予想より早く帰ってきました。
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CX-60が1日で退院しました
昨日CX-60を入院させてきたところですが、早くも1日で退院して帰ってきました。
症状について詳細はこちらを
▶ CX-60が入院になりました
結論から言うと、先日アナウンスされたサービスキャンペーンで改善される内容だったとのことで、エンジンとトランスミッションそれぞれの制御ファームウェアをアップデートする対応となりました。
他のユーザーからも「有車速時のアイドリングストップからエンジンが再始動しない」という報告が何件か上げられているようで、それに対するアップデートも含むとのこと。社内向けの資料を使って説明していただいたので確かな情報です。
公開されているリコールやサービスキャンペーンの情報を見るとそんな内容は含まれていないので、てっきり今回の事象は関係ないのだと思っていましたが、非公開情報として含まれていたそうです。
このアップデートで直るのか?
オーナーとして気になるのは、果たしてこのアップデートで直るのか?ということ。もちろんディーラーの担当さんから説明していただけて、ざっくり以下のような感じでした。
前提として、僕が所有しているCX-60 XD-HYBRIDモデルは、走行中にアクセルを抜くとエンジンが止まってモーターだけの走行に切り替わることがあります。この状態をマツダは「有車速時のアイドリングストップ」と呼んでいます。
今回、僕のCX-60に発生した不具合は、高速道路を走行中にエンストしたというものでした。このエンストが【A) 有車速時のアイドリングストップから再始動しなかった】のか、それとも【B) アイドリングストップと関係なく不意にエンジンが止まった】のかは判断がついていませんでした。
この点については、発生時にエラーメッセージが出たわけではないので、残念ながら車載ログに残っておらず明確に特定はできないとのこと。とはいえ、Aであればサービスキャンペーンのアップデートに含まれます。
そして、どうやらBも吸収する形でアップデートが施されたみたいなのです。
不意にエンジンが止まるという現象から紐解くと、ディーゼルエンジンの煤が溜まったと検知してエンジンを止める(もしくは回転数を落とす)機構があるとのことなのですが、この部分についてハードウェア的な個体差の影響で誤検知してしまうことがあったらしいのです。それを正しく検知する方向でも今回のアップデートが組まれていると。
ゆえに、発生した現象がA・Bどちらであっても今回のアップデートに含まれ、改善されるはずである——というロジックで修正していただきました。だったら一応納得かなと思い、その方針を受け入れました。
預けたときにも言われたのだけど、おそらく適切なアップデートが特定されれば修正自体はすぐにできる不具合だから、「何が適切なのか」を考える部分に時間がかかるだろうと。
それを1日でやっていただけて、たぶんディーラーの担当さんめちゃめちゃ考えてくれたんだろうな。ありがたいですね。
再発しないことを祈りながら乗ります
昨日の記事では、「原因をしっかりと究明していただいた先に解決策があるのであれば、乗り続ける選択肢も取り得る」と述べました。
今日の説明を聞く限り納得感のある説明だったし、アップデートで改善されたはずなので、再発しないことを祈りつつこれからも乗り続けようと思っています。内外装も素晴らしいし走りも楽しいから、車自体にはとても満足しているからです。
ちなみに、ディーラーから代車としてMX-30 ROTARY-EVモデルを貸していただき、昨日はEV生活をしていました。これはこれで無音ですーっと走っていくのが気持ちよくて好きなんですよ。
けれどもやっぱり1日ぶりに直6ディーゼルに乗ると、その暴力的なパワーに魅了されている自分がいて。だからもしお金と駐車場と自宅充電設備に余裕があったら、CX-60とEVの2台を所有するのが楽しいんだろうなあ。戸建てでしか叶えられない夢だけど。