在宅勤務の作業環境をアップデート。
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スタンディングデスクを導入したかった
今の家に引っ越してきたのは2019年3月末。大学院を修了して就職するのを機に、長崎の実家から東京に出てきたときでした。家具の多くはこのときに揃えたものです。
もちろん机もこのときに購入。当時は広い机に憧れていたので、IKEAの「GELTON(イェルトン)」というテーブルトップを使って、155×75cmという広大なスペースを確保したんです。このGELTONは今では廃盤になってしまいましたが。
2年ほど前に、一度デスク環境を紹介したことがありましたね。まあ、こんな感じで3年くらい使ってきたわけです。
→ 2020年のデスク環境|自分の好きなモノをたくさん詰め込んで
大きな机を設置したのはいいけれど、ひとつだけ心残りがあったんです。「スタンディングデスクにすればよかったなあ」と。
特に、1年ほど前に転職してからは在宅で働く機会も多くなり、日々の運動不足を実感する機会も増えました。立って仕事をすることができれば、怠けた体に少しは負荷をかけられるはず。
そう思っていた矢先、スタンディングデスク界の王者FLEXISPOTさんからお声がけいただき、FLEXISPOT E7をご提供いただけることになりました。ありがとうございます!
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メーカーより商品を無償で提供いただき、記事を執筆しています。記事の内容は全く指示を受けていないので、僕が使ってみた正直な感想を記載しています。
もくじ
既存の机を撤去
さて、新しい机を設置するためには、既存のものを撤去する必要があります。モノが無数に散乱した汚い机を掃除して、iMacやスピーカーを下ろし、数年ぶりに真っ新な机が現れました。こんなに広かったのね…!
天板を撤去すると、広大なスペースが現れました。2か月後に引っ越しを予定しているので、これまで使っていた天板は壁に立てかけておいて、引っ越し先で使うことにします。
FLEXISPOT E7を開梱、組み立て
既存の机が撤去されたので、いよいよFLEXISPOT E7を組み立てていきます。
その前に、送ってもらった天板と脚を開梱しないといけません。天板が5kgくらいで、脚が32kgもあります。合計40kgくらいもの荷物をここまで運んでくるの、すっごく大変だった……
組み立ての順序
パーツひとつが30kgもあるわけではないので、一度段ボールを開けてしまえば比較的簡単に組み立てることができました。といっても結構大変だったので、写真はあまり撮っていません。すみません…
説明書に沿って組み立てますが、その順序は、
- 脚を組み立てる
- 組み立てた脚を天板に乗せる
- 天板と脚を固定する
- モーターやコントローラーを配線する
- ひっくり返して完成
という感じ。
事前に準備しておくべきものは電動ドライバーです。1の作業は付属の六角レンチで締めていくだけなのですが、3の作業は天板の下穴にネジで固定するので、電動ドライバーがないと大変です。僕はこちらの機種の1つ前のものを使いました。
→ はじめての電動ドライバーに「BOSCH IXO5」を買いました。
必ず2人で作業しよう
基本的には1人で組み立てられますが、組み上がったものを動かすときは、必ず2人でやりましょう。大きくて重い机を1人で動かすのは危険すぎます。
- 脚を組み立てる
- 組み立てた脚を天板に乗せる(必ず2人で)
- 天板と脚を固定する
- モーターやコントローラーを配線する
- ひっくり返して完成(必ず2人で)
完成しました
ガジェットたちを机の上に乗せて、やっとのことで完成しました! いいねいいね、初めてのスタンディングデスクです。
FLEXISPOT E7の組み立て自体には1時間もかかりませんでした。が、既存の机の撤去、梱包材の処理、ガジェットたちの再配置で時間を要してしまい、結局半日くらいかかりました。
ちなみに、椅子はIKEAの「LÅNGFJÄLL(ロングフィェル)」を引き続き使っています。
座って作業をしてみるとこんな感じ。まあ、至って普通の机です。
コントローラーで高さを細かく調整
コントローラーはこんな感じ。
お分かりいただけるように、1mm単位で高さを調整できるんです。昇降範囲は58〜123cmなので、ローテーブルとしても使えるし、背の高い人のスタンディングデスクとしてもOK。
コントローラーは静電容量式のタッチパネルになっていて、△や▽に触れている間に上下します。モーターは静かで、それでいてパワフル。
また、メモリー機能は4つあります。先に高さを調整した後、Mボタンを長押しすると登録モードに入り、「1」「2」「Standing」「Sitting」の各ボタンに登録します。
僕は身長175cmなので、Standingは110cmがちょうどよかったです。Sittingは隣に並べているキャビネットと高さを揃えて70.2cmにしました。
切り替えも素早い
Sitting状態でStandingボタンにタッチすると、天板がすぅーーっと上っていき、設定した110cmになります。時間を測ったら、70.2→110cmへの切り替えが11秒でした。
こんなに素早くStanding ↔ Sittingを切り替えられるのなら、心理的ハードルがなくていいですね。切り替えが面倒だったらStandingを使わない未来が見えますが、これなら大丈夫そうです。
使ってみて実際どう?
