この時期がやってきた。
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発売が明日に迫っているタイミングで、こんなことを言ってる時点で、既に出遅れているんだけど。
とはいえ、秋の大祭ですよ。新しいiPhoneをどうするか? 買うのか? 買わないのか? 買うならいつ買うのか? そんなことをつらつらと綴っていきたいと思っています。
3世代遅れになった
買うかどうか検討の土台に上がっているのは、紛れもなく「今使っているiPhoneがちょっと古く見えてきたから」です。使っているのはiPhone 14 Pro Max。この秋で、3世代の周回遅れとなりました。
▶ 日々の写真をアップグレードすべく、iPhone 14 Pro Maxを購入
購入したのは、2023年の年始。発売直後は見送って、供給が落ち着いたタイミングでの購入となりました。支払いは安定のペイディ36回払い。まだ3年経ってないので、もう少し残債があります。
その前はiPhone 12 Pro Maxだったので、2世代のアップデートでした。それでも、メインカメラのセンサーが大きくなったり、Dynamic Islandが搭載されてUIが洗練されたり、ディスプレイのリフレッシュレートが上がったり、それなりの恩恵があったのです。
そこからさらに、3世代回って、新しいiPhone 17 Pro Maxはアルミニウムユニボディを手に入れたと。
最初に見たときは拒絶反応が出たのは認めます。けれども、よく見るうちに、これまでのiPhone Proシリーズを起点に、iPhone Airはエレガント方向、iPhone 17 Proはギーク方向に振ったのだなと、妙に腑に落ちたんです。
それ以来、iPhone 17 Proのアルミニウムユニボディも、なんだか魅力的に思えてきました。
iPhoneのカメラは大事
いつもちゃんとカメラを持ち歩いているとは限らないから、iPhoneのカメラ性能も妥協しちゃいけない——というのが、僕の持論です。
なぜなら、「肌身離さず持っている」というのが、iPhoneの最大の価値だから。カメラを持っているときは出番が少ないかもしれない。でも、カメラを持たずに身軽に外出しているときに、もしシャッターチャンスが訪れたら? 突発的に、iPhoneのカメラが主役を張らないといけなくなる。
そう考えたとき、今回のiPhone 17 Proは買う意味がある気がしていて。3つのカメラがどれも48MPになったことで、クロップ耐性も高くなり、使いやすいカメラだと思うんですよね。
クロップ耐性が重要だということは、FUJIFILM X100VIでも身を持って体感しているわけでして。ポケットの中のiPhoneでも、それが実現できるとなると、使う意味がありそうです。
FUJIFILM X100VIのクロップ耐性の高さによって、救われている場面が多くあるという記事。普段からこういうカメラを使っていると、高画素は正義に思えてくるんです。
▶ 「自由な旅カメラ」FUJIFILM X100VIのクロップ耐性がすごすぎる。横写真を縦にできる。
僕とiPhone
思えば、昔は毎年のようにiPhoneを買っていました。昔というか、12までは。
初代iPhoneは日本では発売されなかったから、同世代のiPod touchを買って興奮していた気がします。初めてiPhoneを手にしたのは2010年のiPhone 4の頃。4sは飛ばしたけれど、5以降は毎年買い替えてきました。
誰にも需要のない僕のiPhone遍歴
iPhone 4 → iPhone 5 → iPhone 5s → iPhone 6 → iPhone 6s → iPhone 7 Plus → iPhone X → iPhone Xs Max → iPhone 11 Pro Max → iPhone 12 Pro Max → iPhone 14 Pro Max
こうやって頻度高く買い替えてきたのって、「あの頃のiPhoneの進化がおもしろかった」からです。
衝撃的なデザインで度肝を抜かれたiPhone 4に始まり、LTEに対応したiPhone 5、FeliCaに対応しデュアルカメラになったiPhone 7 Plus、全画面になったiPhone X、トリプルカメラになったiPhone 11 Pro Maxなどなど。iPhoneの進化を身をもって体感し、噛み締めることができる時代だったんです。
12以降はどうでしょう。確かにカメラは毎年進化しているし、ディスプレイのリフレッシュレートも上がり、Dynamic IslandなどUIも進化している。でも、それだけなんですよね。買い替えたいと思えるほど目新しいものがない。
だからこそ、ここ数年は毎年買い替えるのを控えているし、今使っているiPhone 14 Pro Maxはそろそろ3年になります。
今回は買い替える?
そのうえで、iPhone 17シリーズですよ。
僕が買うのなら、カメラ性能やディスプレイサイズを重視してiPhone 17 Pro Maxになります。RAWで写真が撮れるのは重要ですからね。
今のiPhone 14 Pro Maxにも、特に不満はないんですよ。だから買い替える動機は、不満ドリブンではなく、物欲ドリブン。そう考えたとき、確かにカメラのアップデートは魅力的だなと思っています。
とはいえ、これまでiPhoneのカメラを期待して買い替えて、何度も裏切られてきた過去があるので、多少は躊躇しちゃうよね。「今回だって大して変わらないんでしょ?」と斜めに見ちゃう。
でも考えてみると、iPhone 14 Pro Maxでメインカメラのセンサーが大きくなったのは、大きな効果があったんですよね。自然とボケるようになったし、適当に撮った写真にも空気感が宿るというか。
そして今回は、望遠カメラのセンサーも大きくなり、画質の向上が期待できます。iPhoneの望遠カメラ、意外と使うんですよね。
だから、買い替える動機は、あると言えばある。既に出遅れているので発売日に手に入るわけじゃないし、もう少し悩みますが、ちょっと前向きに検討してみようかな。
[Thumbnail Photo: Apple]