とりあえず新しくしとこ。
この記事には広告が含まれています。
昨日、MAZDA CX-60を契約してきました!
いろいろ検討していましたが、最終的にはCX-60を「もう一度買う」という選択肢に落ち着きました。その検討の経緯や、契約交渉など、ざっくりとまとめておきます。自分でも忘れてしまいそうなので。
今回購入したグレード
今回購入したのは、
MAZDA CX-60 XD-HYBRID Drive Edition Burgundy Leather Package
というグレードです。
先日新たに加わったもので、赤いバーガンディ内装が特徴的なグレード。装備は上級のPremium Sports/Modernと同等で、BOSEサラウンドやパノラマサンルーフも標準装備です。
それでいて、Premium Sports/Modernよりも20万円ほど安いという、コストパフォーマンスにも優れたグレードです。内装の仕立ての違いだけでこれだけの価格差が生まれるのだろうか。
- XD-HYBRID Premium Sports/Modern —— 5,703,500円 [税込]
- XD-HYBRID Drive Edition Burgundy Leather Package —— 5,494,500円 [税込]

Burgundy Leather Packageを選んだ理由
今乗っているのはPremium Modernなのですが、同じグレードを買うのは避けたかった。
もちろん「優しい高級感」のあるPremium Modernの内装は夫婦ともに気に入っており、乗るたびに満足しています。ただ、せっかく新車を買うのに、「変わり映えしないのはどうなの?」という思いもあって。
そうすると、選択肢に上がったのは、
- Premium Sports —— タン内装
- Burgundy Leather Package —— バーガンディ内装
の2つでした。外装はどっちも同じです。
Premium Sportsについては、CX-60の実車があったので見せてもらいました。また、Burgundy Leather Packageは、ちょうどMAZDA3の同色がディーラーに配備されていたので、それを見てCX-60の内装を想像。
もともと、北米向けのCX-70にバーガンディ内装があったのですが、それが発表されたときから羨ましかったんですよ。おしゃれで高級感のあるワインレッドの空間が広がっていると、心地よく移動できそうです。
一方で、Premium Sportsのタン内装は、個人的にはちょっと派手すぎるかな?と思ってしまった。バーガンディ内装と比べると押しが強い気がして、心地よい空間とはまた違った高級感があります。ただ、僕はその方向を求めていませんでした。
思えば今のCX-60も、Premium Modernの「優しい高級感」に惹かれて購入したんですよね。そのときにPremium Sportsのタン内装を選ばなかったのもあり、今回は「落ち着いた高級感」のあるバーガンディ内装を選びました。

ボディカラーは、ジェットブラックマイカ
このバーガンディ内装に合うボディカラーは何だろうか?
この問いを考えてみたとき、やっぱり最初に思いつくのはダーク系のボディカラー。マツダの中では「ジェットブラックマイカ」「マシーングレープレミアムメタリック」の2色になるかな。
マシーングレーは以前乗ってたし、そろそろ別の色にしてもいいかも。だったらジェットブラック? イメージ画像ないだろうかと調べてみると、ありました。
これは北米向けCX-70ですが、まさにこの「ジェットブラックマイカ × バーガンディ内装」の組み合わせになります。落ち着いていてとてもよい。
今回はこの組み合わせに惹かれたので、そうしました。

なぜ「またマツダ」なのか
これまで、2台にわたってマツダ車を乗り継いできました。
- MAZDA CX-5 XD Exclusive Mode FF (2020)
- MAZDA CX-60 XD-HYBRID Premium Modern AWD (2023)
2020年にCX-5を買ったときは、大学生〜大学院生時代に10年以上乗っていた日産キューブからの買い替え。社会人となり上の車にステップアップするイメージでした。
そして、2023年にCX-5からCX-60に乗り替えたときは、これも順当なステップアップでした。エンジン横置きのFF車から、直6ディーゼルFRベースのAWD車へ。少し身の丈を上げてみた。
その結果として浮上したのが、「CX-60の乗り替え先、なくない?」という問題です。

「CX-60の乗り替え先、なくない?」という問題
たびたびブログやnoteに書いてきましたが、CX-60に乗り始めてしばらく経った頃から、「次に乗り換える車が見当たらない」という感覚を持っていました。
CX-60は、直6ディーゼルハイブリッドによる圧倒的なトルク、FRベースAWDの走り、そして内外装の質感を、約600万円という価格で成立させている稀有な存在です。この「走り・デザイン・コスト」のバランスがあまりにも完成されているがゆえに、同価格帯では明確な代替が存在しません。
結果として、満足できる次の選択肢を考えると、必然的に1,000万円前後の輸入車にジャンプするしかなく、現実的な乗り替え先が見えない。SUV以外に広げればスポーツカーという選択もありますが、今度はファミリーユースとの両立が難しくなる。
つまり、CX-60は満足度が高すぎるがゆえに、次の一手を難しくする車でもある。そんな感覚を持っていました。

