がっちりガード!!
僕はソニーのミラーレス一眼NEX-7を使っています。もう5年くらい使っているのですが、これまでレンズの保護には無頓着でした。なんか面倒臭いから後回しでいいやーって感じで。でもなんとなく分かってた。このままじゃいけないって分かってた。
最近になって「いい加減なんとかせねば!」と思い立ったので調べてみると、どうやらレンズプロテクターというものがあるらしい。それなら試してみましょうかということで、買ってみました。
この記事には広告が含まれています。
もくじ
HAKUBA製のレンズプロテクターを購入
レンズプロテクターはレンズフィルターの一種。そもそもレンズフィルターとは、レンズの表面に着けて、反射を低減したりとか減光したりとかするためのもの。そのうち、「レンズ内に入ってくる光への影響をできるだけ抑えつつ、レンズ表面を保護するためのフィルター」をレンズプロテクターとかレンズガードとか呼びます。
このレンズプロテクターにはカメラメーカー純正のものもあるんだけれど、如何せん値段が高い。その分相性とかのテストがされてるんだろうけど、やっぱり高い。
そこで目に留まるのが、レンズフィルターを専門に(というわけでもないけど)作っているメーカーの製品。Kenko、MARUMI、HAKUBAの3社がメジャーらしく、僕はHAKUBAを選びました。一番安かったからね。
で、購入した製品がこちら。じゃん!
レンズ径を間違わなければ使えます
コーティングのされ方とか、デジタル対応とか、気にした方がいいことはあるらしいですが、絶対間違っちゃいけないのはレンズ径。これさえ間違わなければ使えます。
たいていのレンズの場合は普通に書いてあるので、ちゃんと確認すれば間違うことはないと思います。例えばソニーEマウントの場合だと、こんな感じ。
Φ49というのがレンズ径。つまりこのレンズは49mmですよという意味です。これでレンズ径が分かったので、あとはそれに合わせてレンズプロテクターを買えばOK。
49mmを買いました。
開けてみましょう。フィルター部分はちゃんとしたガラス製。透明度高いです。
横から見るとこんな感じ。黒い部分はアルミ製です。装着するときは下側にある溝(ネジ)の部分をレンズに固定します。
さてさて、ちゃんとはまってくれるでしょうか。ドキドキ。
つけてみよう
装着するときはレンズ表面のホコリを取り払いたいので、僕はエアダスターで飛ばしました。
今回装着するのはソニーのEマウントパンケーキレンズ「SEL20F28」。ホコリが入らないようにすばやくかぶせます。
最初は全然着かなくて「サイズ間違えた!どうしよう返品できるかな?」とか思ってましたが、逆さまでした。アホだ。
結局ちゃんと装着できました。めでたしめでたし。
正面から見るとこんな感じ。レンズ表面にガラスの層が1枚追加されていることが分かります。反射しているのはそのせい。
レンズキャップがつけやすくなった!
思いがけない恩恵がありました。それはレンズキャップを着けやすくなったこと。
レンズプロテクターの上からキャップを着けるんですけど、プロテクターが垂直に切り立っているおかげでキャップが着けやすい。プロテクターがあるからキャップはつけなくてもいいかもしれないけれど、カバンに放り込むときは着けた方がいい気がしています。
ズームレンズにも装着
今回2個買ったので、ズームレンズ「SEL1855」にも着けました。こんな感じ。
このレンズは結構荒く扱ってきたということもあり、レンズ周囲の金属の部分に既に傷が入っています。「早くからプロテクターを着けていればこの傷は無かったのかな」とちょっと後悔。まぁ、レンズのガラス部分に傷は入っていないので良しとします。
画質は変わる?
直接の比較はしていません。でも体感的には全然変わらないと思います。
というのも、今日レンズプロテクターを着けたズームレンズ「SEL1855」を使って、大学の卒業式の写真を撮ってきました。その写真はさすがに載せられないですが、RAWで撮ってLightroomで現像しても全く違和感は無かったです。
撮影していて感じたことは、今まではレンズ表面を触らないようにと、無意識のうちに心理的なストレスになっていたということでしょうか。プロテクターを着けることで「別に触ってもいいんだ」と思えるようになったので、すごく心理的に楽だった。
まとめ
ボディは買い替えてアップデートしても、レンズは使い続けられます。いいレンズは一生ものだとよく言われますよね。だからできるだけ傷が入らないようにしたいところ。1,000円前後で買えるので、後悔する前にぜひ着けておくことをオススメします。