「夜に書いた文章を朝から読み返すと恥ずかしい」
——とよく言われますが、別に恥ずかしくてもいいじゃないですか。
この3日間、全世界に対して文章を公開してから眠りに落ちることにしていましたが、いいことの方が多かったですよ。
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寝る前に文章を書いてみると、いいことしかなかった。
寝る前に文章を書くと、どのような「いいこと」があるのか。
- 1日の最後に思考が整理される
- 疲れるのですぐに眠りに落ちる
- 湧いてきたアイデアを掬い上げることができる
- 継続すると文章力が上がる
こんな感じのいいことがあります。順を追って解説しますね。
ちなみにこの記事は、寝る前に書いたnoteを元にしています。
寝る前にnoteを書く|Yusuke Miura|note
1日の最後に思考が整理される
文章を書くのに慣れている人には共感してもらえると思いますが、頭の中に湧いたモヤモヤを言葉として吐き出すことで、頭が軽くなるような感覚を覚えます。
これを寝る直前、つまり1日の終わりに行うことに意味があると思います。何もしなかったら流れていってしまう「その日の振り返り」をして、頭の中を空っぽにしてから眠りにつくことができるからです。
人が夢を見るのって、頭の中を整理整頓するためだって言われます。眠りに落ちる前に言語化して一日の振り返りをすることで、その準備運動をするような感じです。
また、文章として記録しておくとあとから読み返すことができます。noteやブログなどの「デジタルの文章」として保存することで、検索したりタグをつけたりすることができる。
何か月か経ったあと、「あのとき考えていたあのアイデアを見返したい」と思ったときに、デジタルだと瞬時にアクセスすることができるんです。せっかく記録するなら検索性も重視したいので、紙ではない方がいいと思います。
自分の思っていることを他人に見せたくない人は、非公開のnoteを作るといいです。検索性やタグ付けなどの機能はそのまま使うことができます。
→ 5-4. 自分だけのマガジンをつくることはできますか?|よくある質問|note
疲れるのですぐに眠りに落ちる
文章を紡ぎ出すと適度に頭が疲れるので、書き終わってシェアした瞬間に眠りに落ちてしまいます。翌朝には書いた内容を忘れてるくらい、ウトウトしながら書いてます。
なんなら書いている途中で寝落ちするくらいでも全然いいと思います。何もせずに15分くらいかけて眠りに落ちるよりも、その15分でクリエイティブなことをしてから即眠る方が、自分にとっていい気がするからです。
たったの15分かもしれませんが、その積み重ねがいつかは大きな差となって自分のものになると思うのです。だって1週間毎日書くと105分、1か月で450分、1年で5,475分。普通に眠るのが勿体なくなってきませんか?
また、ブルーライトが不安な人は、明るさ最小でNight Shiftをオンにしてから書きましょう。部屋の電気も消してから書き始めると、いつ寝落ちしても大丈夫です。
湧いてきたアイデアを掬い上げることができる
なぜかはわかりませんが、寝る前ってアイデアがふっと舞い降りてきます。そのアイデアは眠ると消えてしまうので、その前に書き留めておかないといけません。
なので、眠る前に文章を書くような習慣をつけておくと、そんなアイデアを掬い上げることができるのです。
冒頭にも書きましたが、この記事も寝る前に書いていたnoteを元にしています。寝ぼけたままの文章をブログに載せたくないので最初はnoteに書きましたが、最終的にはブログ記事になりました。
また、文章化まで至らなくても、寝る前に思いついたアイデアを書き留めておいて記事にしたものもたくさんあります。そんなときは手元のiPhoneをさっと操作して、ネタ帳にメモしています。
忙しい平日でもブログを更新するために僕が実践していることを3つ紹介します。 – starnote*
→ 忙しい平日でもブログを更新するために僕が実践していることを3つ紹介します。
寝る前のウトウトな状態でも、夢を見ているときに近いようなひらめきを得ることができます。それを即文章化できるので、寝る前に文章を書くのはとてもオススメです。
継続すると文章力が上がる
ある程度のところまでは、基本的に書けば書くほど文章力が上がります。
普段文章を書く時間がとれない人は、寝る前の時間を「文章を書く時間」として確保してみるのはどうでしょうか。毎日続けると目に見えて効果が現れてきますよ。
毎日文章を書くことのメリットは以下の記事に書いたので、未チェックの方はぜひご覧ください。
文章力を鍛えるためには書くしかない。人に読んでもらいながら。 – starnote*
→ 文章力を鍛えるためには書くしかない。人に読んでもらいながら。
上の記事では、文章を書く場としてブログをオススメしていますが、別にnoteだって構いません。
noteだとイイネがついたりフォローされたりなど、やる気を出すための仕組みが整っているので、ブログよりも継続しやすいかもしれませんね。
この際恥ずかしさは捨ててしまいましょう。僕だってnoteには変な文章ばかり書いています。(よかったらフォローしてもらえたら嬉しいです)
Yusuke Miura
まとめ
寝る前に文章を書くと、以下のような4つのメリットがあります。
- 1日の最後に思考が整理される
- 疲れるのですぐに眠りに落ちる
- 湧いてきたアイデアを掬い上げることができる
- 継続すると文章力が上がる
特に、「1日の最後に思考が整理される」というのはとてもいいです。日記を書く習慣があるような人にとっては今さらかもしれませんが、そんな習慣がない人は今日寝る前にやってみてください。何か得るものがあるはずです。
僕はブログを書いた上でやっているので、ゆるゆるな文章を書く時間が寝る前にしかとれません。時間のある人は晩ご飯を食べたあととか、お風呂上がりとかでも全然OKです。
なので、気になった人はとりあえずやってみましょう。自分で実際に手を動かしてみないとわからない感覚って、きっとあります。まずはそれを掴んでみましょう。