iPadのペーパーライクフィルムを1日でギブアップした話。僕の評価をまとめます。

書きやすいと評判の「ペーパーライクフィルム」。iPad Proの画面に貼ることで、Apple Pencilで書くときに紙のような質感を得ることができます。

確かに書きやすさは評判どおりなのですが、その分諦めないといけない要素が多かったです。なので1日でギブアップしてしまいました。


iPadのペーパーライクフィルムを1日でギブアップした話

僕が買ったのはこちらの商品です。エレコムの「上質紙タイプ」。貼ってると全体的にマットな質感になります。ノッチ部分の色が違うのでわかりやすいかな。

結構いい値段がして(2,000円くらい)、がんばって貼ったので、もし合わなくても最低でも1週間くらいは使おうと思っていました。でも僕には向いていなかったので、1日で剥がしてしまいました。

結局のところ、何がよくて、どこがダメだったのか、この記事で振り返ります。

ペーパーライクフィルムの評価

まずは結果から。「書き心地」「手触り」「画面の見え方」の3つの視点でペーパーライクフィルムを評価してみましょう。


書き心地

書き心地は、10点満点中9点

評判どおり、めちゃめちゃ書きやすいです。初めて使ってみましたが、本当に紙のような質感ですね。フィルム1枚でこんなに変わるなら、本職のイラストレーターさんは大助かりだろうなー。

本当は10/10にしたいですが、Apple Pencilの先がすり減るので1点減点しました。下のような「ペン先の消耗を抑えるケント紙タイプ」だと満点かもしれません。


手触り

手触りは10点中2点。もう最悪なので1点にしたかったけど、お情けで2点。

うーん、何と言えば伝わるのでしょうか。指先にかさぶたがついているような感じ、と言えば伝わるかな。滑りのいいiPadのディスプレイに慣れていると、「iPadではない別のモノ」を触っている感覚を覚えます。

また、言うなればヤスリみたいな感じなので、爪が削れるし、指をスライドさせるたびに音がしてうるさいです。ちょっと普段は使いたくないかな…


画面の見え方

画面の見え方は10点中3点

ザラザラしているシートのせいで表面の光が散乱するので、画面が白っぽく見えます。さらに、フィルムを貼ることでiPadの反射防止コーティングも意味を成さなくなってしまいます。

iPad Proのディスプレイは「P3」という広色域に対応していて、階調豊かな表現が可能です。それなのに、こんなに見え方が悪くなるフィルムを貼るのはあり得ないと思いました。


僕の用途とペーパーライクフィルムの相性

僕は主にこのような用途でiPad Proを使うことが多いです。

  • 文章を書く(主にブログ)
  • 写真を現像する
  • お絵かきする
  • アイデア出し(手書き)
  • 読書する
11インチiPad Proを買いました。僕はこんなことに使いたい! – starnote*
1か月遅れで手に入れました。 なぜいつも真っ先に飛びつく癖に出遅れたのかと言うと、1つ前の10.5インチモデルでも全く不満がなかったからです。だから最初は買い替えない予定でした。 でも来年はiPad版のPhotoshopがリリースされるし、iPadを取り巻く環境がガラッと変わる気がしたので、やっぱり最新のモデルを手に入れておきたい。だから買いました。 本体のレビューについては今さら僕がする必要もないと思うので、想定している使い道について説明します。 11インチ * スペースグレイ * Wi-Fi + Cellular 購入したのは11インチモデルです。 本体サイズは従来の10.5インチモデルとほぼ同じなのに、画面が大きくなりました。ぐっと小さくなった12.9インチモデルとも迷いましたが、慣れているサイズにしました。 色はスペースグレイ。前モデルよりも濃くなってかっこいいです。iPhone 5s時代のスペースグレイに近くなりましたね。 もちろんWi-Fi + Cellularモデルを買いました。セルラーモデルという存在が、MacとiPadを差別化している部分のひとつです。なのでiPadは迷うことなくセルラーを買うようにしています。 前回の10.5インチはSIMフリーモデルを買いましたが、今回はドコモの2台目プラスで契約しています。主回線(iPhone XS Max)の20GBプランをシェアする形です。 これまでこの回線でモバイルルーターを契約していたのですが、そろそろ2年が経過して月々サポート(毎月の割引)が終わるということもあり、今回はドコモで契約。 iPadは初代から海外SIMフリーだし、最近は国内向けにもSIMロック解除できるので、キャリアモデルでも全く支障ありません。 同時購入のアクセサリ 形の変わるモデルチェンジはアクセサリも買い替えないといけないので大変です。今回もいつものセットを買いました。 Smart Keyboard Folio iPad Proを「ちょっと小型の文章執筆デバイス」と捉えている僕にとって、なくてはならないアクセサリです。また後日レビューしたいと思っていますが、少しだけタイプの感触が硬くなったような気がします。 Apple Pencil 本体の側面に磁力で取り付けられるようになりました。待ち望んでたよ!

11インチiPad Proを買いました。僕はこんなことに使いたい!

