フィルターを越えた先にあったものとは…!
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ドラム式洗濯乾燥機の「U04エラー」
パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「Cuble」を使い始めて3年半ほどが経ちました。僕が使っているモデルの場合、洗濯〜乾燥まで、通常であれば3時間半、洗濯物が多ければ4時間半かかります。
そのため、最近のルーティーンは、「1日分の洗濯物を就寝前にぶち込んで、翌朝に起きたときには乾燥まで終わっている」という感じにしています。そうすることで、3時間半かかろうと4時間半かかろうと関係なく、翌朝に起きたときには爽やかな気持ちで乾いた洗濯物を迎えることができるのです。
通常であればブザーとともに洗濯〜乾燥の全工程が終了しているはずなのですが、乾燥終了後に「U04エラー」が出ることがあります。パナソニックの説明によると、このエラーは
「U04」は乾燥フィルターの目詰まりを知らせるエラーです。
とのことなので、基本的にフィルターを掃除したり水洗いしたりすれば解決します。
乾燥エラーが頻発し、時間がかかるように
しかし、使い始めて2年程度が経った頃から、この「U04エラー」が頻発するようになってしまいました。最初のうちはフィルターが汚れているのかと思って毎回水洗いするようにしていましたが、なぜかそれでも発生するのです。
エラーは出ているものの、一応乾燥まで終わらせてくれているし、実質的には問題ありませんでした。サービスマンを呼んで見てもらったら2万円くらいかかりそうだけど、洗濯乾燥機としてのミッションは達成している。だからまあいいや。
そうやって、しばらくほったらかしにしていたんです。でも、事態はさらに悪化していきました。
翌朝になったら「U04エラー」が出ているだけならかわいい方で、翌朝になっても乾燥が終わっていない状況にたびたび遭遇するように。通常なら3時間半〜4時間半で終わるはずだから、さすがにおかしい。
乾燥を止めてみると、洗濯物はしっかりと乾いていて、いつもよりホカホカになってしまっています。つまり、乾燥機能自体は問題なく動いているのに、乾燥の度合いを検知するセンサー(?)がおかしくなっているように思えました。
また、考えてみると、洗濯物は5〜6時間もずっと温風に晒されているので、傷むスピードも速くなるはず。ちょっとまずい状況なので、なんとか元に戻したい。でも余計なお金は払いたくない。その狭間をさまよっていたんです。
フィルターを超えた先にホコリが蓄積…?
ある日、ふと気づきました。
フィルターはきれいなのに、目詰まりを表す「U04エラー」が発生している、という状況証拠をもとに仮説を立てると、
フィルターを越えた先に乾燥の度合いを検知するセンサーがあり、そこがホコリで覆われている
のではないかと。
確かにフィルターはこまめに掃除しているけれども、ホコリがフィルターを越えて流れていくのは想定していなかった。だから、その先に行ってしまった細かいホコリがセンサーを詰まらせることで、毎日のように「U04エラー」が出たり、翌朝になっても乾燥が終わっていなかったりしたのでは…?
フィンにこびりついたホコリが
仮説を検証すべく、二重になっているフィルターを越えた先の経路をライトで照らしてみました。すると、うっすらと銀色に光る金属っぽいものが見えたんです。それが、エアコンなどでよく見かけるフィンに見えました。
でも、フィンの全体を見ることはできませんでした。よく見えないけれども、やっぱりホコリがこびりついているのでは…?
取り除きたいけれど、フィンだから指や棒で触ると変形しそう。でも掃除機が入りそうな場所ではない。じゃあどうするか。
考えた結果、エアダスターを使いました。
エアダスターには可燃性のガスが入っています。よく換気をしながら、洗濯機の電源を切って使ってください。
一吹きしてみると、大量のホコリが舞い上がります。と同時に、隠れていた金属製のフィンが徐々に姿を現しました。やっぱりこれ、フィンだったんだ…!
乾燥エラーが皆無に
その後、2週間ほど使っていますが、
- 「U04エラー」が発生することも
- 翌朝まで乾燥が終わっていないことも
一切なくなりました。
やっぱり、仮説は正しかったようです。フィルターを越えた先にあるフィンが、乾燥度合いを検知するセンサーだったみたい。
ここ1年ほどずっとモヤモヤしていたものがなくなり、やっと気持ちよく使えるようになりました。フィンのまわりも定期的にメンテナンスした方がよさそうですね。
ドラム式洗濯乾燥機のメンテナンスとしておすすめなのは、
この4つです。どれもおすすめのメンテナンスなので、やったことのない方は試す価値あり!ですよ。