2018年ももうすぐ終わってしまいますね。
年末恒例の振り返り記事をいくつか書いてきましたが、今回はお待ちかねの「ガジェット編」です。今年は少しだけ趣向を変えて、客観的に「数字」で評価してみました。
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僕が2018年に買ったガジェットを客観的に数字で評価する。
今年もベストガジェットを選出する時期になりました。もちろん僕もやります。
しかし!
このような「ベスト○○」って、評価基準が曖昧で主観的なものになりがちです。当ブログはアカデミックを謳っているので、できるだけ客観的にいきましょう。
つまり、以下の3つの指標についてそれぞれ1〜5の5段階で評価し、その合計点で順位をつけます。
- 使用頻度
- 費用対効果 —— コストパフォーマンスですね
- 貢献度 —— 僕のQOL向上に寄与したか
貢献度は若干主観的な指標ですが、自分がガジェットを使っていく上で重要なので入れました。
早速ですが、結論から見ていただきましょう。
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
ポケットドルツ | 5 | 5 | 5 | 15 |
α7 III ズームレンズキット | 3 | 5 | 5 | 13 |
iPhone XS Max + 純正レザーケース | 5 | 3 | 5 | 13 |
Zolo Liberty | 4 | 5 | 4 | 13 |
11インチiPad Pro Smart Keyboard Folio Apple Pencil (2nd) | 4 | 3 | 5 | 12 |
GoPro HERO7 Black | 3 | 4 | 4 | 11 |
Beats Studio3 Wireless | 3 | 3 | 4 | 10 |
USB-C – SDカードリーダー | 2 | 3 | 4 | 9 |
Zhiyun Smooth 3 | – | – | – | – |
–:評価対象外
Zhiyun Smooth 3はスマホ用のジンバルです。買ったくせに使ってないので評価対象外とさせてください。来年は使いたい!
では、ここからは順番に紹介しましょう。
もくじ
ポケットドルツ(15pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
ポケットドルツ | 5 | 5 | 5 | 15 |
Panasonicの携帯用電動歯ブラシです。Amazonで2,300円ほどと安かったので、なんとなく購入してみましたが、
- 使用頻度
- 費用対効果
- 貢献度
これらすべての指標で満点になりました。恐るべしポケットドルツ。
使うまでは「あんまり意味ないんじゃないの?」と疑心暗鬼でしたが、使ってみるとそんなものは吹っ飛びました。普通の歯ブラシと違って「ツルツルの持続力」が全く違います!
全く!
違います!
ほんとに!
持ってない人は今すぐ買って!
「携帯用」を謳っていますが、もちろん自宅で使うこともできます。試しにこれを買ってみて、よかったら据え置き用も買おうと思っていましたが、もうこれ1台で済ませています。
単4電池1本で駆動するので、僕はeneloopを入れています。1日3〜4回の頻度で3か月ほど使っていますが、まだ交換したことはありません。
ちなみに、持ち運ぶときは無印良品のEVAケースに入れています。他には歯磨き粉、携帯用シリコンコップ、うがい薬も一緒に持ち歩いています。詳しくは以下の記事を。
無印の携帯用シリコーンコップで、充実したポケットドルツライフを。 – starnote*
→ 無印の携帯用シリコーンコップで、充実したポケットドルツライフを。
α7 III ズームレンズキット(13pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
α7 III ズームレンズキット | 3 | 5 | 5 | 13 |
4月に購入したソニーのモンスターカメラが2位にランクイン。
35mmフルサイズのセンサーを搭載しており、高感度にも強いので、どんなシチュエーションにも安心して連れて行ける頼もしい相棒です。旅行にも、ブログ用のブツ撮りにも大活躍しています。
ただ、これだけ大きいカメラを毎日持ち歩くわけにはいかないので、使用頻度は「3」にしました。パンケーキレンズを買えば常にカバンの中に入れておけるんですけどね…
購入後、何度もこのカメラを持って旅行に行きました。京都、神戸、東京、福岡、台湾、アメリカ——あとちょっとしたドライブのときにも。