BMW X3がとてもよかった
そんな中、2日前にBMW X3 xDrive 20dを試乗してきたのです。今後の車選びのベンチマークとさせていただき、いろんな判断の根拠としたい。あわよくば、BMWに乗り替えるのもありだと思いつつ。
ツイートしたとおりなのですが、X3はエンジンやモーター、トランスミッション、ステアリングまで、車の全てが一体になって動いている感覚がありました。スピードを出して曲がっても姿勢が安定していて、さすがBMWと言わざるを得ない。
また、ディーゼルなのに乗り味はむしろEVに近く、個人的にめちゃ好みだったんですよね。 走り出した瞬間から、うちのCX-60とはレベルが全然違って度肝を抜かれました。
これまで、CX-60はコスパ最強だと思ってたんですよ。パワートレインや内外装を含めたユーザー体験として、600万円という価格以上の価値を提供してくれていると思っていました。
でも、それは幻想だったかもしれません。やっぱり価格相応の車だなと実感したんです。600万円のCX-60と、900万円のX3、価格の差は明確にあると思いました。走りの質が全然違います。これは完全にBMW X3の勝ちですわ。
この時点で、奮発して900万円のX3を購入する可能性もゼロではなかった。とはいえ車にそんな予算を割くのもどうなの?という思いもあり、複雑な心境。

結論が出ないから、CX-60に乗り続ける
上記のような経緯もあり、結局は「今はCX-60の乗り替え先は見つからない」という結論に。
なので今のCX-60を乗り続けてもいいのですが、先日書いたとおり、タイヤの交換が目の前に迫っているし、法定点検にも手出しが発生します。つまり、残クレの支払いに加えて、大型のメンテナンス費が控えている状況。
であれば、残クレの支払いをそのままに、新車に乗り替えることができれば理想的です。結論が出ずにCX-60に乗り続けるとしても、今の個体に乗り続ける必要はありません。別のCX-60に乗り替えて、月々の支払い額の維持と新車の気持ちよさを両立できるのなら、それもいい。
そのような結論に至りました。

いくつかのストーリーを準備して交渉へ
そして昨日、もともと予定していたマツダディーラーでの商談へ。決して「CX-60をください!」という前のめりの姿勢ではなく、一歩引いたテンションで臨みました。
- BMW X3が一番いいと思っているよ
- CX-5もインフォテイメントまわりが進化したから、こっちに乗り替えるのもいいよね
- CX-60は月々の支払いにインパクトがあるなら選ぶよ(同じ車を買うのは優先順位低いが)
こうして、ブランド間の競合と、ブランド内の競合を両方やってもらった結果、「CX-60を5年間の残クレでもう一度買う」ストーリーがいちばんいいですね、という流れを作りました。
あくまでそのストーリーをディーラー側に提案して頂くのが大事です。こうすることで、交渉の主導権をこちら側で握ることができます。
結果として、月々の支払いが今より安くなったので、その場でサインした次第。新車になって、タイヤ交換の必要もなく、今乗っている初期型より改良されているのに、支払いが安くなるってどういうこと?
今回の交渉のストーリー
さて、ここからは実際の交渉のストーリーについて書いていきます。
その方法については広く公開するのを避けた方が(僕にとっても、ディーラーさんにとっても)いいと思うので、この部分はnoteで有料エリアとさせてください。
▶ noteで読む
まとめ
今回の交渉を振り返ってみると、74万円引きという数字そのものがすごかった、というよりも、そこに至るまでの前提がきれいに揃っていたことの方が印象に残っています。
条件をこちら側で定義し、価格ではなく支払いをゴールに置き、段階的に条件を積み上げていく。そのうえで、決算直前というタイミングがあり、BMW X3(中古を含めて)というリアルな競合があった。このような複数の要素が、ひとつのストーリーとしてつながった結果が、今回の着地だったのだと思います。
つまり、今回やっていたのは単なる値引き交渉ではなく、「成立する条件を設計すること」でした。そして、その条件を相手が飲める理由まで含めて組み立てられていたからこそ、無茶に見える要求も現実の提案として返ってきたのだと思います。
一方で、最後に重要だったのは、条件が通ったらちゃんと決め切ることでした。撤退ラインを明確に持ちながらも、成立したときには迷わずサインする。その一貫性があったからこそ、交渉全体の信頼性も保たれたのだと思います。
たぶん今回の学びは、車の買い替えに限った話ではありません。相手の立場や事情を踏まえながら、成立する条件をこちらで設計し、その条件が通ったら責任を持って決める。そういう意思決定のあり方は、仕事でも日常でも案外そのまま使えるものです。
というわけで、今回は「もう一度、CX-60を買う」という結論になりました。
正直、自分でも少し意外ではあります。でも、ここまで整理してみると、今回の意思決定はかなり筋がよかったのだと思います。新しいCX-60が納車されたら、また改めてレポートしていきます。