次なる皆さんの疑問は、「簡単に上下できることは分かったけれど、じゃあ実際に使ってみてどうなのよ?」ということでしょう。これはね、僕も使ってみるまで全く想像がつきませんでした。
組み立てたのは先週末。この1週間、在宅勤務やブログの執筆で使ってみました。ちなみに、この記事を書いている今もスタンディングで使ってます。
意外と筋肉を使う
当たり前かもしれませんが、座っているよりも立っていた方が筋肉を使います。パソコン作業は座って状態でしかやったことがなかったので気づかなかったけれど、同じ作業でも立ってやると筋肉の使い方が全然違います。これは確かにいいかもしれない。
気分転換になって集中力が上がる
これはプラセボ効果かもしれませんが、立ち上がることで自ずと集中力が上がるんです。座って怠けた体が、急に戦闘態勢に入るような感じ。筋肉を使っていることと関係があるかもしれませんね。眠くなってきたときに立ち上がると一発で目が覚めるので、作業効率を上げたいときはいいかもしれません。
どうやって配線した?
「そもそもどうやって配線したのか」についても書いておきましょう。とはいえ、2か月後に引っ越しを予定しているので、今回の配線は必要最低限です。なので配線を隠すのはまた今度。
とりあえず、机の上に置くガジェットの電源を取らないといけません。天板が上下に移動することを考えると、電源も一緒に動いた方が望ましい。そのため、10口の電源タップを購入し、本体のバーに括り付けることにしました。
また、FLEXISPOT E7もモーターを動かすための電源を取る必要がありますが、これも電源タップに繋いでいます。したがって、机の上のデバイスとFLEXISPOT E7の電源を電源タップに集約し、電源タップのケーブル1本だけが机から延びています。
また、コントローラーの配線は特に固定していません。ケーブルが露出している部分が短いので、そのままでいいだろうと判断。しばらくこのままで様子を見ましょう。
IKEAの引き出しユニットと並べて設置
机の隣には、引き続きIKEAの引き出しユニット「ALEX(アレクス)」を設置しています。ALEXの上はMacBookやiPadなどのガジェットや小物置き場として使っています。
机が幅120cm、ALEXが幅36cmなので、合わせて幅156cmのユニットとなりました。リニューアル前の天板は幅155cmでしたが、ALEXの上に重ねて設置していたので、全体の幅は1cmしか変わっていません。
ガジェットや小物はこちらに (要整理整頓)
以前は机の上に置いていましたが、ガジェットや小物はALEXの上に移動しました。それにしても、モノが多いですね。引っ越しまでに整理整頓しないと。
上下動の精度が高い
机とALEXとの間隔は1mmくらいで、できるだけ寄せて設置しました。
FLEXISPOT E7は上下動時に左右に揺れることが全くなく、精度がとてもいいんです。そのため、こんなに寄せて設置しても、ぶつかることはありません。
その他、机の上のモノ
作業環境をリニューアルしたついでに、この家最後のデスクツアーでも。机の上に乗せるのは最小限にしました。
- 27インチiMac
- バックアップ用HDD
- Qi充電器
- iPad mini
- iPhone
- イヤホン
- その他ガジェット・小物など
27インチiMacは2019年モデルです。購入してから2年が経ちましたが、最大限スペックを盛って購入したので、まだ現役で使うつもりです。
キーボードはHHKB Professional HYBRID Type-Sを愛用。すぐに飽きるかなと思ってましたが、もう1年くらい使っています。マウスとトラックパッドはApple純正ものです。
