ちょっとしたアイデアで課題解決。
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IKEAの有孔ボードをヘッドホン置き場に
仕事(在宅勤務)にブログにと、僕は1日の多くの時間を自宅のデスクで過ごします。ここで作業しているときは集中力を切らさないように、あるいは切れた集中力を取り戻すために、音楽を聴いていることが多いです。
そのためにオーディオデバイスは充実させているつもりで、1人でいるときはスピーカー、家族がいるときはヘッドホンやイヤホンなど、状況や気分に応じて使い分けられるようにしているのです。
いろんなデバイスがあるということは、それぞれの使う頻度は決して高いわけではなく、定位置に置いていることが多い。イヤホンはデスクの上に適当に転がしておいてもいいけれども、ヘッドホンはちゃんと居場所を作らないと邪魔になってしまいます。
だからデスクの端に設置した有孔ボードにヘッドホンを引っ掛けておいて、いつでも手に取りやすくしているのです。
使っている有孔ボードは、IKEA「SKÅDIS スコーディス」56×56cmのものです。昇降デスクと一緒に上下するように、壁ではなくデスクにマウントしています。
IKEA SKÅDIS スコーディス
有孔ボード単体では壁掛けを想定した作りになっていますが、コネクターを使うことでデスク天板にマウントすることができます。合わせて購入しても3,000円ほどと、導入しやすい有孔ボードです。
この「SKÅDIS スコーディス」シリーズは、有孔ボードに取り付けるシェルフやフックなどの多くの部品がラインナップされており、自分の好きなようにカスタマイズすることができるのが特徴です。
僕はヘッドホン用にこちらの丸いフックを使っていて、2個組み合わせてヘッドホンにかかる荷重を分散させています。こんな感じです。
フックに一工夫を施した
しかしながら、このフックは細いものを引っ掛けることを想定しているのか、手前の部分がかなり出っ張っています。
ここにヘッドホンを掛けていたらヘッドバンド部分にめり込んでしまって、跡がつき始めていたのです。いつも気にしながら掛けていたので、そろそろ改善したい。
ヘッドホンを掛ける用途だとフックの出っ張りは邪魔でしかないので、もう埋めてしまうことにしました。何を使って埋めるのがいいか考えたところ、「そうだ、これじゃないか」と。
使ったのは無印良品の麻ひも、290円(税込)。5年くらい前に買ってちまちま使っているやつです。これをぐるぐる巻きにして、フックの隙間を埋めてやりました。
埋めたのはヘッドホンを掛ける2つだけ。他のフックはそのままにしています。
めり込まなくなった
実際にヘッドホンを掛けてみると、麻ひもがいい緩衝材になってフックにめり込まなくなりました。しばらく掛けていても跡がつくこともないし、これは大成功なのでは…!
麻の質感も部屋の雰囲気にマッチしていて、変に悪目立ちすることもありません。IKEAと無印を組み合わせてスムーズに課題解決できる方法があったとは。困っている方がいたらぜひ真似してみてください。
ちなみに、使っているヘッドホンはソニー「WH-1000XM5」です。先日レビューしたのでこちらの記事もぜひ。