最高の宿で最高の1日を過ごす。
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結婚記念日は箱根へ
先日、結婚記念日をいい宿で過ごしたかったので、箱根・強羅にある「佳ら久」さんで1泊してきました。
噂には聞いていたけれど、これがとてもいい宿だったんです。滞在中からまた行きたいと思っていたくらい。写真もたくさん撮ってきたので、簡単に紹介しておきます。
車で箱根を目指す
犬はペットホテルに1泊してもらって(遊んでもらえるペットホテルで、本人は結構楽しそうだった)、人間は車で箱根に移動します。
途中、海老名SAでメロンパンを食べて、遠出するのに最高の車だなと思いながらCX-60で箱根まで走りました。日曜の午前中だったので、東名や小田原厚木道路の下りは渋滞もなく順調に流れていました。
ただ、天気が微妙。移動中はかろうじて雨は降りませんでしたが、今にも降り出しそうな雰囲気でした。
湯本を経由して箱根の山を登ります。途中から雲の中に入っていくような感じだったので、薄暗くて少し不気味でした。
チェックイン前にポーラ美術館へ
15時のチェックインまで少し時間があったので、もはや僕らの定番となりつつあるポーラ美術館に行きました。最近の企画展は全部行ってる気がするけれど、今回は「部屋の見る夢」というものをやってました。
もちろんポーラ美術館も雲の中。せっかくなら天気のいい日に来たかったけれど、雨の多い時期に入籍した方が完全に悪いですね。
15時に「佳ら久」着
せっかくいい宿に泊まるので、最大限楽しまないともったいない。チェックインは15時からだったので、15時ぴったりに向かいました。
車寄せで同乗者を下ろす
車寄せに車を入ると、予約時に車種とナンバーを伝えているからか、いきなり名前を呼ばれてびっくりしました。
ここで同乗者を下ろし、運転手は駐車場まで車を移動させます。止める区画も案内してもらえるので、迷うことはありませんでした。
チェックイン
こういうお高い宿ではみんな同じようなことを考えているので、チェックイン開始時間に殺到しがち。フロントはチェックイン待ちの方々がたくさんいました。
順番に対応してもらえるのでしばらく待ちます。待っている間もソファでくつろぎながらほうじ茶とお茶菓子を頂いていたので、全然苦じゃなかったです。
いざ、お部屋へ
チェックイン後、館内の説明をしていただきながらお部屋まで案内してもらえます。館内は結構入り組んでいて迷いやすいので助かります。
佳ら久の客室には「和タイプ」と「洋タイプ」がありますが、僕らが予約していたのは洋タイプ。雨の多い時期だから景色はあまり望めないかなと思い、木々が目の前にある1階のお部屋にしておきました。
天気がよくなる気配もなく、むしろ2日目は豪雨になったので、この選択は間違ってなかったと思いました。遠くの景色を楽しめる部屋にすると、雨だったときにがっかりしそうだからね。
もちろんお部屋に露天風呂つき
2人とも大浴場があまり好きではないので、温泉宿に泊まるときは露天風呂がある部屋を選ぶようにしています。その方が最大限ゆっくりできる気がするからです。
露天風呂つきのお部屋という意味で、箱根では「箱根小涌園 天悠」が好きでよく泊まります。でも、たまには別のいい宿にも泊まりたいということで、今回は「佳ら久」になった次第。
ゲストラウンジが充実
宿泊棟自体がルームキーでの認証が必要で、宿泊者しか入れないエリアになっています。そして、その中心には宿泊者専用のゲストラウンジがあります。
- フリーフロータイム —— 14:00~19:00、翌7:00~11:00(ドリンク・軽食が全てフリー)
- バータイム —— 19:30~23:00(有料のバー営業)
となっています。到着したらとりあえずここに行けば間違いないです。
フリーフロータイムでは、数種類のワイン(赤・白・スパークリング)、ビール(スーパードライのビールサーバーが使い放題)とともに、生ハムやスイーツなどの軽食が無料で頂けます。
