まとめました。
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2021年のブログ環境
ブログを継続的に更新して5年。Macを使って執筆するということは変わっていませんが、執筆に使うマシンや写真を撮るカメラは少しずつ変わってきています。
3年前に一度、ブログの執筆環境は紹介していましたが、変わった部分が多いので、2021年版ということで紹介したいと思います。3年前の記事は以下のものです。
→ 僕がブログや論文の執筆に使うマシンたち。 #わたしのブログ環境
撮影に使うカメラは2台
「ブログを書く」という行為を因数分解してみると、「撮影」と「執筆」に分けることができます。ブログ記事は写真と文章から構成されているので、どちらか一方のみ重視すればよいわけではなく、どちらも重要です。
そのため、多くのブロガーがカメラにこだわっており、僕も例外ではありません。ただ、ブログのためだけにいいカメラを使っているわけではなく、写真を撮ることが好きなのでカメラにお金をかけているだけです。ブロガー界隈にそういう人が多いから、結果的にブロガー=いいカメラを使っていることになっているのかもしれません。
僕は以下の2台のカメラを使っています。もともとはソニーのミラーレス一眼ばかり使っていましたが、FUJIFILMの色味に惹かれて1年ほど前から2台体制になっています。
- Sony α7 III
- FUJIFILM X-T200
また、メインで使っているレンズは、ソニー用が1本、FUJIFILM用が2本です。
- Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art —— ソニーEマウント
- FUJINON 23mmF2 R WR —— FUJIFILM Xマウント
- FUJINON 18-55mmF2.8-4 R LM OIS —— FUJIFILM Xマウント
2台の使い分け
かなり大まかですが、基本的には以下のように使い分けています。
カメラ | 用途 |
---|---|
Sony α7 III | 商品紹介などでのブツ撮り 花や風景などの作品の撮影 |
FUJIFILM X-T200 | 旅や街でのスナップ |
どちらのカメラも「RAW+JPEG」モードで撮影していますが、α7 IIIはRAW現像することを前提にし、X-T200はJPEG撮って出しで使うことが多いです。
どちら向き不向きがあるので、適材適所で使うようにしています。ソニーはRAW現像することで最適な色味を作り出すカメラだと思っているので、ブツ撮りにも作品作りにも、どちらにも使っています。
なお、ブツ撮りは基本的に自然光で行っています。光が柔らかくなるような目隠しシートを窓に貼っているので、人工的な光よりもいい味が出るんですよね。
→ ブラインド調の目隠しシートで、リビングにやわらかな光を。
一方、FUJIFILMの色味はその場の空気感をそのまま写真に閉じ込めることができるので、対象物を客観的に写す必要のあるブツ撮りでは使いにくい。それよりも、旅の一コマをエモーショナルに切り取る方が向いています。
両カメラを使って撮った写真が掲載されている記事は、それぞれのタグから飛べるようにしています。空気感の違いを比較するとおもしろいかもしれませんね。
→ Sony α7 III
→ FUJIFILM X-T200
MacやiPadを使って執筆
ここからは執筆の話。僕がブログを執筆するのに使うデバイスは以下の4つです。
- iMac
- MacBook Air(M1モデル)
- iPad Pro(11インチ)+ Smart Keyboard Folio
- iPad mini
なお、「ブログの執筆」とは、文章を書くだけでなく写真の編集も含んでいます。
写真の準備はMacで
α7 IIIとX-T200で撮影した写真は全てiMacのLightroom Classicに取り込み、必要に応じて現像しておきます。その中から記事に使えそうな写真をピックアップしてブログ用の写真を準備します。これらをまとめてJPEG形式でWordPressにアップロードします。
写真の元データはiMacにあるので、それにアクセスする必要のある作業は自ずとiMacでやることになります。すなわち、RAW現像とJPEGへの書き出しは必ずiMacで行っています。その後、書き出したJPEGファイルは写真アプリに取り込んで全デバイスで参照できるようにしており、iMac以外でも執筆することができます。
また、記事を代表する写真を1枚選んでアイキャッチ画像を作ります。これは、Mac(iMacまたはMacBook Air)のPhotoshopで行っています。iPadでもできなくはないですが、作業効率やファイルの扱いなどの面でMacの方がやりやすいです。
本文を書くのは主にMac、ときどきiPad
ブログの本文は、ブラウザでWordPressの管理画面に入り、新規投稿追加ページから直接書いています。以前はUlyssesというテキストエディタを使って執筆し、WordPressにアップロードしていたのですが、WordPress 5から導入されたブロックエディター(Gutenberg)が使いやすいので乗り換えました。
→ WordPressのブロックエディターも慣れたら使いやすいよ
下書きは随時WordPress内に保存され、ブラウザさえあれば編集することができます。そのため、MacでもiPadでもiPhoneでも(もちろんWindowsでもChromebookでも)、デバイス非依存的に執筆環境を整えることができます。
ただ、作業効率(OS自体の操作性、キーボードの打ちやすさ、日本語IMEの賢さなど)の観点からは、やはりMacで書くのが圧倒的に効率がいいです。その中で、いちばん書きやすさに寄与しているのは日本語IMEだと思っています。僕は十数年ずっとATOKを使っているので、慣れてしまって抜け出せそうにありません。
記事を書くときは頭の中に思いついた文章を素早く打ち込むことが重要です。その思いつきはすぐに消え去ってしまうので、思いついた文章やそのニュアンスが消えないうちに文章として出力する必要があります。そのため、キーボードや日本語IMEに重きを置いています。
→ 僕がATOK Passportを契約している理由を5つ紹介します。
iPadでATOKを使うことはできないので、僕は圧倒的にMacを使って執筆することが多いです(Mac:iPad=9:1くらい)。日本語IME以外の要素(OS自体の操作性やキーボードの打ちやすさなど)もMacの方が僕に合っているんですね。ただ、外出時にはiPad Pro、ベッドに横たわっているときはiPad miniを使って書くこともあります。
また、iMacとMacBook Airをブログ執筆に使う比率はちょうど半々くらいです。基本的には自宅の中で書いているので、デスクにいるときはiMacで、ソファやベッドにいるときはMacBook Airで、という感じ。
なお、デスクトップマシン(iMac)とラップトップ(MacBook Air)を分けているのは昔からです。「ラップトップ1台にまとめて、必要に応じて外部ディスプレイを使う」というやり方は、毎回の接続が面倒くさいのであまりやりたくないのです。データはiCloudで同期できるので、使う場面によってマシンを分けた方が効率がいいです。
まとめ
以上をまとまると、
- ブログを書くときは、撮影も執筆もどちらも重要
- 撮影に使っているカメラは2台 —— α7 IIIとX-T200
- 撮影した写真の編集はiMacで
- 執筆には主にMacを使用 —— iMacとMacBook Air
- たまには執筆時にiPadも使用 —— iPad Pro + Smart Keyboard Folio、iPad mini
という感じでしょうか。
個々の機材が入れ替わることはあるかもしれませんが、これからも同じようなやり方で進める所存です。自分にとってこれがいちばん向いているので、わざわざ変える必要もありません。
また、iMacのあるデスク環境については2020年にまとめており、今もほとんど変わっていません。こちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。
→ 2020年のデスク環境|自分の好きなモノをたくさん詰め込んで