iMacの下にはQi充電器を設置しています。IKEAで買った「LIVBOJ(リヴボイ)」という商品で、メカメカしくなくてインテリアに馴染むのが気に入っています。
ちなみに、Qi充電器の横にあるケーブルはUSB-C PDケーブルで、MacBookの充電に使います。在宅勤務時は会社の16インチMacBook Proをこの机に置いて使うので、その電源を取るためです。
よく使うイヤホンやヘッドホンは机の上に無造作に置いています。
- AirPods Pro
- AirPods 2
- WF-1000XM4
- Beats Studio3 Wireless
→ WF-1000XM4と1か月。AirPods Proをどのように使い分ける?
iMacの横にはiPad mini 6を設置。「Majextand M」を装着して浮かせています。作業中はこのiPad mini 6で音楽を再生するので、WF-1000XM4と組み合わせて最高のリスニング環境を作っています。
ちなみに、机の下にはよく使うバックパックを無造作に置いています。引っ越し後はちゃんと置き場を作ってあげないといけませんね。
- MOTHERHOUSE Antique Square Backpack
- Aer Day Pack
今ではAer Day Pack 2に進化しているようです。気になる。
最高の作業環境を手に入れよう
在宅勤務やブログ執筆で机に向かっていることが多い僕は、1日の大半をこの場所で過ごしています。
最近は在宅勤務を導入している会社も増えているので、同じような人いるんじゃないかなあ。このような人にとって、作業環境を整えるのはとても大事なことです。
作業をしていると、どうしても集中力が途切れる瞬間が訪れるけれど、家の中で気分転換をするのにも限度があります。
使ってみて実感したけれど、同じ作業であっても、立ってやるのと座ってやるのとでは集中力が結構違います。さっと立ち上がって集中できる環境に切り替えられるのは、スタンディングデスクの明らかなメリットです。
手動のスタンディングデスクもあるし、電動であってもメモリー機能のない商品もあります。そのような商品でもスタンディング環境を手に入れることができるので、享受できるメリットは同じかもしれません。
しかし、このFLEXISPOT E7は、ワンタッチで、しかも10秒程度で、設定した高さに切り替わります。使っていて気持ちがいいし、集中力が途切れることもありません。
使っていて気持ちがいいというのは意外と重要です。このような気持ちよさは「Standing ↔ Sittingを切り替える際の心理的ハードル」に直結します。少しでも面倒だったら、最初はいいかもしれないけれど、使っているうちにきっとStandingに切り替えることは少なくなるでしょう。
それよりは、少し値は張りますが、最初から「電動」「メモリー機能」というフル機能が備わっているFLEXISPOT E7を購入するのがいいのでは?というのが、僕からの提案。
集中力が上がらない、でも集中して進めないといけない仕事がある。そんなときに、自分を強制的に集中モードに切り替えるためのツール。それが、FLEXISPOT E7だと思いました。まとまった収入があったときに、自分への投資として購入してみるのもいいかも。
FLEXISPOTにはE7以外にもラインナップがあります。詳しくは公式サイトへどうぞ。
夜はこんな感じ
ちなみに、夜は照明を落としてこんな感じになっています。家の中で一番好きな場所です。