長い梅雨が明けたのが嬉しすぎて。
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2019年、関東の梅雨は長かった。気象庁の情報によると、梅雨入りしたのが6月7日、梅雨明けが7月29日なので、実に2か月近くもスッキリしない天気が続いていたことになります。
平日に少し晴れ間が覗いていても土日になると決まって雨で、いつも気分が滅入っていました。雨の日も好きだけど毎日続いちゃうとちょっとね。
だから、梅雨が明けてからというもの、毎週のようにクルマを走らせて遠出しています。僕は数か月に一度大きな旅行をするよりも、毎週のように小さな旅を繰り返す方が好きなのです。
もちろん、遠出するときはカメラを持っているので、割と夢中になって写真を撮っています。せっかくお金と時間とガソリンを消費して訪れた場所なのだから、写真として回収しないと勿体ない。
今日は、そうやって撮った写真を紹介しましょう。
アクアラインを越えて野島埼灯台へ
「天気のいい日に走っていて気持ちいい道は?」と聞かれて真っ先に思い浮かぶのは、東京湾アクアライン。川崎側から走れば、長いトンネルを越えた先に開放感の溢れる橋を駆け抜けることができる。こんなに楽しい道は他にはないと思うのです。
また、海ほたるからの眺めもすばらしい。季候のいい時期は外のベンチに座ってブログを書きたいくらいです。通行料800円で買える、とても贅沢なひとときです。
本当は海ほたるまで行って引き返してこようか(川崎からでも木更津からでも、海ほたるで引き返すことができます)と思っていたけれど、こんなに天気のいい日は向こう側に渡りたいという気持ちを抑えることができませんでした。
アクアラインを1本渡るだけで、川崎側とは全く異なる田園風景が広がります。毎週のように訪れても飽きないと思ってしまうほどで、房総半島はもっと攻略したいですね。
房総半島の山中を小一時間ドライブしたあと、最南端の野島埼灯台へ。こんな美しい風景は後世にも残したいですね。
ここまでで1つの記事しています。他の写真もたくさんあるので、もしよかったらこちらから読んでみてください。
→ BATTABI 06|久しぶりに晴れた休日、房総半島の南端まで足を延ばす
夕焼けのアクアラインで感慨にふける
野島埼灯台を堪能して帰宅の途につくと、いくつかの渋滞に巻き込まれて夕焼けのアクアラインを走ることになりました。それがもう美しくて。ため息を飲むとはこういうことなのか。
台風の影響で強風が吹き付ける日だったからこそ夕日の光が水面にキラキラと反射して、このような美しい写真を演出してくれたかのようでした。
伊豆半島の山中を走る
ひねくれ者の僕は定番の伊豆スカイラインではなく、西伊豆スカイラインを目指して走っていました。ブルーアワーに美しい風景を見ることができると評判の、標高1,000メートルほどのその道へ。
しかし、地上は晴れているように思えても山の上は雲に覆われていることはザラにあります。僕が訪れた日もまさにそんな感じで、山の上は雲の中。50メートル先すらも見えない状況でクルマを走らせ、これは無理だと諦めていました。
そんなとき、一瞬だけ雲が途切れてこんな景色が目に飛び込んできました。
どこまで走っても雲の中で、もう今日は帰れないかもなと思い始めたときに現れた、一筋の光。心が救われるようでした。
あとは少し山の中を走って、東名高速のいつもの渋滞に巻き込まれて、自宅まで辿り着きました。ちょっとした冒険をしてきたかのよう。
山道を越えて山中湖へ
山中湖に向かうには、南の御殿場方面から行くか、それとも北の河口湖方面から行くか、という2択に迫られると思います。が、実はもうひとつ、東の相模原方面から向かう道があります。
それは通称「道志みち」、国道413号線です。ワインディングが気持ちいい、運転していてとても楽しい道。
その道を越えて山中湖に辿り着くと、富士山は雲に覆われていました。仕方がないので、晴れていた小田原方面を写真に収めます。これこれでいい写真が撮れたと思う。
奥多摩湖から周遊道路へ
奥多摩湖のすぐそばから「奥多摩周遊道路」という山道が延びています。夜は通行止めになってしまうので星空とかは撮りに行けないけれど、昼間はドライブにもツーリングにも向いている道です。
その途中にはいくつもの駐車スペースがあり、のんびり景色を楽しむことができます。
山の天気は変わりやすいから、この日はどんよりとした曇り空で、時折雨もぱらつくような悪天候。しかし、その天気が目の前に広がる山々に幻想的な雰囲気を与えていました。
このように、少しずつだけど関東を攻略しています。
都心で刺激的な毎日を過ごすのもいいけれど、僕はそんなことばかりしていたら疲れてしまいます。だから週末のうち1日くらいは自然のパワーをもらいに行きたい。東京の都心だけが関東の全てではないのです。
この国にはもっともっと美しい風景が広がっているはず。できるだけ多く、この目と、カメラのイメージセンサーに焼き付けたいと思っています。