鉄の塊が美しく輝く。水面に反射する。
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夜に写真を撮りたくなると、選択肢は少ない。夜景か、星空か、燦然と輝く街の中か。この3つ。
やっぱり真っ先に思いつくのは夜景。でも、上から見下ろす街並みはどこも変わり映えがしなくて刺激が少ない。これまで夜景にジャンルがあるなんて考えたこともなかったけれど、どうやら「工場夜景」というのがエモいらしい。
確かに、夜中にアクアラインに乗ろうと川崎の海岸を走っていたら、幻想的な工場の森に遭遇した。だからいつか、きちんと向き合ってみたいと思っていた。
そこで昨日の夜に思い立って行ってみたというわけ。
僕が行ったのは「千鳥運河」という夜景ポイント。夜景を見に来た人と釣りをしている人が混在しているという珍しい場所だ。
公道だから誰でも入れるけども、車が無いと相当行きにくいと思われる。広い4車線の道から裏道に入って行き止まりまで進むと到着だ。
そして、目の前には幻想的な夜景が広がる。
この場所は工場地帯の中にあるから、夜景から90度首を右に回せばこんな景色が広がる。もちろん立ち入ることはできないが、外から見るだけでも激しく心が引き込まれた。そんな金曜日の夜。