月刊すたのじん｜2023年4月｜社会人5年目の春

新年度、心機一転したい。

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「もう4年も経ったのか」

先日、博士課程を修了してからの4年間で僕がどのような仕事してきたのか記事にしました。その記事を書き上げて改めて思ったのだけれど、もう4年かと。

博士課程にいたのと同じ期間を、社会人として過ごしてきました。いろんなことがあったけれど、今思い返したら本当にあっという間のできごとだったなと。あまりにも早すぎます。

そういうことを考えてみると、薬学部を卒業してもう8年も経ったことになります。これもつい最近のこと……とはさすがに思えないけれど、まあでも早かったよね。

薬学部を卒業してそのまま働いている同級生は社会人9年目。果たしてその差を埋めることができているのか分からないけれど、これからも自分が正しいと思う方向に進んでいくしかないですね。

それはそうと。

このブログを開設したのは、博士課程に進学した直後の2015年7月。ちゃんと書き始めたのは2016年3月でした。だから、7年間も日常的に文章を書いていることになります。

こんなに書いていれば、少しは文章力も上がったような気がしているけれど、上手い人の文章を読んで唸ってしまうこともしばしば。まだまだ鍛錬の余地があるなと思ってしまうわけですよ。

そんな中、ChatGPTが彗星のごとく現れました。このような先進技術は真っ先に使ってみたいから、GPT-4が使えるChatGPT Plusを契約したのだけれど、アウトプットの質の高さに驚きながら、それと同時に「人間が文章を書くことの意義」を考えるようになりました。

ひとりで考えていても答えが見つからないので、ChatGPTに質問を投げかけてみました。

Question:
ChatGPTがさまざまな文章を出力できる今、人間が文章を書くことに意義はありますか？ライフスタイルブログを運営し、日常的に文章を書いている人に向けて、400字程度で意見を述べてください。

Answer:
人間が文章を書くことには依然として意義があります。個人的な視点や経験の共有、感情の表現、独自の文体や言い回し、情報の選別と整理、そして対話とコミュニケーションが人間の強みです。AIはあくまでツールの一部であり、人間の独自性や感性を補完する存在として活用することが最適です。
ライフスタイルブログ運営者は、AIを上手に活用しながら人間の文章作成能力を生かす方法があります。例えば、コンテンツアイデアの生成、下書き作成、校正と編集、ソーシャルメディア投稿、SEO対策などです。人間が主導する形でAIを活用することで、よりクリエイティブで魅力的なコンテンツを提供できます。ブログ運営者は、自分の独自性や感性を大切にしながら、AIの助けを借りて効率的かつ効果的なブログ運営を目指すことが重要です。

なるほど、やはり個人的な視点や体験の共有には「人間が文章を書くことの意義」がありそう。このブログのコンセプトも、僕の「思考と体験のアーカイブ」としているから、この方針のまま続けてみようと思います。

自分のブログだから、自分が文章を綴ることに意義を見出すことができるはずです。これまでもそれを重視してきたから、これからもやるべきことは変わらないと。ただそれだけのことです。