初めて訪れました。いい場所だった。
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梅の花が咲き始めた成田山へ。日帰り散策の旅。
まだまだ寒い日が続いているけれど、散発的に天気に恵まれて暖かい日がやってきますね。ちょうど成田山を訪れた日もそんな日で、コートを着なくても外を出歩けるような陽気でした。
鎌倉は何度も行っているし、日光は寒そう(夏タイヤで中禅寺湖の方まで行くのは厳しそう)だし。緊急事態宣言下だから都内のカフェなども避けたいので、車で歴史のある街まで行って、現地で散歩でもするのが、密を避けながら気分転換をするのにちょうどいいのではないかと。
せっかくなら行ったことのない場所を訪れてみたかったので、成田山に白羽の矢が立ちました。どこに行くか前日に考えているときにふと思いつき、調べてみると、新勝寺とその周辺が良さそうな場所だったので、翌日に訪れました。
前日の夜に調べたときは、自宅から一般道で片道2時間、高速1時間半の道のりのようでした。30分しか変わらないのに誰が高速を使うんだろうと思っていました。翌朝になって改めて調べると、渋滞しているからか一般道では3時間かかる模様。大人しく高速で行きました。
散策には小さなカメラがいい。でもズームは欲しい。ということで、「FUJIFILM X-T200 + FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」の組み合わせを持っていきました。2020年12月に京都を訪れたときと同じ構成です。
→ X-T200でめぐる、晩秋の京都〈Day 1〉
→ X-T200でめぐる、晩秋の京都〈Day 2〉
撮影は全てクラシッククロームで。JPEG撮って出しです。
新勝寺の裏口にある駐車場に車を止め、少し歩いて表参道へ。そのまま裏門から入ることはできましたが、せっかく初めて訪れた場所なので表から入りたかったのです。歩行者天国となっていた表参道に辿り着くと、道の真ん中の花壇にきれいな菜の花が咲いていました。
思いつきで成田山に行こうと言い出したものの、どんな雰囲気の場所なのか全く把握せずに訪れたので、この街並みには驚きました。古くから残っていて文化財に指定されているような建物もあるようで、本当に昔から残っている街並みなんだなあ。それだからかは分かりませんが、うなぎ屋さんと漢方薬が中心の薬局を多く見かけました。
成田山新勝寺へ
そして到着しました、成田山新勝寺。平安時代から1000年以上の歴史があるお寺です。1000年と言われても全く実感が湧きませんが。
こちらが本堂。1968年に建立されたものです。歴代の本堂は敷地内の別の場所に移築されていますが、案内板を見るたびに「これも本堂だったんだ…!(すごい建て替えるやん)」と思ってしまうほど。
さらに古い本堂と、咲き始めた梅の花
もう少し奥の方に進むと、もっと古い本堂がありました。1701年に建立されたもので、こちらも移築したものらしい。
光明堂の前では、梅の花が咲き始めていました。もうすぐ春なんですね。
うなぎ屋さんへ
さて、お腹も空いてきたのでお昼はうなぎを食べましょう。やってきたのは「川豊」さんです。実はさっき表参道を歩いていたときに番号札を貰っていました。1911年に建てられたお店は、2019年に登録有形文化財に指定されたとのこと。はしごのように急な階段を上って2階に行き、うな重(2,700円・税込)を頂きました。
新勝寺、成田山公園へ
もう少し散歩したくて、新勝寺に戻ってきました。隣には成田山公園が併設されているので、こちらも併せて散策しましょうかね。
帰ります
歩き疲れてきたので、駐車場へとつながる裏門へ。途中で奥山広場という広場を通りましたが、現代ではあまり見かけないような商店街がありました。あたりに漂う昭和の香り、味があっていいなあ。
初めて訪れた成田山、とてもとてもいい場所でした。まだ散策できていないエリアもあるので、今後も何回か訪問したいと思っています。