書きたいんだけど時間がなくて…
——というのは「書きたくない」ことに対する言い訳だと思っています。本当に書きたいのなら寝る間を惜しんでまで書いているはずです。
そうはいっても、忙しい平日にブログを書く時間を捻出するというのも、結構ハードルが高い。僕が毎日更新をはじめてそろそろ50日が経過しようとしていますが、自分の納得のいく記事を平日にも出すのは大変です。
この記事では、そんな僕が「忙しい平日でも記事を書くために実践していること」をご紹介します。
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忙しい平日でもブログを更新するために僕が心掛けていること
精神論になってしまいますが、いちばん大事なのは「忙しいからといって更新をサボらないという心構え」です。
そのうえで、以下の3つのことを気をつけておけば、毎日更新できるようになると思います。
- 常にネタを出しておく
- スキマ時間で書く
- 記事が書けるまで帰らない
この記事では、以上のようなことについて解説しています。
もくじ
常にネタを出しておく
ネタになりそうなことを思いついたら、どんな些細なことでもすぐにメモする。
頭の中に湧いたアイデアは一過性ものなので、すぐに消えてしまいます。他のことを考えているうちに跡形もなく無くなってしまうことも。
だから、思いついた瞬間にメモをすることが重要です。後回しにしてしまうと、思いついていたという事実さえ忘れ去られてしまいます。
また、ネタを思いついたときがいちばん脳が活性化している状況です。時間が許すのであれば、書ける文章は書いておくと、もっといいでしょう。
このようなネタ出しに使うのは、手書きのメモだったり、スマホのアプリだったり、人によって使っているものがさまざまです。
僕は、記事執筆用に使っている「Ulysses」というアプリに、ネタ出し用のノートを作って作業しています。
時間があればちょっとした文章で書き出すこともできるので、ネタ出しから記事執筆までシームレスに進めることができます。
【Macアプリ】Markdown形式のテキストエディタ「Ulysses for Mac」を導入しました。操作性バツグンで文章を書くのが楽しくなるアプリ。 – starnote*
→ 【Macアプリ】Markdown形式のテキストエディタ「Ulysses for Mac」を導入しました。操作性バツグンで文章を書くのが楽しくなるアプリ。
そのとき思いついた内容で書き出すこともあります
このように日頃からネタ出しをしていたとしても、
「あらかじめ準備していたネタ = 書きたいネタ」
という式がいつも成り立つわけではありません。前もって準備していないネタでいきなり書き出すこともあります。
つまり、「今日はこれを書こう!」と思っていきなり新規ノートを作り出すこともあれば、「とりあえず忘れないようにしておこう」と思ってネタノートに書くこともある、ということです。
日頃から考えることで生まれる好循環
このようなことを心掛けておくと、常に頭の片隅にブログのことがちらついています。
ネタを出そうと心掛ける → 常にブログのことを考える → ネタを出そうと心掛ける →(以下ループ)
という好循環が生まれ、いくらでもネタが湧いてきます。ネタ切れなんて本当に存在するの?って感じで、書きたいことはどんどん溜まっていくのに、記事化するのが追いつかなくなります。
現時点ではネタのストックが40個くらいあります。そのすべてが記事にできるわけではありませんが、「何も思いつかないなー」という日でも、この中からピックアップすることができるんです。
ピックアップしたあとは、そのネタをもとに記事の骨格を書き出して、それぞれ肉付けしていきます。この記事だと最初に書いた3つの箇条書きの部分が骨格で、それぞれに対して文章を書いていきました。
このような書き方をしているので、上から順番に書いていく必要すらありません。この記事は3つのトピックに関して同時進行で書いています。
スキマ時間で書く
このように、「記事内のいくつかのトピックに関して少しずつ書く」という書き方をしていると、スキマ時間に書き進めることができます。
思いついたことをとりあえず書いておいて、最後に記事の一貫性が保てるように整理する、という感じです。
最後の整理の部分だけまとまった時間が確保できれば(たとえば仕事が終わったあとなど)、記事としての体裁は保つことができると思います。
ただ、今の僕は博士課程の大学院生なので、研究室にいるときでも時間の使い方は割と自由です。
実験をしていることもあれば、論文を書いていることもあるし、スライドを作っていることもある。その作業のひとつとして、「ブログを書く」というものがあってもいいと思うのです。
どれも自分の命を削って行う作業なので、変な遠慮に縛られずに、好きなことをすればいいと思っています。
でも、仕事中となると話は違うかもしれません。会社にもよると思いますが、ほとんどの場合勤務時間中に私的なブログを更新したりとかはできないでしょう。
となると、昼休みとか、移動時間中とか、ちょっとした時間で書き進めるしかありません。スマホでゲームとかをしている時間をブログ執筆に充ててしまえば、少しくらい捻出することはできませんか?
