楽しい楽しい陶器市。
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2024春の益子陶器市へ
ゴールデンウィークといえば、陶器市。
長崎出身の僕としては、ゴールデンウィークは波佐見陶器市や(お隣佐賀県の)有田陶器市に馴染みがあります。母が陶器市を巡るのが好きで、子どもの頃から何回も連れて行ってもらったものです。だから、ゴールデンウィークと聞いて真っ先に思い浮かぶのは陶器市なんですよね。
その影響はまるで英才教育のように今でも存分に残っていて。屋外にずらーっと並んでいるお皿たちの中から、自分の趣味嗜好に合うものを見つけ出すことができたときの喜びは大きい。
そして、そうやって見つけたお皿を使ってご飯を食べながら「このお皿はあのときあの場所で買ったんだよなあ」と思いを馳せるのが好きなのです。
とはいえ、今は横浜に住んでいるから九州まで行くのは大変で、近くの栃木県・益子陶器市に初めて行ってきたというわけ。
2024年のゴールデンウィークは、休日出勤の代休を1日だけ入れ込んで4連休×2となりました。
例年、ゴールデンウィークはどこに行っても人が多いから、あまり遠出しないことにしているのですが、せっかく車もあるので前半と後半で1回ずつ軽いお出かけでもしようと。前半は御殿場のアウトレットに行ったのですが、後半がこの益子陶器市。
気温が一気に上がった5月4日、日に焼けながらカメラ片手に巡ってきたので、その日の様子を簡単にご紹介します。そして、いくつかのお皿をお迎えしてきたので、そちらもご紹介させてください。
車で益子まで向かう
高速道路の渋滞を避けるために朝6時半に家を出て、益子まで向かいました。
それでも少しは渋滞していて、スムーズにいけば2時間半くらいの道のりが3時間半くらいかかった。首都高湾岸線から外環を経由して常磐道に向かったのですが、三郷JCTのあたりがめちゃめちゃ混んでました。
常磐道をひたすら北上し、友部JCTで北関東道へ。このあたりで車窓からは新緑で覆われた山々が見え、5月の山は本当にきれいだなあと思いながら運転していました。もっといろんなところに出かけて、美しい景色を目に焼き付けたいものです。
一般道も経由しながら、いよいよ会場に到着。
懸念していた駐車場の入り待ちもなく、かなりスムーズに車を止めて散策を始めることができました。帰りに駐車場に戻ってきたときは並んでたから、たまたまタイミングがよかっただけみたい。
ちなみに駐車料金は1回1,000円です。
炎天下の散策
まだ5月上旬だというのに、この日の益子町は快晴で日差しも強く、最高気温28℃まで上がりました。熱中症に気をつけながら散策します。
以下には公式のガイドマップを転載しています。僕らが車を止めたのは中央右下の「益子観光南駐車場」で、そこから城内坂通りに出てA〜Oあたりを散策した感じ。
今回初めて行ったものでいまいち勝手が分からず、P〜Yの方にもテントが並んでいることを把握していなくて、見ることができませんでした。次回は必ず。
とはいえ、それでも2時間半くらい散策していたから、全部見るためには1日がかりになりそうです。下手したら1日でも足りないかもしれません。
通りは歩行者専用になっていないので、狭い歩道に多くの人たちが行き交っていて、結構カオスな感じになっていました。歩きやすいわけではなかったけれど、これはこれで活気のある陶器市を体験することができてよかったです。
買ったものについては後述しますが、結局2万円強は買い物した気がします。ちゃんと計算していませんが、2万円台前半で収まった気がする。
最初の1枚を買うまでは財布の紐が固かったのですが、それ以降はゆるゆるになってしまい、いいと思ったものがあれば迷わず購入した感じ。それでも「いいと思ったもの」のハードルを上げて散策していたから、何でもかんでも買ったわけではないけれども。
ずっと炎天下で散策したので、帰ってきたらめちゃ日焼けしててびっくりしました。ちゃんと日焼け止めを塗っておけばよかった…
戦利品をご紹介
日が暮れる前に帰ってきたので、早速テーブルに並べて戦利品の撮影会をやりました。ここでもざっとご紹介させてください。
購入したのは全部で13点。右下にある青緑色の小皿2枚は妻がお友達へのおみやげとして買ったので、うちで使うために買ったのは11点です。
お花が素敵なオーバルプレート
益子に拠点を構える陶芸作家石川智子さんのお店で買ったオーバルプレート。
一度見ていいねと思ったけど、そのときは買わなかったのです。が、やっぱり忘れられなくてもう一度戻ってきて買いました。
素焼きの角皿
こちらも益子の窯元大宿窯さんのお店で買った角皿。ざらざらした素焼きのお皿で、しっかりと水にくぐらせてから長く使えるようにがんばります。
リムボウルとデザートカップ
三重県四日市市の光泉窯さんのお店では2種類買いました。まず1つはリムボウル。これにパスタを盛って食べるんだ。
もうひとつはデザートカップ。フルーツやアイスクリームなどを入れるお皿です。
桜の木のスプーン
匠工房さんで買ったのは桜の木でできたスプーン。木製のレンゲは持ってるんだけど、スプーンは持ってなかったのでここで購入。質感高いです。
白いマグカップ
岩手県奥州市の陶房マルヨウさんで白いマグカップを購入。下に広がった形に一目惚れして買ってしまいました。妻と一緒に使う予定。
妻のお友達へのおみやげにした小皿もこのお店です。
大切に丁寧に使います
初めて行った益子陶器市、いいお皿たちとたくさん出会うことができました。お迎えしたお皿たちも大切に丁寧に使います。
このお皿たちで料理を食べることを楽しみに待ちながらも、まずは食器棚の中に居場所を与えてあげないといけませんね。ゴールデンウィーク最後の仕事は食器棚の整理整頓になりそうです。
そして、一度行ってみると解像度が上がるわけで、まだまだ見たいお店がどんどん出てきてしまいました。次回は秋の益子陶器市となるわけですが、それまでに見たいお店を決めておかないと。