気持ちよく過ごせる場所になる。
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ブラインド調の目隠しシートを購入
僕の自宅はマンションの1階。外もそれなりに人通りがあり、昼間に室内を大公開しておくのは気が引けるような環境です。
せっかく南向きの物件なのに、これじゃ24時間ロールスクリーンを閉めたままで電気を点けている。ほんとに意味がない。
さすがにもったいないな〜と思いながら半年近く過ごしていたのですが、ふとした拍子に「窓に貼る目隠しシート」の存在を知ることになります。自分が求めていたのはこれだと思い、すぐに注文しました。
水で貼り付ける
窓に貼るといっても、粘着フィルムでくっつけるわけではないのです。中性洗剤を少し混ぜた水を霧吹きで窓に吹きつけ、フィルムを密着させるだけ。
接着剤は一切使わないので、剥がそうと思えばすぐに剥がせるし、また貼ることもできる。スマホ用の保護フィルムを想像してもらえばOKです。だから賃貸でも使いやすい。
貼り付ける作業は写真に撮っていないので省略しますが、窓の大きさに合わせてシートをカットし、養生テープで位置決めをして、空気が入らないように注意しながら水で貼っただけです。
で、完成図がこんな感じ。南側に窓が2面あるので、とても明るいリビングになりました。
やわらかな光になる
外からの目隠しのために買ったこのシートですが、思わぬ副産物がありました。それは、「窓から降り注ぐ光が柔らかくなる」ということ。
日光の〈どぎつさ〉がなくなり、まるで調光された照明のような、ふんわりとした明かりが窓の外から降り注いできます。
こんなリビングだと朝から気持ちよく過ごすことができて、何かと家にいることが多い最近も、快適な外出自粛ライフを満喫しています。
また、柔らかな光のおかげで写真もきれいに写るんです。これは買ってよかった。
夜に室内が透けて見える?
購入する前に気になったのは「夜に室内が透けて見えるのか」ということ。昼間に光が入ってくるという恩恵を受けても、夜間に透けて見えたら意味がありません。
結論から言うと、そんなことは全くありません。
天井のシーリングライトと、そのほかの間接照明を点けた状態で外に見に行ってみましたが、ほんのり明るいかな?というくらいでした。考えてみると当然ですが、室内から外への光も柔らかくなって、かつ透けて見えないという作用もある。
しかしながら、僕はロールスクリーンも一緒に使っています。
カーテンやロールスクリーンには「光を遮る」という目的の他に、「室温をキープする」という役割があります。窓と室内の間に布が1枚あることで、冬は外の冷気が入ってこないし、夏は室内の冷気を逃がさないようにできます。
この目隠しシート〈だけ〉を使っていると、室内は透けて見えないですが、室温は全くキープしてくれない。なのでロールスクリーンには「空気を遮る」という役割を担ってもらっています。
いいことしかなかった
以上のように、この目隠しシートを買ってみて、僕にはいいことしかなかったです。
外が見えなくなるので、景色のいい家に住んでいるならデメリットだらけですが、少なくとも僕の住環境ではメリットしかなかった。だって開けることのできなかったロールスクリーンを全開にできるのだから。
僕がロールスクリーンを併用しているように、適材適所で役割分担をしてもらいながら、その恩恵を最大化すればいいと思いました。