犬と泊まれる露店風呂付きの離れ家です。
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9月中旬の平日(気分は週末)にドライブしながら伊豆高原に辿り着きました。途中では大室山にも登って、伊豆の雄大な景色に胸を打たれたわけですが、いよいよ予約していた宿のチェックイン時間になりました。
「犬と泊まれる露店風呂付きの離れ家」ということで、かなり前から楽しみにしてきたのです。はやる気持ちを抑えながら、いざ、その門を叩きます。
シリーズ「伊豆高原の週末」
▶ 第1回|伊豆高原までドライブして趣深い宿へ
▶ 第2回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈前編〉(この記事)
▶ 第3回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈後編〉
愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」
宿泊するのは、愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」。大室山の近くにある犬と泊まれる温泉リゾートです。本館の向かいには別館もあり、犬連れには結構有名な宿かもしれません。
お部屋のタイプはいくつか種類がありますが、僕たちは露店風呂付きの離れ家にしていました。正面玄関に車を回したのですが、離れ家に宿泊する人は専用駐車場に車を止めてお部屋でチェックインができるとのこと。なんと贅沢な。
愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」
このあたり一帯には犬と一緒に泊まれるホテルがたくさんありました。そういうエリアなのかな。
ということで、離れ家の専用駐車場に車を回しました。
駐車場の後ろには離れ家への入口があり——
すぐ目の前に離れ家の玄関がありました。離れ家は「輝月」「響月」の2棟があり、僕らが泊まったのは写真右側の「輝月」です。
お部屋を探索
さて、チェックインを終えたらお部屋の中を探索してみます。
離れ家という名前のごとく、一軒家のような離れを1棟丸々貸切になっています。趣深い日本家屋を思わせる造りになっていて、縁側があったり、天井には立派な梁が渡っていたりと、首都圏のマンションに住む僕らとしては久々に日本の家のよさを思い出させてくれました。
雑なイラストで恐れ入りますが、泊まったときのことを思い出しながら、簡単に間取りを書いてみました。
メインの和室を取り囲むように廊下があり、寝室を介して1周できるようになっています。外には露天風呂や犬用の浴槽があり、廊下にあるドアから渡り石を伝って行くことができます。
和室はゆっくりとくつろげる空間
まず中心にある和室は、ゆっくりとくつろげる素敵な空間でした。
座卓だけでなく、本格的なマッサージチェアや大型テレビも完備されており、日々の仕事で疲れた心も体も癒すことができます。
また、犬用のケージもこの部屋に設置されていて、夜はこの部屋で寝かせてもいいかもしれません。うちの犬はクレートに入れて一緒に寝室に居させてあげました。
テレビは写真で見ると小さく見えるのですが、実際はめちゃ大きなやつでした。Google TVを搭載しており、自分のNetflixアカウントでログインすれば大画面で映画やドラマを楽しむことができます。
そして、テレビ横の棚の中には作務衣が入っているので、館内ではそれで過ごすことができます。食事は本館にあるレストランまで行く必要があるけれども、そのときも作務衣で大丈夫です。
和室から見える景色が極めて日本的で、こういう家に住んだことないくせになぜか懐かしい気持ちになってきますね。畳から縁側を介して庭が見えてるの、なんだかすごく落ち着きます。
そしてこれが和室の天井にあった立派な梁。天井も高くて開放感があるし、一生この部屋で寝転がっていたい。
最高に心地よい縁側と庭
縁側にある一面の窓からは夕方の木漏れ日が差し込んできて、心打たれる美しい空間になっていました。これは最高に心地よいですね。
そして、外には専用の庭まで付いています。敷地内に共用のドッグランもあるのですが、この庭をプライベートドッグランとして使っても、もちろんOK。
ただ、このときは直後にゲリラ豪雨が降ってきてしまい、地面が濡れてしまったので遊べず。翌朝にも乾いていなかったので、このチェックイン直後のタイミングで遊んでおけばよかったと後悔しています。
読書が捗りそうな室外チェア
そして、縁側の端には読書が捗りそうな室外チェアも完備。座り心地もいいし、周りも静かで、非常に落ち着く空間でした。こういう場所が家にも欲しい。
横にはテーブルもあるので、お酒を持ってきてここで味わうもよし(本館のビールサーバーでプレモル飲み放題なんです)、ブログを書くもよし。最高だな。
実際に座って室内側を眺めるとこんな感じ。何度も言うけれど、本当に日本の心を感じる素敵なお家というか、精神的に贅沢な空間だなと。
そしてこの室外チェアでのんびりするの最高なんだけど、部屋の中に時間をかけて楽しみたい場所が多すぎて、たった1泊の滞在期間中ではこの椅子であまりのんびりできませんでした。せめて2泊したい。
窓にはネジ式の鍵が
そして、窓にはネジ式の鍵が備わっていました。ぐるぐると回して解錠します。
こんなの昔のおばあちゃん家で見て以来ですよ。数十年ぶりに触りました。この離れ家は決して築年数がすごく古いわけではないと思うので、敢えてこの鍵を使っているのでしょうね。すごいこだわりようだ。
ソファもあり、飲み物も充実
玄関を入ってすぐの場所にはソファがあり、ここでのんびりすることも可能。ほんと、居場所がたくさんあって楽しみ尽くすには1泊では足りません。
ソファ横の棚にはコーヒーマシンをはじめとした各種ドリンクや、犬用の飲料水がありました。
そして冷蔵庫の中にはプレモルや緑茶、さらにはウェルカムドリンク(スパークリングワイン)も。冷蔵庫の中も含めて全て追加料金不要です。
また、キッチンはありませんが電子レンジはあるので、外で買ってきたものを部屋の中で加熱して食べることも可能。
寝室にはベッド2つ
寝室には低めのベッドが2つ備わっています。寝心地は悪くないけれど、慣れている自宅のベッドの方が最高なのは言うまでもない。
ちなみにこの離れ家は多人数で泊まることも想定されているようで、その場合はメインの和室に布団を敷いて寝ることになりそうです。
洗面台にはアメニティも充実
高い宿なだけあって、アメニティ関連も充実しています。男性・女性向けの人間用はもちろん、犬用のシャンプーや犬用ドライヤーまで。
そして人間用にはReFaのドライヤーが用意されていました。軽くて風量あってめちゃめちゃ使いやすかった。高い宿って高級家電を試せるから好きなんですよね。
専用の露天風呂も
極めつけは、専用の露天風呂まで完備されています。
これまで泊まった宿はベランダの一角に露天風呂があるところがほとんどでした。でも、ここは完全に露天というか、雨に濡れないように建物とは別の屋根が付いてるけれども、建物とは完全に分離されていました。
廊下のドアを開け、渡り石を伝って数歩歩いた先にあります。周りは庭園のようになっていて、落ち着いてお風呂に入ることができますね。
そして犬用の浴槽まであります。うちの犬は前の週にトリミングに行き、そこでハーブパックをやってもらったので、ここで入ってもらのは避けました。
次回:贅沢な時間を過ごす
——と、お部屋の紹介だけで結構な文章量になってしまったので、ここで一旦切りたいと思います。
次回は、本館の様子や豪華なお料理、そして夜食にドッグランにと満喫した様子をお届けしますね。とても贅沢な時間だったので、それが伝わるようにしっかり書きます。
シリーズ「伊豆高原の週末」
▶ 第1回|伊豆高原までドライブして趣深い宿へ
▶ 第2回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈前編〉(この記事)
▶ 第3回|愛犬と微笑む温泉リゾート「ウブドの森 伊豆高原」に泊まる〈後編〉