秋の旅が始まります。
この記事には広告が含まれています。
伊豆高原の週末
9月の週末——と言いたいところですが、本当は平日。3連休前の木金だったから、気分は週末。
夫婦2人そろって2日間も休暇を取って、犬を連れて1泊2日のドライブ旅に行ってきました。本当は6月に行く予定だったんだけど、いろいろあって9月に延期していたのでした。
目的地は伊豆高原、横浜の自宅から約3時間の道のりです。犬と一緒に泊まることができる離れ家(露天風呂付き)を一棟丸ごと貸し切って1泊するという、何とも贅沢な旅行。
その一部始終を、いくつかの記事に分けて写真とともにお届けします。
シリーズ「伊豆高原の週末」
▶ 第1回|伊豆高原までドライブして趣深い宿へ(この記事)
▶ 第2回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈前編〉
▶ 第3回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈後編〉
旅に持って行ったカメラは3台。メイン機として〈FUJIFILM X100VI〉、ここぞというときの〈Sony α7 III + Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art〉、機動性の高い〈RICOH GR IIIx〉。
こういう旅にはX100VIが使いやすくて本当に重宝しています。最近は以前に比べると手に入りやすくなってきたようなので、めちゃめちゃおすすめです。
FUJIFILM X100VIを50日くらい使ったときに書いたレビュー。オーナーとしての思いの丈を存分に語った記事です。未チェックの方はぜひお読みください。
▶ X100VI、50日目の徹底レビュー。これは買うべきか?
横浜から伊豆高原へ
今回の旅は宿でゆっくりすることが目的なので、周辺を観光することはあまり考えずに、10時半頃に横浜の自宅を出発しました。1泊の旅行だし荷物は適当にまとめて家を出ます。
伊豆高原方面は高速がないから距離にしては時間がかかる印象。チェックインは15時からだったので、海老名SAでメロンパンでも食べて、どこか1か所くらい観光地に寄っていたら、たぶんチェックインの時間になります。
今回のルートは、東名で厚木まで行って小田原厚木道路で箱根方面へ。その後、箱根新道で箱根峠まで登り、伊豆スカイラインの景色を堪能しながら伊豆高原に至ると。このようなルートを取ることにしました。
まずは海老名SAを目指しますが、途中は結構な渋滞に巻き込まれてしまいまして。木曜の午前なのにこんなに混んでるんだってくらいで、横浜青葉ICから大和トンネルくらいまでずーっと混んでました。
このあたり全然写真を撮ってないのですが、とりあえず海老名SAでメロンパンを買って車で食べました。そして小田原厚木道路で箱根方面に進路を取ります。
伊豆スカイラインを駆け抜けろ
箱根新道を上りきって箱根峠まで辿り着き、伊豆半島の奥深くへ進むべく変針します。
目指すは伊豆スカイライン。今回は終点の天城高原インター近くの宿を予約しておいたので、全線にわたって伊豆スカイラインを走破します。たぶんこれまで北半分しか走ったことがなかったので、全線は初めてかもしれません。
やっぱり平日。渋滞しているところしか見たことのない料金所も全然混んでないし、閑散とした快走路を小気味よく走っていきます。こういうときにCX-60の直列6気筒ディーゼルは気持ちがいい。
途中で止めて景色を堪能します。この日は曇りの予報だったのだけれども、方角によっては晴れ間が見えたりしてまずますのお天気でした。
それより、9月中旬だというのにとても暑かった。伊豆半島の自然を満喫しようと観光するつもりだったのですが、さすがにこの暑さじゃ行ける場所は限られるよねと、ドライブ中心の観光に切り替えたのでした。
せっかくなのでもう1か所でも車を止めました。ここも土日だったら車が結構止まっている場所なのですが、このときは誰もいませんでした。だから引きでいい写真だって撮れちゃう。
以前は35mmという画角に対して変な苦手意識を持っていたのですが、X100VIを使い込むうちにだんだん慣れてきたような気がします。主題が何か意識しつつも寄りすぎないことがポイントかな。
今回初めて伊豆スカイライン全線を走ってみて、景色のいい場所が多いエリアは北半分であって、南半分は結構山深いところを貫いている道だということが分かりました。
てっきり南半分にも絶景スポットが続いているのだと思い、北半分ではスルーした場所もあったのですが、ちゃんと止まっておけばよかったです。次に訪れたときの教訓にしよう。
大室山に寄ってこう
さて、最初の見立てどおり、宿の周辺までやってきてもチェックインまで少し時間がありました。このあたりは以前も訪れたことのある城ヶ崎海岸や大室山、そして伊豆シャボテン動物公園など、いろいろな観光地があります。
とはいえ暑いことに変わりはないし、ずっと暑い場所にいるのは犬にとってもよくないので、すぐに行って帰ってこられる場所——となると、やっぱり大室山かな。
リフト乗車券を買って(大人1,000円、なんと犬は無料!)6分間の空中散歩の旅に出ます。頂上にはどんな景色が広がっているだろうか、という期待とともに。
そして頂上に到着しました。そうそう、こんな感じだった。3年前に訪れたときの記憶が鮮明に蘇ります。
大室山はもともとは火山なのですが、火口のまわりを取り囲むようにぐるっと1周することができます。約1kmの道のりでアップダウンも結構あるために、写真を撮りながらのんびり歩くと30分以上かかった記憶が。
今回はそこまではやめておこうと、1周するのは満場一致で断念。リフトの周辺を散策して下りることにしました。宿のチェックインの時間も迫っていたしね。
もちろん山頂からの景色もいいけれども、リフトで下りるときのダイナミックな景色も好きです。大室山の急斜面の上から眺める伊豆半島の自然も、また格別。
次回:趣深い「離れ家」に泊まる
ここからは次回の記事でお届け。
ずっと楽しみにしていた宿にいよいよ到着し、思いっきり羽を伸ばします。専用の露天風呂付きの離れ家、しかも犬と泊まれる。夢のような時間がすぐ目の前に。
シリーズ「伊豆高原の週末」
▶ 第1回|伊豆高原までドライブして趣深い宿へ(この記事)
▶ 第2回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈前編〉
▶ 第3回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈後編〉