使っていて思うのは、やっぱり僕は写真を撮るのが好きなんだなーということです。ファインダーを覗いて構図を決め、狙いすました一瞬を切り取る。最高に楽しい瞬間です。
このカメラには来年もたくさんお世話になると思います。
週末台湾|プロローグ|心に響く「今」を探す旅 – starnote*
iPhone XS Max + 純正レザーケース(13pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
iPhone XS Max + 純正レザーケース | 5 | 3 | 5 | 13 |
今年も買いました、最新のiPhone。
2017年にiPhone Xを買ったときから「iPhone X Plusが欲しい」と言っていましたが、現実のものになったので飛びつきました。
まだ記事にはしてないですが、使い心地はとてもいいです。iPhoneという安定感と画面の広さが相まって、使っていて気持ちがいい。やっぱり毎日使うものには投資した方がいいですね。
また、いつものようにApple純正のレザーケースを装着しています。質の高いナチュラルレザーは手触りもよく、iPhone XS Maxを使う体験をさらにいいものに押し上げてくれています。
下の記事にも書きましたが、黒色は汚れが目立たないのでとてもいいです。経年変化という意味ではブラウン系の色でもいいのですが、iPhoneケースはすぐ汚れるので黒にしています。
経年変化|これまでレビューしたモノたちの、その後。 – starnote*
Zolo Liberty(13pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
Zolo Liberty | 4 | 5 | 4 | 13 |
2018年1月に購入したので、もうすぐ1年になります。
ファーストインプレッションの記事では「音の傾向が好きじゃない」とか「AirPodsと比べて使い勝手がよくない」とか言ってますが、なんだかんだずっと使っています。
その理由を考えてみると、
- カナル型の完全ワイヤレスイヤホンはこれしか持ってない
- コスパが優秀
この2点にまとまるかなーと思います。
他のも購入すればZolo Libertyの使用頻度は落ちてくるかもしれませんが、「まだ買わなくてもいい」と思わせる力はあります。要するに、それなりに満足しているということです。
レビュー記事はこちらです。
完全ワイヤレスなイヤホン「Zolo Liberty」のファーストインプレッション。AirPodsと比べてどうなの? – starnote*
→ 完全ワイヤレスなイヤホン「Zolo Liberty」のファーストインプレッション。AirPodsと比べてどうなの?
11インチiPad Pro フルセット(12pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
11インチiPad Pro Smart Keyboard Folio Apple Pencil (2nd) | 4 | 3 | 5 | 12 |
11インチiPad Proはこんな順位に。確かに僕のQOL向上に多大なる貢献はしてくれていますが、ちょっと値段が高いかな…
「セルラー版256GB + Smart Keyboard Folio + Apple Pencil」というフルセットで購入したので17万円ほどに。できることの幅は広いですが、この値段だとそれも霞んでしまうよね。
iPadチャレンジ・報告編|11インチiPad Proだけで1週間生活してみた – starnote*
でも、Smart Keyboard Folioの使い心地はとてもいいです。以前の10.5インチ用はおもちゃ感がありましたが、こちらは背面でがっちり固定されるので安定感があります。
キーボードに関してはまた後日レビューします。
また、側面にくっついて充電できるようになった第2世代Apple Pencilは「素晴らしい」の一言。
書き心地は以前と変わらない(以前から書きやすかった)ですが、
- 置き場所に困る
- 充電方法がダサい
という不満が一挙に解決されました。このためにiPad本体ごと買い替えたと言っても過言ではありません。
この11インチiPad Proの使い道については、こちらの記事にまとめました。
11インチiPad Proを買いました。僕はこんなことに使いたい! – starnote*
→ 11インチiPad Proを買いました。僕はこんなことに使いたい!
