武蔵小杉に住もうと決めたときに、ほかに検討していた場所

ほかにも3か所の候補がありました。

住む場所を決めて1年

僕が武蔵小杉に住むと決めて不動産屋を訪れたのは2019年1月で、住み始めたのが2019年3月末です。住んでいるのはまだ9か月ですけど、この街に決めてよかったと思っています。

とはいえ、長崎から引っ越してくるにあたって、いきなり武蔵小杉にしようと思ったわけではないです。いくつかの候補の中から総合的に判断して武蔵小杉にしました。

その判断からちょうど1年が経とうとしているので、忘れないうちに当時の思考回路を整理しておきます。

まず、大前提の譲れない条件としては以下のような感じでした。

通勤にdoor to doorで片道1時間というのは、長崎人からすれば「ちょっとつらい」レベルの長さですが、東京の基準で考えたらまぁ普通だよね…

もっと都心に近づいて通勤時間を稼ぐという選択肢もありますが、そうするとクルマを維持できる環境ではなくなるんです。せめて駐車場代は月1万円台で抑えたいし、その上、都心ではクルマを使いにくい環境になってしまいます。

たとえば、スーパーやコンビニに駐車場がなかったり、渋滞してて幹線道路に出るまで時間がかかったり。金銭的に維持できる環境が見つかったとしても、都心とクルマの親和性が良くなくて、積もり積もってストレスになりそう。

このような周囲の環境とクルマとの親和性もあり、都心から少しだけ離れた方がいいという判断をしました。その限界ラインが「通勤に片道1時間程度」。

3つ目は欲張りな条件ですが、都心の人混みの中に入らなくてもモノがそろうような街。発想が田舎者なもので、同じモノを買うならできるだけ人混みを避けて生きていたい。これは必須の条件ではなかったけれど。

このような条件の下で、導き出したのが以下の4か所でした。

九州人が全く土地勘のない中でWeb上の情報を頼りにピックアップしたので、的外れな部分もあるかもしれません。それでもがんばって絞ったのがこの4か所。

最有力候補として見ていたのは、千葉県市川市の妙典エリア。

閑静な住宅街で駅周辺には買い物をできるところもあります。妙典駅からは、東京メトロ東西線→日本橋乗り換え→銀座線→虎ノ門と通勤することができるし。ラッシュがやばいと噂の東西線ですが、妙典駅始発の電車があるようで、それに乗ればいいかなと思ってました。

次に有力候補として見ていたのは、埼玉県川口市の川口元郷〜鳩ヶ谷エリア。埼玉高速鉄道の沿線です。

東京メトロ南北線は埼玉高速鉄道と直通運転しているので、乗り換え無しで溜池山王まで辿り着くことができます。ラッシュもあまりひどくないと聞く南北線なので、ここでもいいかなと思ってました。ただ、気がかりだったのは、周りに何もなさそうだなーと（失礼）。

このあたりは物件のグレードの割に家賃が安いので、次に引っ越すときに検討してもいいかなと思っています。住んでみないとわからないこともあると思うので。

上記の2候補より若干家賃は上がりますが、神奈川県川崎市の溝ノ口〜武蔵小杉エリアも見てました。都心までの距離だけを考えたらあまり変わらないけど、発展度的には川崎側の方が都会だよね。

通勤経路としては、溝ノ口からだと東急田園都市線に乗ることになります。一方、武蔵小杉からだと東急東横線または目黒線、ほかにもJR横須賀線、湘南新宿ライン、南武線も通っているので、どれか1つが止まってもいくつも経路がある。これは大きい。

これだけ交通の便がいいと家賃も高いのですが、うまいことハマる物件を見つければ家賃を抑えることができるかなーと思いながらSUUMOを眺めてました。あわよくば武蔵小杉に住もうと。

こんな感じでいろいろ健闘して、結局武蔵小杉エリアに決めました。

少し駅から離れていますが、新築角部屋駐車場付きの1LDKで、管理費と駐車場代を入れて月10万円を超えるくらい。理由は知らないけれど、周囲の相場より2〜3万円くらい安いです。なんでだろう？

部屋自体には全く不満はなくて、むしろ大満足です。駅から遠いのが少し気になるけれど、強制的に自転車で運動するきっかけになってると考えることにしています。（実際、引っ越してから痩せました）

このエリアはそれなりに都心にも近くて、お店もたくさんあって、それでいて落ち着いた雰囲気で、適度にクルマ社会で、僕にとってはすごくバランスが取れている街に思えます。

なのでしばらく離れるつもりはなくて、少なくとも更新までは住む予定です。更新のときはもう少し駅近の物件に引っ越すかもしれないけれど、武蔵小杉駅周辺で探す気がする。