まるで神殿のよう。
地底に広がる巨大空間
栃木県宇都宮市にある「大谷資料館」。もともとは採石場として開発されてきた場所がその役目を終え、資料館として開放されています。
地層が水平に対して斜めに走っているので、石材として適している石を得るために、地中の奥へ奥へと掘り進めていった結果、地下に巨大な空間ができたそうで。
宇都宮には餃子を食べに行ってきたのですが、ここも外せないだろうということで、見学してきました。
無料の駐車場に車をとめて、3分ほど歩きます。すでに目の前に山は石がむき出しで、垂直に切り立っていて、ちょっと異様な光景です。
入口はこちら。入場料は大人800円です。
地下へ下りましょう。進めば進むほど気温が下がっていくのを体感できます。
下りきると、目の前にはこんな光景が広がっていました。
まるで神殿のよう。
地層が斜めだから、それに沿って坂になっている——と理解しました。
掘った石を釣り上げるウインチ。
謎の機械。
立ち入り禁止エリアですが、坂は地表へと続いています。石を運ぶトラックがここから入っていたそうです。
地上に帰ってきました。地下より全然暖かい…!
ちなみに、地上にはカフェも併設されていて、お昼時に訪れてもよさそう。
大谷資料館
開館時間には注意してください。餃子の列に並んでいて危うく遅れるところでした…!
- 4月~11月 —— 9:00〜17:00(最終入館16:30まで)
- 12月~3月 —— 9:30〜16:30(最終入館16:00まで)
採石場の跡地なので山の中にあり、車じゃないと行きにくいと思います。宇都宮駅から30分ほどで着きました。