ここからは、それぞれの用途においてペーパーライクフィルムがどのように影響したかということをご紹介します。


文章を書く

文章を書くときはSmart Keyboard Folioを使うので画面に触れません。さらに、文字を認識できればいいので画面が白っぽくなるのも問題ありません。

なので、文章を書くときにはあまり影響はなかったです。

ただ、前述の「爪が削れる」という話とも関連しますが、Smart Keyboard Folioを閉じて持ち歩いているときに擦れて傷がつくことがあるかもしれません(キーボード側に)。でも長期使用していないので僕からはノーコメント。

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11インチiPad Proをお迎えして1か月が経ちました。 ということはつまり、同時に使い始めたSmart Keyboard Folioも1か月経ちました。その間にはiPad Proだけで生活する1週間も挟んだりして、このキーボードの「いいところ」も「よくないところ」も、いろいろわかってきました。 この記事には、Smart Keyboard Folioを1か月使ってみて感じたことを中心に記します。 11インチiPad Pro用「Smart Keyboard Folio」レビュー 以下の記事でも述べたように、僕は11インチiPad Proを「ちょっと小型の文章執筆デバイス」と考えています。なので、Smart Keyboard Folioを買わないという選択肢はあり得ません。 → 11インチiPad Proを買いました。僕はこんなことに使いたい! そんな感じで1か月使ってみたので、思うところを記しておきます。内容はこんな感じ。 外観をチェック 角度は3種類 旧モデルより安定感が増した キーピッチや打鍵感は変わらず ショートカットは一部使えない 前半がSmart Keyboard Folioの紹介、後半が1か月使って気づいたこととなっています。 外観をチェック 今回から背面まで覆うスタイルのSmart Keyboard Folioになりました。まずは外観をチェックしてみましょう。 段差がなくスッキリ 以前の「Smart Keyboard」は前面のみの保護で、カバー内にキーボードを折り込む形でした。そのため閉じた状態ではガタガタで不格好でした。 一方、今回の「Smart Keyboard Folio」はキーボードを折り込まなくなったので、閉じてもスッキリしています。 背面には曲げるための切り込みがあります。また、カメラとLEDライトの部分は穴がぽっかり開いてます。 Apple Pencilをくっつけてもはみ出さない 今回から背面カバーのある「Folio」スタイルになった理由のひとつはこれだと思うんです。 ご覧のように、側面にApple Pencilをくっつけたときにはみ出さないようになってるんですね。 iPad本体は薄いので、背面カバーがなかったらApple

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写真を現像する

写真の現像に関しては悪影響しかないです。特に、画面が白っぽくなって正しい色がわからなくなるのは致命的。せっかくのP3対応のディスプレイが台無しじゃないか。

また、LightroomでApple Pencilを使ってレタッチすることもありますが、画面上を大きく滑らせて色を塗りつぶすような使い方をするので、ザラザラした抵抗のある書き心地が邪魔になります。

レタッチしたい部分を塗りつぶす
レタッチしたい部分を塗りつぶす

このように、Lightroomでの写真の現像に関しては、

  • 正しい色がわからない
  • ザラザラした書き心地がかえって邪魔になる

という悪影響しかなかったです。


お絵かき・アイデア出し

一方、絵を書いたり手書きでアイデアを出したりする用途に関しては、ペーパーライクフィルムの書き心地の恩恵を最大化することができます。特に、文字を書くときなど「細かい動き」が必要なときはいいですね。

そのため、イラストレーターさんなど本職の方には重宝すると思います。僕はそこまで細かい絵は描かないので、別になくてもいいかなーという感じでした。

ただし、このタイプのペーパーライクフィルムは、Apple Pencilのペン先が激しくすり減ります。爪が削れるくらいなので当然といえば当然です。

写真には撮れませんでしたが、フィルムを剥がした今でも僕のApple Pencilのペン先はいびつな形のままです。ペン先だけ買おうか迷い中。


読書

本の文字は白黒なので色が白っぽくなるのは関係ないです。つまり見え方にはあまり影響はありません。

なので、可もなく不可もなくといったところ。でも手触りが悪化することによる使用感の低下はあります。


結論:僕には合わない

このように、僕にとっては

Apple Pencilでの書き心地向上よりも、画面の見やすさや手触りの方が優先順位が高かった

というのが結論です。

本当にこの結論で正しいのかどうか検証するために、もう一度貼り付けて使ってみましたが、やっぱり無理でした。

あくまでも「僕には合わなかった」というだけの話なので、心地よく使っている方の気を悪くさせてしまっていたらごめんなさい。

でも多方面で絶賛されているので、迷っている人に「こんな意見もあるよ」ということを伝えたかったのです。


まとめ

ペーパーライクフィルムは書きやすさに全振りしていて、それ以外のすべてが犠牲になってしまいます。

もともとそういうコンセプトなので、製品自体に文句を言うつもりは全くないです。ただ、書き心地以外の使用感がここまで低下するとは思いませんでした。

でも実際に自分で使ってみないとわからないと思います。もし合わなくても、「失敗を失敗と認識するための必要経費」なのです。決して無駄ではありません。

迷っている人は、ひとまず自らの視覚と触覚で試してみることを強くオススメします。

不安な人は、ペン先の消耗を抑えるケント紙タイプがいいかもしれません。


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