今年もまた。
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6月最後の週末。
6月といえば紫陽花、紫陽花といえば鎌倉の長谷寺ということで、もう毎年の恒例行事になっている、長谷寺で紫陽花を見てwoof curryでカレーを食べるコース。犬を幼稚園に預けている間に人間だけで巡ります。
実は昨年も全く同じことをしていたのですが、今年も同じコースです。長谷寺の紫陽花は何度見ても見応えがあるし、woof curryのカレーは何度食べてもまた来たくなるんですよ。
紫陽花を鑑賞するイベントとして茂原の「服部農園あじさい屋敷」に先日行ってきました。でも、せっかく行く時間があったので長谷寺も行っておこうと。とはいえシーズンの終わりになったので、もう見頃は過ぎて剪定が始まっていました。
▶ シリーズ「わたしたちと鎌倉」
▶ わたしたちと鎌倉|第12回|紫陽花とカレーをもう一度(昨年の記事)
今回はFUJIFILMのカメラを2台持っていきました。
- FUJIFILM X-T4 + FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- FUJIFILM X100VI
主にX-T4、お店の中ではX100VI、というような使い分けです。
車を止めて、まずはカレーから
犬を幼稚園に預けたあと、いざ鎌倉に向かいます。1時間ちょっとの道のりですが、鎌倉の中が結構混雑していました。長谷の駐車場に着いたのは12時になろうとしていたとき。woof curryのすぐ近くの駐車場です。
時間的に混んでて止められなかったらどうしようと思っていたのですが、杞憂に終わりました。がらがらでした。鎌倉は車で来る人が少ないのか、駐車場が意外と空いているのかも。
長谷寺から行くか、カレーから行くか。迷ったのだけど、いつもは行列ができているwoof curryに誰も並んでいないではありませんか。こんなお昼時ですよ?
並ばずに入れるのなら、もちろん先にカレーから頂きましょうか。そんなことを思いながらドアを開けると、すんなり席に案内してもらえました。ここまでスムーズだったのは初めてだ。
店内にはカレーのいい匂いが立ちこめています。この記事を書きながら思い出しただけでお腹が空いてきた…
注文するのは決まっています。いつもと同じ「スペシャルカレー」です。
肉はビーフ、ポーク、チキンから選ぶことができます。いつも僕はチキンにしていたのですが、昨年妻のビーフを一口もらったらめちゃめちゃ美味しかったので、今回はビーフです。
らっきょうと福神漬け。カレーにはやっぱこれだよね。
ちょうどお客さんが入れ替わったタイミングだったみたいで、結構待ちました。
そして運ばれてきたスペシャルカレー(ビーフ)。とろとろに煮込まれた牛肉、くたくたになった茄子。丸ごと1個乗っているゆで卵も、アクセントとなるミニトマトも、見た目が華やかでいいですね〜
「牛肉ももちろんだけど、くたくたになった茄子が美味しいんだよね」
そんなことを妻といいながら食べていました。いつものようにめちゃめちゃ美味しかったし、こんなに美味しいお店がコロナ禍を生き残ったことに感謝。
今回も大満足です。また来ます。
長谷寺へ向かおう
おなかいっぱいになり、いよいよ今回の目的地・長谷寺に向かいます。woof curryからは歩いて5分くらいですが、いつものようにめちゃ人多いです。
そして今年は、例年も増して外国人さんが多いように思いました。コロナ禍も明けたし円安も加速しているから日本は旅行しやすいのでしょうか。
チケットを買って入場しました。本堂の方に上がる前に、まずは下の方の紫陽花を見て回ります。といっても、もう見頃は過ぎているのであまり残っていません。
足下の植物を撮ってたら、すぐ脇の石垣にきらきらと青光りする尻尾のようなものが見えました。
なんとトカゲさん。尻尾の方が青くなっていて、とてもきれいでした。
写真を撮ってたらやけに詳しそうな人が通りかかって、ヒガシニホントカゲだと言ってたので、きっとそうなんでしょう。何者?
一通り見て回って、階段を上って本堂の方に向かいます。
こちらが本堂。由緒ある観音さまがいらっしゃって、あじさい路から降りてきたあとにお参りしました。
本堂のすぐそばにある池には立派な錦鯉が泳いでいます。黒い鯉を品種改良して生み出されたそうですが、どうやったらこんなにきれいな模様になるのだろうか。
あじさい路へ
そして、あじさい路に向かいます。
見頃のときは有料で、別途チケットを買って入場する必要があるのですが、見頃を過ぎた今は無料でした。入場待ちの列もなくスムーズに入れるし、でも紫陽花はまだきれいなので、意外といい時期に来たのかもしれません。
見頃が過ぎたと言うから、きれいな紫陽花はもっと少ないのだと思っていましたが、全然きれいじゃないですか。今年は行かなくていいかなと思う気持ちもあったけど、諦めなくてよかったです。
やっぱりこの時期はいいのかも。見頃の時期だとずらーっと一列になって少しずつ進まざるをえないから、じっくりと立ち止まって見れないけれど、今回は自分のペースで散策できたし写真もじっくり撮ることができました。
途中の見晴らしのいい場所から1枚。紫陽花に気を取られて全然気にしてなかったけど、結構高い場所まで上がってきたんですね〜
正面にある由比ヶ浜をよく見てみると、サーフィンやってる人がたくさんいました。あんまりいい波来てないように思えたけれども。
お食事処でひとやすみ
さて、あじさい路から下ってきたところには、長谷寺のお食事処「海光庵」があります。毎回めちゃめちゃ並んでいるところしか遭遇しなかったのですが、今回は全然並んでなかったです。
何気なくメニューを見てみると、「バニラアイス入り白玉ぜんざい」という魅力的なメニューが。このあたりでひとやすみしておきますかー。
▶ 長谷寺公式サイト
紫陽花を求めて光則寺へ
長谷寺を後にしてそのまま帰ろうかとも思ったのですが、せっかくなのでお隣の光則寺にも寄りました。
ここ、紫陽花がきれいなのに全然混んでないし、長谷寺のようにビジネスライクじゃないから素朴なお寺という感じでいい雰囲気なんですよ。
本堂の前には背の高い蓮の花が。水面に浮いているものしか見たことないので、こうして間近で見るのは初めてかもしれません。真ん中がシャワーみたいになってるんだね。
そして紫陽花はというと、全然残っていませんでした。残念だけど時期が時期だけに仕方ないね。
来年もまた
今年も、長谷寺の紫陽花はきれいだったし、wood curryのカレーも美味しかった。来年もまた同じようなことができるといいな。
そして、紫陽花が咲いていない時期の長谷寺を訪れたことがないので、いつか来てみたいですね。秋の紅葉もきれいみたいだし、涼しくなったらまた来るのもいいかもしれません。