一足先に秋が深まっていました。
この記事には広告が含まれています。
秋の景色を探しに霧ヶ峰高原へ
2年前にも訪れた長野県の霧ヶ峰高原。周囲の空気はすっかり冷たく、ススキも枯れ始めてしまって、すぐ目の前に冬が迫っている、そんな2019年11月中旬頃の訪問でした。
この日は思いつきで訪れたので、到着したのは日が傾きだした昼すぎ。あっという間に暗くなってしまいました。
→ 霧ヶ峰高原へ、心に響く風景を探しに。日帰りドライブ一人旅。
そして、2021年10月下旬。前回と比べると少しだけ秋が残っている時期でした。
川崎から府中まで下道で行き、府中スマートICから中央道をひたすら走って160km先の諏訪ICまで。緊急事態宣言も解除されたこともあり、ところどころ渋滞していたので4時間近くかかりました。
今回の撮影機材は、〈FUJIFILM X-T4 + FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS〉のセットです。フィルムシミュレーションはほぼクラシッククロームですが、PROVIAが数枚混じっています。
そこには一面のススキが
しばらく坂道を上っていると一気に視界が開ける場所があり、辺り一面にススキが広がっていました。
このあたりは霧ヶ峰湿原として知られており、全部で3つあるうちのひとつです。見渡す限りずーっとススキの原が続いていました。引きの写真では分かりにくいですが、茶色っぽい地面は全部ススキです。
近くにはふわふわのものもあり、触ると綿毛が飛んでいきました。都会にいるとこのような自然に触れることは滅多にないので、何でもないようなことが興味深かったりするのです。
遠くには、ちょうど最近冠雪した南アルプスの山々も見えました。
ビーナスラインを走り、霧ヶ峰富士見台へ
さらに霧ヶ峰高原の中へと進み、ビーナスラインをドライブします。向かうのは、2年前にも訪れた霧ヶ峰富士見台です。
20分ほど走って到着しました。
霧ヶ峰富士見台からは八ヶ岳、そしてその向こうに富士山が見えます。でもこの日は少し霞んでいて、富士山はくっきりと見えませんでした。また、八ヶ岳が紅葉で赤く染まっていたら完璧でしたが、まだ深い緑色でした。
霧ヶ峰富士見台の目の前にもススキが広がっています。2年前に訪れたときはほとんど枯れていましたが、今回は辛うじて残っていました。また、眼下に広がっているのは、長野県茅野市あたりの街並みでしょうか。
最後に
東京は先日まで半袖でも過ごせるくらい暑かったのに、この1〜2週間で一気に冷え込みました。今日は薄手のコートを着てちょうどいいくらいで、秋を感じる間もなかったです。こうして自分から取りに行かないと、秋なんて一瞬で過ぎ去ってしまいます。
霧ヶ峰高原の秋もあとわずかです。そんなに混んでいないし、東京から日帰りで行けるお手軽ドライブ。おすすめです。
〈わたしたちの長野旅行〉シリーズ
最近長野を訪れることが多いので、記事がどんどん増えていきますね。シリーズ一覧はこちらから。