GoPro HERO7 Black(11pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
GoPro HERO7 Black | 3 | 4 | 4 | 11 |
つい最近購入したので、まだレビューしていません。同じ理由で使用頻度も「3」としています。
旅行とか研究室のイベントとかでカメラは持っていても、「自分が写っている写真が少ない」ということに気づいたんですよ。人の写真ばっかり撮るのもなんだか悔しい。
なので、
- α7 IIIと同時に持ち歩いても邪魔にならない
- 広角で撮影できて自分が写れる
という基準で探したときに、「やっぱりGoProかなー」となりました。
このような目的で買ったので、本体とは別に「Shorty」という延長ポールと三脚が合体しているものも同時購入。使ってみると撮るのが楽しくて楽しくて。
この写真はShortyではなく本体を直接持っていますが、それでもこんなに広角で撮れるんですよ。素晴らしすぎませんか!?(Shortyを使った写真は研究室のみんなが写ってるので公開できないのです)
また、車に載せてTimeWarpを撮るのも楽しいです。このあたりはレビューと一緒に記事にしますー。
車にGoPro HERO7 BlackをつけてTimeWarpで夜景を撮ってみたのですが、なめらかだし色もきれいだし非常にいいです。これは楽しいなぁ〜#goproのある生活#GoProHero7 pic.twitter.com/HxiGtzGxSQ
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2018年12月24日
Beats Studio3 Wireless(10pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
Beats Studio3 Wireless | 3 | 3 | 4 | 10 |
ある日突然ノイズキャンセリングのヘッドホンが欲しくなって、その勢いで買いました。
ソニーの1000Xシリーズと迷ったのですが、見た目が好きではないのでBeatsにしました。やっぱり、この無駄な要素をそぎ落としたBeatsのデザインが好きです。
実際にアメリカ行きの機内でも使いました。ノイキャンは「周りの音がまったく聞こえなくなる」というレベルではありませんが、それなりに効いてくれています。個人的にはこれで十分満足です。
USB-C – SDカードリーダー(9pt)
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
USB-C – SDカードリーダー | 2 | 3 | 4 | 9 |
ついに純正品が発売されたと一人で盛り上がってた製品です。
僕はシンプルなものが好きなので、USB-Cハブという存在は愚の骨頂だと思っています。せっかく最新のUSB-Cで統一されているのに、ハブを使ってレガシーポートをまとめて増やすのは頭が悪いと言わざるを得ない。
なので、単独のSDカードリーダーが欲しかったのですが、まともなものがありませんでした。つまり、USB-C接続のSDカードリーダーで
- 高性能(UHS-II対応)で
- 見た目がおしゃれな
ものを探していたのです。その両方を初めて満たす製品がこちらです。
USB-C接続なので、iPad Proでも——
MacBook Proでも使えます!
しかも読み込みも爆速です。時間は測ってないですけど、数十枚のRAW画像もすばやく読み込んでくれます。
買ってよかったけど使用頻度がそれほど高くないので、このような順位になりました。
USB-C – SDカードリーダー
まとめ
最後にもういちど振り返りましょう。
ガジェット | 使用頻度 | 費用対効果 | 貢献度 | 合計 |
---|---|---|---|---|
ポケットドルツ | 5 | 5 | 5 | 15 |
α7 III ズームレンズキット | 3 | 5 | 5 | 13 |
iPhone XS Max + 純正レザーケース | 5 | 3 | 5 | 13 |
Zolo Liberty | 4 | 5 | 4 | 13 |
11インチiPad Pro Smart Keyboard Folio Apple Pencil (2nd) | 4 | 3 | 5 | 12 |
GoPro HERO7 Black | 3 | 4 | 4 | 11 |
Beats Studio3 Wireless | 3 | 3 | 4 | 10 |
USB-C – SDカードリーダー | 2 | 3 | 4 | 9 |
Zhiyun Smooth 3 | – | – | – | – |
–:評価対象外
とにかくポケットドルツは素晴らしすぎるので、持ってない人は今すぐ買ってください!何度でも言うよ!
2019年も期待したい!
やはり2018年の最も大きいカジェット的なトピックは、「iPad Proが次世代に移行した」ということだと思います。僕のポイントは低かったですが、この記事の中でいちばんワクワクするのはiPad Proです。
来年もたくさんの新しいガジェットが発売されるでしょう。
今は全く想像がつきませんが、暮らしが劇的に変わるモノが出てくればいいなーと思います。2019年も大豊作の年になることを期待しつつ、この記事を締めくくりたいと思います。