まあ、宿泊料金に入ってるだろうから決して無料なわけではないんだろうけれど、もうこの時点で満足度はかなり高かったです。夕食前だったのに食べ過ぎちゃいました。
外にはテラス席も
外には「森のテラス」「水のテラス」という2つのテラスがありますが、さすがにこの日は悪天候で使える状況ではなく。その代わり紫陽花はきれいでした。
鉄板焼きを楽しむ
僕らは「グリルコースプラン」にしていたので、夕食は館内の「グリルレストラン・十邑」で鉄板焼きでした。
メインの肉料理は、くまもと赤牛サーロインと相州牛サーロインのステーキ。他にも鮎のパスタやヒラスズキの鉄板焼きなど、ここでしか頂けないような創作料理がたくさんありました。
そのどれもが、食べる前は味の想像がつかなかったけれど、一口食べてみると驚くほどおいしかった。魚の皮はパリパリ・身はふっくらしているし、お肉も口の中でとろける美味さ。比喩表現ではなく、本当にとろけるんです。
これはね、お金を払う価値が十分にあると思いました。また行きたい。
お部屋でゆっくりと
お部屋では、もちろん露天風呂に浸かりながらゆっくりしました。やっぱり温泉はいいなあと思いながら、日頃の疲れやストレスを洗い流してきました。
そして、ソニーの大きな4Kテレビが壁掛けされていたので、Netflixで何年かぶりにハリー・ポッターを見てました。ここでは1作目を見たのだけれど、意外とおもしろいことに気づき、今でも続編をちまちま見ています。
せっかくなので、お部屋でお酒を飲みたくて、ルームサービスで持ってきてもらいました。値段は覚えてない(ちゃんと見てない)けれど、おいしいお酒とチョコレートが届きました。高い宿でこうやってダラダラするの最高。
最高の朝風呂へ
結構夜更かししていたから朝早く起きるのは辛かったのですが、睡眠は帰ってからでもできる…!と言い聞かせながら、がんばって7時に起きました。
朝の光は最高だなと思いながら、露天風呂に浸かり、そして写真も撮ると。こんな贅沢な朝が他にあるでしょうか。
楽しめるグッズがたくさん
ちなみに、お部屋の中には楽しめるグッズがたくさん置いてありました。パナソニックの美顔器、ソニーのグラスサウンドスピーカー、電気式のお香など。
グラスサウンドスピーカーの音質に少々がっかりしつつ(当たり前だけど車のBOSEサラウンドシステムに比べるとさすがに劣る)、美顔器は顔がすべすべになってびっくりした。
もうひとつ、電気式のお香は試してなかったので、朝食前に焚いてみることに。ほのかな香りがお部屋中に広がって、これはかなりよかったです。
こだわり抜かれた和食の朝食
朝食は予約時に和洋で選べましたが、和食を選択。館内の「メインダイニング・六つ喜」でこだわり抜かれた朝食を頂きました。
土鍋で炊かれたご飯をそのままテーブルまで持ってきてもらえるし、全部で10品の小鉢からなるおおかずも、なんだか安心できる優しい味。心が落ち着きます。
ご飯の炊き加減は最高で、何杯でもいけちゃうくらい。おかわり自由なので何杯でもどうぞ。
チェックアウト前にもう一度露天風呂へ
朝食を頂いたあと、チェックアウトまで1時間くらいあったので、もう一度露天風呂に入ることにしました。お部屋の冷蔵庫の中に国産のみかんジュースがあったので、それを飲みながら露天風呂に。
ここに来てから “最高” ばかり口にしている気がするけれど、本当に最高だった。こうして、佳ら久が「僕のまた行きたい宿リスト」のトップに君臨してしまったのでした。
最高の結婚記念日になった
という感じで、結婚記念日に「佳ら久」に宿泊してみたところ、最高の1日を過ごすことができました。結構な額が吹っ飛んだのですが、これはこれで楽しかったので全然問題なしです。
もちろんまた行きたいのですが、来年の結婚記念日ではどこに行くか悩ましいですね。天悠も行っておきたいし、日光のリッツカールトンにも泊まりたいんだよな。まあ、1年かけて悩むとしましょう。
箱根強羅・佳ら久
公式サイト〈 箱根・強羅 佳ら久 – 全室に露天風呂を備えた温泉旅館 〉
箱根・強羅駅のすぐ近くにあります。駐車場には200V/16Aコンセント付駐車スペース(7台分)があるので、EVの方も安心です。