間もかかってしまった。
→ 2年半ぶり開催の東京蚤の市に行ってきた。会場の雰囲気と戦利品を紹介。
ソフトクリームが食べたいの…!
日光を訪れたら外せない場所、それは霧降高原にある「大笹牧場」です。ここのソフトクリームが大好きで、いつも足を伸ばしてしまいます。さっきいた道の駅からは40分程度の道のりですが、16:45に閉まってしまうので、先に行っておきましょうかね。
シルバーウィーク前半の3連休のうち、晴れたのは結局初日だけでした。平日の疲れが取れないままの遠出となるので少し躊躇していましたが、行ってよかったです。
着きました!
心地よいワインディングロードを走り抜け、大笹牧場に到着です。早速ソフトクリームの列に並びます。
少し散策しました
風が強かったので、ソフトクリームが尋常じゃない速さで溶けていきます。溶ける前に急いで食べて、ちょっとそのあたりでも散策しましょう。
いつもだったら牛さんが近くまで来ているはずなのですが、この日は1頭もおらず。遠くの方に数頭の群れがいました。牛さん見たかったんだけどな。
来た道を戻ります
さて、ソフトクリームを満喫したので、いろは坂を越えて奥日光に向かいます。そのためには来た道を戻る必要があるのですが、その途中に景色のいい場所があるんです。
いつもと同じ景色なのは分かっているのですが、ついつい寄ってしまいます。すると赤トンボがいっぱい。ここにはもう秋が訪れているんですね。
奥日光・竜頭の滝へ
いろは坂を越えて中禅寺湖畔を走り、竜頭の滝までやってきました。
竜頭の滝は、男体山の噴火によってできた溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ち、階段状の岩場を勢いよく流れる滝です。
ここでは木の葉が色づきはじめていました。紅葉シーズンになると一面真っ赤になるようですが、ちょうどその始まりを見届けることができました。探してた秋、ここにあった。
湯葉そば食べよう
竜頭の滝を訪れた目的は、滝を見たいというよりも、ここにある「龍頭之茶屋」さんの湯葉そばを食べるためでした。湯葉と山菜が乗った蕎麦ですが、優しいその味が大好きで、わざわざ食べに来たくなるんです。
中禅寺湖畔で夕暮れを待つ
湯葉そばを食べていたらいい時間になってきたので、中禅寺湖畔で夕暮れを待つことにします。
何度もやっている僕らの定番コースですが、やっぱり奥日光に来たからには、夕暮れを見て1日を終えたいのです。日の入りは17:20くらいでしたが、結局18:00くらいまで滞在してしまいました。
帰りましょうかね
この日はあんまり空が焼けませんでしたが、厚い雲が西から照らされて橙色に光り輝いていました。だいぶ暗くなってきたので、そろそろ帰りましょうかね。
日光を訪れたのは、昨年11月以来で10か月ぶり。それなのに、大好きな場所や食べ物がいつもどおり存在していることに感謝しないといけないな、そんなことを思った夕暮れ時でした。