ときには「記事執筆 = インプット」
必ずしも「記事を執筆する作業 = アウトプット」という式が成り立つわけではないです。
つまり、記事のネタにつながるインプットをするというのも、執筆には必要なことなのです。それなら通勤・通学時間でもできますよね。
僕は電車の中では集中できないのでアウトプットはせず、インプット専門です。Kindle本を読んだり、RSSフィードを消化したり、NewsPicksをチェックしたりしています。
でも、こうしてインプットした内容が新たなひらめきを生み、記事執筆につながることもあります。なので決して無駄な時間ではないのです。
たとえばこの記事。
「広める」という任務|論文を投稿するだけの時代から、その先へ。 – starnote*
→ 「広める」という任務|論文を投稿するだけの時代から、その先へ。
上の記事では、ホリエモンの『多動力』を読んで思いついた内容を書きました。自分の異なるフィールドで活躍する人が書いた本でも、その考え方には共通項がたくさんあります。
本を読んで得た知見を「自分ごと化」することで、記事のネタにつながる。だからこそ、「インプット」も大事な記事執筆作業の一部なのです。
記事が書けるまで帰らない
家に帰ると自然と副交感神経が優位になってしまい、眠くなってしまうことがあります。やる気に満ち溢れていても、襲ってくる眠気には勝てない。
だから、眠気を引き起こさないためには、副交感神経が優位になる環境に自分を置かないことが必要です。つまり、仕事や学校が終わったあと自宅に直行せずに、人目のある場所で作業して帰るといいです。
僕はよくスタバで作業してから帰っています。この文章も帰りに近所のスタバに寄って書いています。
ただし、必ずしも外で作業を完了させる必要はありません。なぜなら、終わりが見える状態まで進めておくと、帰宅後のモチベーションを保つことができるし、作業自体もすぐに終わるからです。
個人的には、記事の執筆をスラスラと進めるためには、おいしいコーヒーが欲しい。だから、記事を書くきっかけとして、「カフェに入る」ということをトリガーにするのです。
帰宅前にカフェに入ることにしておくと、ちゃんとしたコーヒーが飲めるし、作業も捗るし、余計な飲み会も断りたくなるし、いいことしかありませんね。
こんな方法は極端といえばそうかもしれませんが、自分に対して強制力を働かせ続けると自ずと考え方まで変わってくるものです。
最近では、現金が収納できる量が極端に少ない「PRESSo」という財布を使い始めて実感しました。
たったひとつの財布にも、人のライフスタイルを変化させる力がある。 – starnote*
→ たったひとつの財布にも、人のライフスタイルを変化させる力がある。
まとめ
最後にもういちどまとめると、
- 常にネタを出しておく
- スキマ時間で書く
- 記事が書けるまで帰らない
このようなことを心掛けながら生活していれば、平日でも無理することなくブログを更新することができます。むしろ毎日ブログを更新しないと気持ち悪くなります。
繰り返しになりますが、大前提として「忙しいからといって更新をサボらないという心構え」が必要です。
その上で、以上のようなことが、平日でも毎日更新するためのエッセンスになると思います。