さあ、沼の深みへ。
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FUJIFILMの沼に引きずり込まれてゆく…
FUJIFILM X-T200を使い始めたのはちょうど1年前でした。名古屋旅行に行くときに新しいカメラが欲しくなり、勢いで買ってみたのが始まりです。
それからというもの、鎌倉、日光、成田山、那須高原、長崎と、いろんな場所に連れて行きました。その結果、またたく間にFUJIFILMの沼に引きずり込まれてしまい、こんな記事(↓)まで書き出す始末。ずっとソニーを使ってきたのに、たったの1年ですっかり取り憑かれてますねえ…
→ FUJIFILMデビューして半年。すっかり魅力に取り憑かれた。
→ FUJIFILMのカメラで、心に響く場面を残そう
とりあえず試しに使ってみようと思って購入したX-T200は、エントリーモデルに位置づけられるカメラです(廃盤になったので「でした」の方が正確)。10万円もしない下位モデルですら魅力たっぷりで、こんなに取り憑かれているということは、もっと上位モデルを購入したらどういう体験が待っているのだろうか。
そう思った瞬間に、X-T4を購入することになるのは決まっていたのかもしれません。
しかし、ボディだけでも軽く20万円を超えてくるカメラ。衝動的に新車やMacを買ったりして出費が重なっていた僕としては、おいそれと出せる金額ではありませんでした。だから気になるけど我慢、でもビックカメラを訪れた際には横目でチラチラ見てしまうほど、とっても気になる存在なのでした。嘘です、がっつり試写してました。
どうにかしてX-T4を手に入れようとして編み出した計画は、メインで使っている〈Sony α7 III + Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art〉を売り払ってX-T4のボディを手に入れるというもの。20万円で売って20万円で買うので、収支はトントンです。
→ ソニーのミラーレスを使い始めて10年。FUJIFILMに乗り替えるか検討中。
何も手放さない
しかしながら、2018年4月に手に入れたα7 IIIは3年間も人生をともにした存在です。引っ越す前の長崎の景色、弾丸で行った台湾、今でも強烈な記憶が残っているアメリカ、のんびり散歩した京都——いろんな思い出を作り上げてきた存在なのです。
だから、「新しいカメラが欲しいから」という不純な動機で簡単に手放していいものではないと思えてきて、α7 IIIとX-T4を交換する作戦はボツにしました。なんか寂しいからね。
我慢するのはよくないから買う
交換する作戦はボツにしたとはいえ、X-T4が欲しい気持ちは日に日に高まってきます。
この気持ちを抑えていても精神衛生上よろしくないので、多少無理をしてでも買っちゃえばいいのではないかと。転職活動中で気持ちに余裕がなかったのも相まって、気がついたら買ってました。結果的に転職で年収が大幅に上がるので、X-T4なんて実質無料ですよ。
そして、一瞬で手元に届きました。ありがとうマップカメラ。
優秀なカメラだ
届いてから10日くらいが経ちますが、簡単に写真を撮りました。レンズは、すでに持っていた「XF 18-55mmF2.8-4 R LM OIS」と、先日ケンコー・トキナーさんよりご提供いただいた「Tokina atx-m 33mm F1.4 X」を使って。後者はそのうち記事にしますね。
エントリーモデルであるX-T200と比較するのはナンセンスかもしれませんが、オートフォーカスは速いし、シャッターは軽快に押せるし、それでいてFUJIFILMの色味で撮れるし(当然ですが)、使い始めた瞬間に大満足でした。
カメラに限らず、購入を我慢して期待値が上がりまくっていると実物を使った瞬間にがっかりすることがありますが、X-T4はその真逆です。使った瞬間に「あ、最高の買い物だったわ」となりました。最高。
もっと使い込みます
というわけで、新しく「FUJIFILM X-T4」を迎え入れたのでした。遠出するときもしないときも積極的に持ち出して、たくさんの写真を撮りたいと思っています。
そして、これからは3台体制です。α7 IIIとX-T200の2台体制だったときは、カメラの大きさやその日の気分で使い分けることができていましたが、そこにX-T4が増えると使い分けが難しくなるなあと思っています。
α7 IIIとX-T4の立ち位置が被りそうで、どうやって使い分けようかなあと、いやきっと考えすぎだから気分で使い分ければいいかと、いろいろと思考をめぐらせているところです。こうやって考えるのも楽しいのでいいんですけどね。